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電話のモジュラー端子について
モジュラー端子を見ると6芯まで対応しているようですが、一般電話では2芯しか使わないですよね? どんなときに4芯や6芯を使用するのでしょうか?? (もしかしてISDNは4芯??) ちなみに2芯の意味は「上り」「下り」でよろしいですか? となると基数本はあり得ない?? 初歩的とは思いますが、全然分からないので宜しくお願いします。
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まず芯の本数ですが、 2線式電話は2本。4線式電話は4本、 交換機能つきのものは6本、または4本です。 普通の電話は2線式です。 信号を伝送するのには2本の電線が要りますから、 行き、または帰りしか送れないような気がしますが、 バランスをとることで両方向に送っているのが2線式電話で、 世界中の電話機はこの方法をとっています。 世の中にはブリッジという便利な回路があり、 ある方向からある方向には信号が通るが 別の方向から別の方向には通らないということができます。 2つの電話機のマイクもスピーカーも電話線にぶら下がっているとして、 片方のマイクから音声信号を送ったときに その電話機のスピーカー、相手側電話機のマイクには信号が行かず、 相手電話機のスピーカーからだけ、音が出るようにしているのです。 ただし、この方法はロスもあります。 ブリッジは、バランス回路なので バランスを取る為の回路が必要で、ここがロスを出すのです。 で、単純に送るのが4線式電話です。 これは、行きと帰りを分けています。 普通は使われていませんが、専用線では良く使われます. 普通使わない理由ですが、電話線が倍必要となる事以外に パラ接続ができないことも挙げられます。 つまり、特別な回路無しに3台の電話を同時につなぐことが できないのです。 ある電話にとって送りの信号を、他の2台の電話機が 受けの信号として受けると この受けとしている2台の電話機同士は通話できません。 これは、どちらも同じ線を同じ扱い(受け)として 使っているからです。 送りと受けがつながって始めて通話が出来るのですが この例では受け同士がつながってしまうわけです. さて、ISDNですが、日本式は高速で 送受信を切り替えているので2本です。このため、 128kbpsの信号を伝送するのに320kbpsを必要としますし、 光の速度(=電気信号の速度)が有限であるため、 電話局から7kmを超えると時分割ができなくなりますから それより遠いところにはISDNはつながりません。 また、DSU以後は配線は8本ですが、実質は4線式です。 ちなみに、海外は普通の電話と同じバランス式が主流です。 だから、日本用DSUは海外では使えません。
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- kenkenda
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モジュラー端子には大きさも数種類あり、2P、4P、6P、等々あります。 一般の場合(電話)の場合には(公衆回線)は2線で通信可能です。交換機の場合には4線タイプで使用する場合もあります。 もちろん極性もあります。極性を間違えるとつながらない場合もあります。(INSも) LANケーブルの場合には、もう少し複雑になります。 さほど難しいことではないのですが、施工的には順番、色、に定めがあり、それに従っています。 仕様は各種の勧告書に従っています。 このくらいでよいでしょうか。
お礼
コメントが遅れてすいません。 通常は2線ですね。 調べているうちにいろいろ分からないことが出てきたのですが、 この質問の内容とかけ離れてしまうのでまた別の機会に質問させていただきます。 ありがとうございました!
- tosishun
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>2芯の意味は「上り」「下り」 についてなのですが、電話線の場合は、L1、L2という呼び方をして プラス或いはマイナスなどの明確な極性は無いと思います。 少し記憶があやふやで申し訳ないのですが ベル(リンガー)の鳴った時か、受話器を上げた時かのどちらかで 今までの極性が反転したはずです。 ISDNの2回線、或いはダイヤルイン等の2回線、などの事は ID信号によるもので、いうなればソフトウェア的なものです。 ハードウェア的に回線が二つ有る、と言う訳では有りません。 http://member.nifty.ne.jp/nahitafu/mame/mame5/isdn.html http://www.hi-ho.ne.jp/yoko32/Myhome/johoka/faq/modulerjack.html http://www.google.com/search?num=50&lr=lang_ja&q=電話線%20L1%20L2
お礼
ご回答有り難う御座います! なるほど。 回線の種類がソフトウェア的な事であることは分かってきたように思います。 極性が反転、と言うことはやはり2本の線が1対(2芯・4芯・6芯)で存在しているのでしょうか? となると4&6芯はどんなときに使用されるのでしょうか?? ありがとうございました!
- arumagiro
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>ISDNは2回線使えると思ったのですが2芯で2回線とは不思議です。 アナログ電話も、ISDNでも音声信号を電気信号に変換して送るという点では同じです。 しかし、その方式が異なります。 アナログ電話回線・・・アナログ信号 ISDN電話回線・・・・・デジタル信号 と簡単にいうとなります。 この時それぞれの回線でどれだけの情報が送れるですが、この情報量はbpsでよく表現されます。 bpsは1秒間に送れるビット(0か1の情報の単位)の数です。 アナログ回線では、およそ60Kbps弱ぐらいで、 ISDN回線では150Kbps弱ぐらいです。 (一般のISDN回線の場合ですが) ISDNでは音声だけだと余裕があるので、これを3つのチャンネルに分けています。 ・Bチャンネル・・・64Kbps ・Bチャンネル・・・64Kbps ・Dチャンネル・・・16Kbps このうち、Bチャンネルを通話用として利用します。 ですので、同時に2回線分使えると言う事になります。 ちなみにISDNでも企業向けなどはBチャンネル23+Dチャンネルといった物もあります。
お礼
いろいろご丁寧にありがとうございます。 理解できてきましたが、まだまだ分からないことがたくさんありますので 調べてみたいと思います!
- acacia7
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上り、下りというよりは。 「信号線」と「アース」じゃないでせうか。 電話の信号の2本以外に使う場合の規定は良く存じ上げないのですが、 アース1本に対し、信号線2本という使い方ができないわけではないと 思うので、奇数本の利用は絶対ないというわけではないと思います。
お礼
ということは3芯や5芯も有る訳ですね。 アースが必要なので単芯は無いですよね。 ご回答ありがとうございました。
- arumagiro
- ベストアンサー率27% (408/1468)
>どんなときに4芯や6芯を使用するのでしょうか まず、ISDNの場合も回線では2芯ですよ。 後の線は家庭用でよくあるのはドアホン対応電話などでは、ドアホンに使用されたり、ホームテレホンでは制御線などに使用されます。 PBXなどの交換機を使用した、会社などにある内線電話なども使用されますね。 >ちなみに2芯の意味は「上り」「下り」でよろしいですか? どちらかと言うとプラスマイナスという事かと思いますが、いかがでしょうか。 >となると基数本はあり得ない?? 何が基本かはわかりませんが、モジュラーの規格的には6芯まで使えると言う事かと思いますが。 ちなみにRJ-11と呼ばれ似た形状にLANのモジュラーがありますね。 こちらはRJ-45と呼ばれ10芯まで使用できますが、この場合も実際の使用は4芯だったりしますが。
お礼
ありがとうございます。 ISDNは2回線使えると思ったのですが2芯で2回線とは不思議です。 (すいません無知で) 基数本は奇数のタイプミスでした。 どうもすいません。 勉強になりました!
お礼
コメントが遅れてすいません。 大変分かりやすく有り難う御座います。 仕組みが何となく分かってきました。 tntさんのコメントを見ていて海外の通信事情も興味がわいてきました。 またいろいろ調べてみたいと思います。 ありがとうございました!