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ユダヤ人の迫害について
ユダヤ人は、ドイツのナチスに民族浄化される 以前から迫害されていたと聞いています。 迫害していたのは主にキリスト教徒だと 思うのですが どうしてユダヤ人は迫害を受け続けていたのですか? 私たち日本人は、神とうには、血生臭いものはないし、 仏教では、そもそも殺生を禁止されています。 (戦国時代は、武装してほとんど武士僧兵がたくさんいましたが) ユダヤやキリストの人たちは、どうして対立したのか? またどうして血なまぐさいことが好きなのか? よろしくお願いします。
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>私が、一部を取り上げて全体を見ないのはいけないといっているのは、そのサンプルが例外的である場合です。 現代のイスラエルや、そこでのユダヤ教は、ユダヤ人全体から見れば少数派ですが、例外的かそうでないか、というのは、切り口によりますから、少数派=例外的だと決め付けるつもりはありません。ただ、サンプルと全体の関係を知らないままにサンプルを選んで、そこでのユダヤ教を考えて、それでユダヤ人全体をわかったつもりになったら、そういうのを「部分を見て全体を見ない議論」と呼ぶのでしょう。運良く全体と合致するサンプルだったら、全体を見ていなくても、答えは正解です。 >ユダヤ教を考える上でイスラエルは、外せないでしょう。むしろイスラエルと言う国を論議から外すと本質がみえなくなります。 いくら少数派だとは言え、イスラエルの存在は、現代のユダヤ人社会に非常に大きな影響を及ぼしていますから、現代のユダヤ社会を考えるのには不可欠だ、という意味であれば、全く仰る通りです。私は『ユダヤ教徒=イスラエルと考えても間違いではない』というのは、間違いとまでは言えなくても、全体を見ずにそうは決め付けられない、と言う意味で申し上げました。 ただ、マスコミで流れるのは圧倒的に現代のイスラエルである一方、ナチス以前の迫害は当然イスラエルが出来る前のもので、中世に至っては、シオニズム運動と呼べるようなものはまだ生まれていないのですから、そこでの出来事の原因を知るのに、現代の出来事を主に流すマスコミに頼ろうとするのは、最初から的をはずしているように思えてなりません。質問者の方の知りたいのが、現代のイスラエルではなくて、過去の迫害の理由なのであれば…。それでも本質が見えたら、運が良かったって事でしょうか…。 ところで、『一神教では、お互いの考えを相容れないから、衝突が起きるのはわかるのですが、ユダヤ教徒が特にとうして迫害されるようになっているのかがわからないのです。』というのは、合理的な疑問の持ち方だと思います。イスラム教徒とユダヤ教徒の関係がそれ程悪くなかったのだから、何が違う理由があるのではないか、と考えるのがまっとうですよね。でも、それと同じ考え方で、『選民思想』が、いくつもあるだろう理由の中で唯一述べられるべきもの、というのには疑問は持ちませんか?イスラム圏のユダヤ教徒だけ、選民思想がなかったのでしょうか?『閉鎖的でとけこまなかったから』というのを理由にするのなら、イスラム圏では『開放的で溶け込んだ』のですか?もし、そうなら『溶け込み具合の違い』について、どう考えられますか?同じユダヤ教徒なのだから、その違いは、基本的には、ユダヤ教をいくら知っても、わかりません。まして、現代のイスラエルを見ても、仕方がありません。(宗派が違う、というのなら別だが、尚更、現代のイスラエルを見る意味は無く、現実に中世ではどのように教義が違ったのか、と考えなければならない。)「ユダヤ人が横暴だから」というのも、全く同じです。現代のイスラエルを見て、結論めいたものを出す前に、考えるべき事はいくらでもあるように思います。 このサイトは、質問に回答する場所で、誰かを説得する場でも無いし、ユダヤ人の好き嫌いを発表する場でもないと思っています。(勿論、個人的な感想を仰られるのは全く自由です。私がしないだけです。)ユダヤ教徒と迫害した側とどちらに『責任』があるか、って事にも興味は全くありませんし、ご質問もそうは読めません。どういう結論に達するかも、完璧に回答者の自由です。ただ、自ら指摘されたように、「イスラム圏では似たような事(or程度で)迫害が起きなかった」というのは厳然たる事実ですから、ユダヤ側だけを見ていても、どうやっても真実の原因には辿り着かない、というのは自明の事に思えます。もう少し広い眼を持って、考えられたらどうでしょうか?「一部を見て全体を推測する」ような結果にならない為に…。それだけ申し上げておきます。んじゃ!
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- esagakari
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現在よく聞く「パレスチナ問題」についてはご存知でしょうか? とても歴史が古く、各民族の解釈によって見方は様々ですが、古くは元々パレスチナ人の住んでいた土地をイラク人が奪ったことが発端となってます。エルサレムはキリスト教にとっても聖地なので何度かキリスト教徒が聖地をとり返そうという大義名分のもと、侵略を試みた時代もありました、特にその中で十字軍の話は有名ですが他にも様々な民族間での争いがありました、もちろん戦争であったため迫害も必然的にあったようです。当時はパレスチナの事もあり、ユダヤ人側を狡猾な侵略者というイメージで捉えていた民族も少なからずいました。ちなみにナチスドイツの元、民族浄化がこれほどスムーズに行われたのもユダヤ人を侵略者とみるものが多かったためという意見もあります。 現在も続くパレスチナ問題はとても根深く、日本の教科書や一部の民族の見解で片付くように簡単ではありませんので、興味がおありなら先入観をもたずに一度ネットや文献で調べてみてはいかがでしょうか?
お礼
その土地争いですが その土地からなにか鉱物資源が産出したり軍事的地政学的に大事な 位置なのでしょうか? たとえば、日本なんかは、差し迫ってそれほど大切でない 土地(島が多いが)なんかはロシア、中国や韓国に占領されていても そのままですよね。 無駄な争いを避ける知恵がないのでしょうか?
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お礼
ご指摘ありがとうございます。 宗教を考える上で、それも他国の日本人からしたら 一神教の異質なユダヤ教徒を考えるのは、なじみがないだけに結構骨が折れますね。 基礎知識がないと誤った判断や間違いをする可能性が高いのは その通りでしょうね。 たしかに、ある程度のバックグランドを勉強しておく必要性はあります(^^ゞ だだ、今現在私がここでの一連の回答から思うのは、 ユダヤ教徒やイスラエルには様々な表向きに言われている 理由(宗教学者や政治家学者達より)もそうでしょうが、結局彼らの行動や思考が「他人を思いやる気持ちがなく、自己中心的な性格」とう事につきるのではと感じています。 イスラエル人と接した日本人のまたは、他国の一般的な旅人も含めて イスラエル人の評判は極めて劣悪なものです。 (私も、彼らが現地の人に対して「これはいかん!」と感じたことは 一度や二度ではありません。ルールを完全に踏み外しています。厳密にいえば犯罪的事例も多々です) 最初の質問のユダヤ教徒だけが どうして迫害されたのか?の質問がイスラエル人批判になったのは 少々脱線ですが、これも彼らの性格ゆえの事でしょうし。 これ以上の判断は、後日勉強してから考えを進化させたいと 思います。