homisaさんへ
どもりのあなたの就職活動は大変ですよね。普通の人でも面接は緊張するのですから…、ましてどもりのあなたは心臓がバクバクですよね。
あなたのどもりは、物心ついてからと書かれていますが、私も同じように物心ついてからのどもりでした。
前回の質問文章にあった「普通に話せるだけで良いだけなのに……ただそれだけなのに……」この思いも全く同感です。でも安心して下さい。どもりは不治の病ではありません。私の克服経験からして、次に2つの条件をクリアーできれば必ず克服できます。(もちろんそれなりの努力は必要です)
条件1、歌を歌う時はどもらない。(音痴でもOK)
条件2、ひとり言をいう時はどもらない。
どうでしょうか。この条件はクリアーできますか。
今回の質問はどもりの克服法ではないので、ここまでにします。
さて、あなたの質問を整理すると
1、もう、これから、どうやって就活をやっていけばよいのですか?打開するための案が見つかりません。
2、私が輝くことはできるのでしょうか?!
の2つに要約できると思います。この2つについて次に書きます。
私がもしあなたと同じような立場にあったとしたら、次のように行動します。
行動1、あなたは質問の中で「面接の結果はやはりダメでした。第一志望だったので…
企業からは↓ような理由で不合格という結果になったそうです。
・感情のコントロールに不安を感じる
・緊張やプレッシャーに対する強さを感じる事ができなかった
・態度に落ち着きを感じられず(目が泳いでいる)、自信の無さを伺えた」と書いておられます。私は、この指摘はたいへん有難いこととして、またチャンスとして捉えます。だから、この会社にお礼と感謝の手紙を出します。感謝すべき理由は面接してくれた事、そして不採用の理由を教えてくれた事の2点です。手紙の最後は「面接官の方の健康と会社の繁栄をお祈りします。」で結びます。以後、必ず訪問した会社には面接後にお礼と感謝の手紙を出します。
行動2、今日から就職活動(主に面接)の様子を日記につけます。とりわけ面接の場面は克明・詳細に記述します。面接官が何を言ったか、それに対して自分はどう応えたか(心理面・感情面の動きも)を出来るだけ会話風にして記録として残します。
行動3、どもりというハンディがあるわけですから、就職活動は多難と予想します。不採用は当たり前と覚悟を決めます。でも面接後に必ずお礼と感謝の手紙を出すことに決めていますから、面接官及び訪問先の会社を注意深く観察します。人間にも会社にも光の面と影の面がありますが、影の面は捨てます。光の面のみを、目を皿のようにして注意深く探し出し、そして日記につけていきます。
ここまで読んでこられて、あなたは何でこれが打開策なの?と思われたかも知れません。ここに私の答えを書くのは簡単ですが、それを書くのはあなたの為にならないので書きません。ただ実践するとそれがあなたの大きな財産のひとつになることは間違いありません。
私はこの方法は有力な打開策と信じています。(実証済ですから)
あなたは「私が輝くことはできるのでしょうか?」と訴えておられますが、行動1、2、3、を実践することが輝くということです。人や物の美点を認め褒め称えることが人間として輝くということではないでしょうか。
「人や物の美点を認め褒め称える」人間を世間(神様仏様も含めて)は絶対に見捨てません。輝く光はあなたの内にすでにあります。あなたの内なる光で訪問する会社・面接官で照らしてください。あなたの精進をお祈りします。