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タミフル備蓄について

タミフルの使用量は、日本が際立って多いそうです。確かに、備蓄が必要でタミフルを買ったとしても、病院としたら腐る前に売りたいでしょう。でもタミフルの消費期限は5年。明らかに備蓄と使用のバランスが取れていないで、新型発生時に対応できないと思います。少なくとも備蓄が軌道にのるまで十代だけでなく、健康な青年層壮年層に対する処方を控えるよう、国が指導するべきだと思いますがどうでしょうか?また備蓄に向けた指導は行っていないのでしょうか?

みんなの回答

回答No.2

日本のタミフル消費の理由の一つには、インフルエンザ予防接種の実施率が低いことが挙げられると思います。 かつて、市民運動が(おそらくは不正確な知識により)公的な予防接種事業を敵視した時代があり、その後我が国では学校での集団接種をやめてしまっています。 日本のタミフル在庫が多いのは、新型発生時のために備蓄しているというより、日常、普通のインフルエンザに処方するためでしょうね。 なお、日本の医療費は他の先進国に比べて高くありません。GDPの7%程度であり、実は先進国の中では。国民総支出の中の医療費支出の占める割合が最も低い国です。(例えば米国は日本の約2倍です。) 他の平均的先進国は日本より医療にもっとお金をつぎこんでいるということですね。

yakyutuku
質問者

お礼

だからもっと通常使用をやめて備蓄するべきだと思っていました。ただNO1さんによると、備蓄は別枠であるようですね。ご回答ありがとうございました。

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.1

根本的なところで色々と誤解をされているようですが。 まず5年というのは消費期限ではなく、契約上の使用制限です。 市場で日常的に使っているのは使用制限のない通常品なので、無駄になるとかを考える必要はありません。備蓄用は5年間のみという条件の代わりに安くなっています。で国・地方自治体がそろえているのはこちらの方です。この制限付きタミフルは通常には利用できませんので、使用されているのは通常品のほうです。ですのでバランスが取れていないという論拠がちょっと意味が分かりません。 ※この制限(=5年後に廃棄)というのはそれはそれで問題なのですがその話は割愛します。 現在の計画では、予定量2500万人分は国と地方自治体で8割を備蓄(これが制限品)して、市場では残り2割(通常品)と見積もっています。当初の計画ではこの割合は逆でしたが、要は流通に大量の不良在庫を抱えさせることを強制する法律というのは憲法違反にもなりますから、政府が主導で備蓄することにして、流通にはちょっと多目にもっておいてねということにしたわけです(通常品タミフルは毎年1000万人分ぐらいは使われているそうですが)。まぁそれが言ってみれば指導といことになるでしょうか。 ちなみにこの指導にしても病院というよりはメーカーや卸に向けてのものです。病院は限りなく消費者に近い小売でしかありませんから、精々タミフル用の棚を一つつくる程度の備蓄しかできようがありません。 質問者さんの主張としてはこの流通分の枠をもっと増やすべき、そういう法律でも作るべきというそういうことになるのでしょうかね。ただその主張にしてもこれらのことを把握した上でのことなのかがよく分からないので、できましたら補足お願いします。 ついでにタミフルの使用量は、日本が際立って多い根本の原因は、日本の際立って高い保険医療システムが原因です。その辺の一般人でも専門医に気軽に診てもらえ、高価な薬が公的保険のもとで一般人の手の届く低価格で買えるという構造があるからです。日本の病院が特殊なのではなく、日本の保険制度が特殊なのです。 http://www.asahi.com/special/051102/TKY200511110407.html http://j.peopledaily.com.cn/2006/03/20/jp20060320_58342.html http://kentapb.blog27.fc2.com/blog-entry-418.html

yakyutuku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。備蓄用と通常使用用が分かれていて、2500万人分の備蓄はあるということですか。いろいろ勘違いがあったようです。ただそれにしても、備蓄がすすんでいない国があるわけだから、日本が普通のインフルエンザに浪費するのもどうかと思いますが。ご回答ありがとうございました。