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水槽のフィルターについて!
水槽のフィルターについて質問です。 熱帯魚歴が長いわりに勉強不足で、知識が無いので教えて下さい。 十年ほど前にNISSOの 90cm のスティングレーを購入しました。 モーターには、「マスター用 SQ-05S」が2つあります。最近は、 水の吸い上げが悪くなったようで、フィルターから落ちる水も以前の ような勢いがありません。 そのせいか、掃除をしても、1週間程度でガラス面に緑のペンキを 塗ったような藻?が発生してしまいます。(以前は、1週間程度では なりませんでした) 新たに購入しようと思うのですが、NISSOのホームページ等見ると、 最近はモーターも1つ(パワーマスター915S など)のようですが、 昔の2つのものと同じろ過能力なのでしょうか? 1つの方が見栄えもよく、電気代(2つより多少でも安そう?)等も 考えると、効果があるならこちらにしても良いかな?と思っています。 それとも、やはり今と同じモーターを2つ買い換えた方が 良いでしょうか? 水槽に詳しい方、アドバイスをお願い致します。
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ご質問がありましたので、再度回答致します。 ちょっと長くなります。ご容赦のほどを。 ニッソー製品はニッソーどうこうよりも、不況中のOEM先の倒産が絡んでいまして、 工場変更により品質が変わってしまったり、サポート,修理が出来なくなった製品もあるということです。 そういうわけで、私にはちょっと評価が出来ません。 -- >ろ材に病原菌が繁殖している可能性もあるのでしょうか? 何をしたか、何をしなかったのかを含め、飼育の流れの中で判断するわけでして、エンゼルの死因までは分かりませんが... ヘドロ(汚泥)というか、バクテリアのコロニーでもあるわけですが、 これが適切な量で酸素が供給されている場合、有機物の分解に寄与します。(活性汚泥) ただ、汚泥が過剰になり酸素の供給が途切れた(目詰まり)場合、 嫌気環境になってしまって、好気性のバクテリアによる濾過が行われないデットスペースとなります。(余剰汚泥) そのデットスペースとなった嫌気環境は、病原菌にとって都合がよいようで、 普段は何ともなくても、ろ材清掃時などに、病原菌が水中にばらまかれて、魚が病気になることがあります。 このような病気が起こった状態でも、アンモニア,亜硝酸は検出されないことが多く、(つまり硝化作用で言う濾過は問題ない) 目詰まりでデットスペースが出来て、濾過能力が落ちたと結びつけるわけにいきません。 目詰まりで、酸素を含んだ水流が通りにくくなると、病気の発生原因となるらしい... 程度に理解すれば良いのではと思います。 バクテリアの繁殖に有効となる表面積や目詰まりのし難さ,掃除のし易さ,ご自身の性格などを考慮して、 自分なりにトラブルの出にくい飼育スタイルを確立していくわけで、これが正しいというわけでもありません。 -- 外部フィルター派の多い理由は? (冗談半分ですので、参考程度に留めてください。) オーバーフロー式を除いて、環境の安定性や濾過能力の高さで言うと、底面フィルター(ろ材の量が圧倒的)がずば抜けています。 ただし、底面フィルターは扱いを間違えると、病気の温床となる可能性も秘めていますから、 バランスを見極められるベテランはともかく、誰にでもお勧めはし難いのです。 特に、水質が凄く安定しますので、それに安心してしまい、管理を怠ると一気に崩壊がありえます。 管理を怠ったときの、底面フィルターの崩壊の仕方もまた派手です。(笑) そこで、外部フィルターなんですが... 大半の方が飼育で悩まされるのが、病気やコケの問題だと考えます。 コケを抑制するには、水中を貧栄養化すれば良いわけです。 貧栄養化するには幾つかの方法があり、「餌の量を抑える」「水替えをする」「水草に吸収させる」です。 水替えは水質を変化させ、魚にストレスを与えるデメリットもあり、 (単純に見えて、水替えの仕方,加減は、飼育ノウハウのキモ) 最も理想的なのが、水草に吸収させることです。 よく見かけるお飾り程度に水草を入れるのではなく、底床全面に近いほど水草を密植させて、水中を貧栄養に保ちます。 (肥料は主に底床に注入、根のないコケは栄養を利用できませんよね?) 何も水草水槽にしようというわけではなく、管理が簡単かつ成長の早めの水草(成長量=浄化量)を選べば 設備的にも、光量が少なすぎると拙いというだけで、大したものは不要です。 CO2強制添加なし,中性付近で成長,光量は2灯式で十分という種類を使います。 後景に抜き差し容易な有茎種、前中景には細々したものではなく、ブリクサショートなど管理の楽なものが良いです。 それに加えて、水流の強弱を上手く制御することで、コケの繁殖条件を崩し、水草有利な環境を作り出します。 水槽全体に適度な水流を作り出すことで、(水草が沢山あれば)かなりコケは抑えられます。 ただ、上から光を当てますので、ガラス面のコケは多少出るかもしれませんが、 このようなコケの除去は簡単ですし、貝の数匹で十分賄える範囲です。 魚のストレスを緩和し、繁殖を有利にするため、正面ガラスのコケだけしか除去しないというのもアリです。 また、水草を植えることで微生物の生態系が複雑化し、上記と合わせて、やっかなコケを封じ込めることが出来ます。 全部なくなるとはいかなくても、悩まさせることはないはずです。 次に、病気の面でも、エーハイムなどは半透明の容器で、目詰まりの状況が目視できますから、予防し易くなりますし、 メンテナンスもそれほど面倒なわけではありません。 吸着ろ材は常時使用するものではありませんし、ストレーナーにカバーをしておけば、年に何回も開けることもないでしょう。 (一時的に、吸着ろ材を使う場合、別に外掛けフィルターを使うと楽) どちらかというと頻繁にろ材を弄る方がデメリットも大きいわけで... 水草による浄化(照明の制限)や水流の制御,底床の掃除などを考えると、 今は、外部フィルターが高嶺の花で手が出ない時代どころか、価格的な差(中のろ材の性能を含め)もさほどありません。 外部フィルターは、管理上、色々と使い易いと言うことですね。 もちろん、有茎種を引っこ抜いて、ガガッと底床掃除するのが苦でないなら、底面フィルターだって使い易いです。 上部フィルターがメリットになる顕著になる状況は、水草による浄化をハナからor補助的にしか期待しない、 水を汚す大型魚や水草を食べる魚(金魚など),海水魚などに対して、溶存酸素量の豊富さによる濾過能力の向上を図る場合です。 (ろ材がデフォルトのままでは能力を生かし切れませんが...) この場合、水替えによってコケを予防します。 飼育水と新しい水の水質を近づけるように注意(調整)して、水替えしないといけないですね。 まあ、維持の仕方により、色々な手法がありますし、正解というのはありません。 外部フィルターを勧める人は... ・昔、高価な外部フィルターに手が出ず、涎を垂らして眺めていた...とか。(笑) ・水槽の本数があり、いちいち手を掛けていられない...とか。 ・フル装備の水草水槽を目指すため、外部以外にありえない...とか。 ・勧める人が多いから、なんとなく...とか。 そんなところではないでしょうか? エンゼルの繁殖くらいなら、水草で貧栄養に保つ方法は有効ですよ。 私の師匠が昔から底面フィルターと水草の組み合わせで、大量のエンゼルやグッピーを繁殖,販売させていた人ですし... 恐らく師匠なら、外部はちょっとしかろ材が入らないから、底面の使い方を学べ...とか言って譲らないでしょうけど。
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- kappasan_jp
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St_bk_0816さん、みなさん、こんOOは。 上部でも外部でもそれぞれメリット、デメリットがありますので飼育者の判断でいいと思いますが、ろ過能力という点で見たらろ材のたくさん入る方という回答になります。特に上部フィルターでは目詰まりなどで水の流れが滞ってろ材は入っていても有効に機能していない部分が発生しやすく、その分ろ過能力が落ちます。それを補うためにレイシーなどは大型の上部フィルターを販売しています。ただ、ガラス水槽ではレイシーなどはお勧めできませんので、大型のろ過能力の高い物を選択可能という点から、私としては単独使用であれば外部フィルターを勧めます。別に90cm水槽だからといって90cm用しか使ってはいけないわけではありません、120cm以上用などもっと大きい外部フィルターを使用してもいいのですから。 もっといい方法は小型のものでもいいので複数のフィルターを使用することです。全体でその水槽のろ過能力が足りていればよいです。複数あるとメンテナンスを時期をずらして行えば全体でのろ過能力の極度の低下が防げます。 ろ過能力が落ちていたとしても上部フィルターをそのまま使用し、外部を増設して過能力を補いましょう。その上で皆さんのアドバイスどおり薬を使って藍藻を駆除されたらどうでしょう。薬を使うとどうしてもろ過バクテリアも影響を受けろ過能力が落ちますから。
お礼
追加の回答、ありがとうございました。 ろ過能力だけを考えると、外部フィルターの方が良いんですね。 >もっといい方法は小型のものでもいいので複数のフィルターを使用する >ことです。全体でその水槽のろ過能力が足りていればよいです。複数あると >メンテナンスを時期をずらして行えば全体でのろ過能力の極度の低下が >防げます。 なるほど、複数のフィルターを使うことで、メンテナンス時期を ずらすという手がありますね。今あるのも、昔ほど吸い上げ能力が ないとはいえ、動いている訳だし・・・ 検討してみます!!
- bellena33
- ベストアンサー率56% (459/818)
皆さんの補足的な事柄ということで。 昔のニッソーはともかく、今のニッソー(民事再生法適用後)は良く分からないので、モーターについては言及を避けます。 技術者も他社に流れちゃってますしね。 濾過能力については、水流,水温,溶存酸素量,pH,ろ材など様々な要素が絡んで来ますので、 時期や状況によってかなり変動し、面倒な実験をしてみないことには言及できません。 そして、実験をメーカーすらやっているかどうか、疑わしいと思います。 環境によって大きく変動する以上、実験室のデータなんぞ、大した意味がないとも言えますから。 ともあれ、フィルターに期待するのは硝化作用ですし、年間を通じて亜硝酸が計測されなければ良いわけです。 従って、目詰まりしてバクテリアの住み着くスペースが減ったとしても影響を受けないように、 必要より遥かに上の濾過能力を持たせてあるのが普通です。 第一、亜硝酸が蓄積するほど濾過能力が足りなければ、魚が死んでいますしね。 濾過を強化したところで、さほど意味がないと私は考えています。 むしろ、フィルターで重要なのは、目詰まりが起こり、好気性の硝化細菌が死滅したスペースに、 嫌気性の病原菌などが繁殖して発生する病気を防ぐことだと思います。 つまり、濾過の強化,増設は(大型魚なら濾過不足ということもあるものの) 汚れを分散化させて目詰まりを防ぐ目的が強いです。 コケが出た,環境が悪そうだから、濾過の強化というのは、単純に強化と言うより、 水槽全体のシステムの見直しが優先でしょう。 特に、「濾過が効き出すとコケが抑制される」という濾過は、 水槽内に住む微生物が植物プランクトンを捕食するという広義の意味での濾過となり、 フィルターに期待する硝化の濾過とは少々意味が異なります。 硝化バクテリアに最適な流速があることは本当です。 が、ろ材によって水流が分散されてしまいますので、場所によって強弱ができますし、 ろ材の目詰まりの程度によっても流量が変わります。 水槽設置時は弱めに廻した方が立ち上がりが早いものの、 立ち上がった後は流速が多少強くても問題ないという見解もあり、特に能力どうこうまで私は考えません。 問題があれば、試薬に出るでしょ...くらいの感覚なもので。(汗) 優劣を付けるとしたら揚程(目詰まりで流量が落ちにくい)くらいしか見ませんね。 ついでに、上部か外部かだと、私なら外部を選びます。 底床掃除などのメンテナンスが上部はやりにくいからです。 フィルター内部は滅多に弄るものでもありませんし。 モーターが分解清掃できるクラスの上部フィルターは悪い物ではありません。 溶存酸素量の増加によるバクテリアの活性化という上部ならではのメリットはありますが、 例え上部でも夏場はエアレーションした方が結果が良い(つまり足りてない)ので、 濾過槽を広く取った方がという理由もあります。 -- なお、ペンキのようで臭いがすれば、藍藻でしょう。 臭いがなければ、栄養過多や光量過多,底床の汚れなどからくる緑藻類を疑った方が良いです。 藍藻であれば、濾過は関係なく発生します。 藍藻はコケ(藻類)ではなく細菌ですので、薬で除去できます。 というより、僅かでも欠片が残っていれば そこからすぐ増えてしまって手に負えないため、 薬で除去すると言った方が良いでしょうか... 薬は、グリーンFゴールド顆粒を1/2の分量で1~2日置いて、換水と一緒に吸い出します。 水草に影響はありますでの、水草を軽く薬で洗った後、バケツに除けておきます。(それで枯れるならそれまで) その後、1日おいての換水を2~3回繰り返して薬を薄めた後、最後に活性炭で残った薬を除去してやれば完璧です。 薬による藍藻の除去は、以前は裏技扱いされていたため、お店の人が知っているかどうかは不明です。 アルバイトさんも多いですし、ペット関係ではお金儲け優先の経営者も多いですので、 商品をよく売る店員さんが歓迎され、知識のある店員さんが冷遇されている(いない)ことがあります。 そういうところは、かなり適当に変わりの商品を勧めますので注意して下さい。
お礼
回答ありがとうございました。 民事再生法適用後って、今、ニッソーってあまりよくないんですか・・・?(^^; bellena33さんの回答で特に次の >むしろ、フィルターで重要なのは、目詰まりが起こり、好気性の硝化細菌 >が死滅したスペースに、嫌気性の病原菌などが繁殖して発生する病気を >防ぐことだと思います。 が気になりました。実は、エンゼルフィッシュをずっと飼っており、 産卵などして十数匹くらいまで増えた時期もありました。かなり、固体も 大きくなって。それが、昨年の後半から、1匹、また1匹と死んでしまい 今は3匹程度になってしまいました。寿命かと思っていましたが、 もしかして、ろ材に病原菌が繁殖している可能性もあるのでしょうか? また、bellena33さんも外部フィルターをお勧めですか・・・外部を 勧める方が多いですね。 藍藻対策で、グリーンFゴールド顆粒をさっそく試してみたいと思います!
- kappasan_jp
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St_bk_0816さん、みなさん、こんOOは。回答の追加です。 増設の外部フィルターが60cm用でもいいと書きましたが、それはあくまでも既設の上部フィルターのろ過がある前提での話ですので誤解のないよう。外部フィルター単独ではもちろん90cm用以上の大きいものでないと難しいと思います。 また、既設の上部フィルターですが、ろ材が純正のマットを使用されているのであれば、目の粗いマットをはずしてそのスペースに粒の小さいセラミックろ材(エーハイムのサブストラットやクリオンのモノボールなど)をいれて上に白色のマットを敷くようにしてみてください、それだけでもろ過能力はだいぶ上がると思います。ただし、余りたくさん入れすぎると重くなるので荒目マットのスペース分程度までいれてお試しを。 後、”緑のペンキを塗ったような藻”が発生する水質が悪い水槽と私は表現しました。藻は水中の養分と光がないと育ちません。ろ過能力が上がれば水中の養分はある程度分解され、藻の発生を抑えることはできます。ただ、他の方も書いてある通り、ろ過能力だけでは藻を語ることはできません。特に直射日光が水槽に当たっていてはどれだけろ過しても藻は大量発生しますし、フィルターがどれだけろ過を行っても水換えの頻度や量が少ない、餌を大量にあげている、過密飼育をしているなど他の要因でも藻の大量発生を引き起こすので水槽の環境をチェックしてみてください。
お礼
ANo6.7と回答ありがとうございました。 みなさんの回答を拝見していると、自分の勉強不足がお恥ずかしい 限りです。 なるほど、ろ材は本来多ければ多いほど良いわけですか。また、 ニッソーはガラス製のため、ろ材の重さに限界があることも知りました。 購入した時、店員さんの対応がよく、組み合わせを考えてもらったまま でしたが、他にもいろいろな種類や製品があるんですね。 レイシーとは他の方の回答にもありましたが、良いメーカーなんですね。 現在のろ材を増やすには重さ的に危険なので、外部フィルターで補う という意味ですね?+αだから、60cm用でも良いと言うことですね。 なるほど・・・ ちなみにですが、同じ90cm用の上部フィルターと外部フィルターを 併用せず単独で使うものとして比べた時に、どちらが優れているので しょうか? また、ろ材を変更するだけでも、効果があるかもしれないようですね? まずは、そこから変えてみようかとも思っています。
- kappasan_jp
- ベストアンサー率46% (106/226)
St_bk_0816さん、みなさん、こんOOは。 ニッソーの上部フィルターはどれも五十歩百歩です。新型のほうが多少改良されてはいると思いますが、所詮ガラス水槽に載せる上部フィルターですから、おのずと大きさや重さが決まってきます。 レイシーという会社の上部フィルターを見たことありますか?ニッソー製よりかなり大きく高さもあります。大きいと言うことはそれだけたくさんのろ材を入れられるわけで、その分ろ過能力が高いと言えます。ですから、本来高いろ過能力が必要な海水魚用ではありますが、淡水で使用してはいけないわけではなく、淡水で使えば総合的な水質維持が楽になると思います。 では、なぜニッソーの上部フィルターが大きくないのかと言えば、余り大きくすると中のろ材や水で重くなり、ガラス水槽が重さに耐え切れなくなる恐れがあるからなのです。ニッソーはガラス水槽を主力商品にしているので、ガラス水槽で使えない大型上部フィルターを販売しないのです。(昔はレイシーのをOEMで売ってましたが)レイシーなどの大型の上部フィルターは重さに耐えるアクリル水槽用なのです。 ということで回答としては、”緑のペンキを塗ったような藻”が発生する水質が悪い水槽ですのでろ過能力を上げる必要があり、ろ過能力を上げるには単純にろ過材の量を増やすつまりフィルターを大きくするもしくは増設して全体の容量を増やすのがいいと思われます。ニッソーのステイングレーですから上部フィルターをレイシーなどの大型にするには危険ですので、今の上部フィルターをそのまま使用し、外部フィルターを増設することをお勧めします。外部フィルターといっても90cm水槽用の大きいのではなく、60cm用程度のもの(エーハイムの2213とかニッソーのプライムパワー20など)でもいいと思います。それなら1万円しませんし。 とにかく、ろ過能力はろ材の量でほぼ決まります。良くご検討ください。
- singura
- ベストアンサー率54% (534/988)
上部フィルターの濾過能力を上げる秘訣は、限られた濾過槽内にバクテリアの棲家をより多く確保し、全ての濾材が水に浸っている事と濾材の間を水が揺ったり流れることです。 1分間にモーターが吸い上げる量が多ければ多いほど良いというのは物理濾過の話であって、生物濾過のバクテリアが効率よく繁殖するには、強すぎては不適です。 SQ-05S→10リットル/分→1時間で10×60=600リットル×2台=1200リットル 90センチ水槽の水量:約150リットルですから1200÷150=8 SQ-05Sを2台使用すると水槽の水が1時間に8回転していることになります。 915S→14リットル/分→1時間で14×60=840リットル 840÷150=5.6 915Sを1台使用すると水槽の水が1時間に5.8回転していることになります。 物理濾過であれば明らかにSQ-05Sを2台使用した方が優れていますが生物濾過が効率よく働く水流は5回転前後と認識しておりますので、明らかに915Sを1台の方が生物濾過にとっては良いと思います。 但しシャワーパイプを交換しないといけないと思います。 この事は数十年に亘り数え切れない程の水槽を立上げた経験から気がついた私独自の理論です。 >1週間程度でガラス面に緑のペンキを塗ったような藻? このコケはおそらく藍藻で動物と藻類の中間生物で、臭いを嗅ぐと強い臭気がするはずです。以前は駆除するのに苦労しましたが、今は薬で簡単に死滅できます。 この藍藻の特徴は濾過が良くても悪くても発生し、水が新しくても古くても発生しますので、原因を濾過不足に決めつけるには無理があります。そして藍藻が発生した水槽で魚の病気が出たり、調子が悪くなることは無く魚にとっては有益なコケであることが、数人の友人達と共通した認識です。ただ飼育者にとっては汚らしく厄介なコケですね。 もし藍藻で無かったら聞き流してください。 参考まで。
お礼
回答ありがとうございました。 吸い上げる量が多いほど良いというのは物理ろ過で、生物ろ過には ゆっくりの方が良いというのは知りませんでした。 だとすると、今2機のモーターを回してますが、吸い上げが弱いので かえって生物ろ過としては、ちょうど良いくらいなのかもしれませんね?(^^; ちなみに、シャワーパイプの交換とは、どのようなことなのでしょうか? 素人考えで、フィルターから水の落ち方が昔より弱くなったため、 水槽の水に流れがなく、淀んでいるために、コケ等が生えやすくなって いると思っていました。 藍藻は、ろ過の問題でなく、水が新しくても古くても発生する んですか・・・それなら、理由がわかりました。 これには、どんな薬があるんですかね?ショップで聞けば分かりますか?
- mytanago
- ベストアンサー率47% (9/19)
こんにちは はっきり書いていなかったので、念のために書きます。 掃除というのはポンプのインペラー部分も含めてですか? 濾過能力は藻(コケ)の発生に関係はしますが、他にも餌の量や照明の強さや点灯時間、水草や肥料、底床材の有無など総合的に考える必要があります。 藻の発生=濾過能力不足ではないと思いますが… ただし、10年も経っていれば単純にポンプが劣化して水量が落ちていることは十分に考えられる話です。 以上、ご参考まで
- 参考URL:
- http://www.koketaisaku.com/
お礼
回答ありがとうございました。 インペラーとは、モーターに直結している風車みたいな部分でしょうか? もし、そうであるなら、そこも掃除しています。と、言いますか、実は 本来はするべきでは無いのでしょうけど、モーター部分を分解して少量の 油などを注したり、その他、管など全て掃除しています。 今回、私の質問が悪かったのですが、掃除をした後、今までよりコケや、 管なども汚れるのが早くなったような気がしたので(魚の量や、水槽 位置の変更などは変わっていないのに)、そこで、ろ過能力の低下→ ポンプの吸い上げ量→ろ過器が劣化→交換と考えた次第で、あくまで ろ過器の交換についてお尋ねしたかった次第です。コケは一つの きっかけであり、mytanagoを初め、他の皆様には、質問の趣旨が曖昧に なってしまったこと、申し訳ありません。 でも、コケのHPは、非常に勉強になりました。コケ対策として ぜひ、やってみます。
- mirai-ya
- ベストアンサー率27% (116/415)
吐出量が減っているとのことですが、 まずは吸い込み口が水草やゴミなどで汚れていないかご確認を。 SQ-05Sを2つ買うのも、パワーマスター915Sを新たに買うのも、 安く売っている所を探せばあまり値段が変わりませんよね。 濾過能力的なことを考えると、 吐出量と濾過層(濾材)の容量でおおよそ判断できるかと思います。 パワーマスター915S 14リットル/分 16/15W SQ-05S(1つ分) 10リットル/分 12/10W 吐出量はSQ-05Sが2つの方に軍配が上がりますが、 濾過槽の容量は915Sの方が有利のようなので、 さほど両者の能力に差はないかなと思います。 ただ、電気代節約ということと見栄えが新品になるということなどを考えると、 トータル的に915Sをオススメしたいところではありますが、 ポンプ2つ装備というのもなにかと安心感はありますね。 確かに迷いますね・・・。 どうせ新調するなら思い切ってレイシーにするとか。 お値段グーンと上がりますが能力、信頼性とも抜群です。 http://www.iwakipumps.jp/rei-sea/products/rf.html 回答になってなくてすみません・・・。
お礼
回答ありがとうございました。 吸込み口に関してですが、掃除を行った直後でも吐出量が減っています。 モーターは、つい電化製品感覚で5~10年はもつものと思って いましたが、「最近、吸い上げが弱くなったなぁ」と実感し、初めて調べ 他のいろいろなご意見を見て、以外に交換時期が早いのを知りました。 みなさん2年前後で換えているんですね? そこで、購入を検討しだしたところ915Sを知り、mirai-yaさんの おっしゃる通り、現在の物を2つ購入するのと変わりないのでどちらが 良いか詳しい方にお聞きしようと思った次第です。 でも、両者大きな差はなく、一長一短のようですね。難しい・・・? 時々、”レイシー”という言葉を耳にしていましたが、メーカー名 だったんですね?お蔭様で勉強になりました。HP、いろいろ見て みました。このメーカーは、そんなに良いのですか?オークションでも 全体的にちょっと値もよいですね ^^;
- O_K-O_K
- ベストアンサー率42% (139/328)
ろ過能力は、ろ過層の容量と、水量によって決まりますが、水量は多少堕ちても、ろ過層の容量が大きい方が、ろ過能力は高くなります。 SQ-05Sの場合、10リットル/分×2なので20リットル/分になります。 915Sの場合、14リットル/分×1ですので水量は今の方が上となります。 ただ、今現在お使いの、モーター2機タイプのろ過能力を上げる目的で、改良版として作られたのが915Sですので、ろ過能力のアップを考えれば、915Sにするのが望ましいと思います。 基本的に24時間365日稼動しっ放しのものですが、幾らの節約になるかは分かりませんが、汲み上げ排水量能力が落ちる点と、2機それぞれの電気ロスなどを考えると、1機の方がコスト的にも安くなると思います。 私も以前、同じ水槽・同じフィルターを使ってましたが、最終的には外部フィルターにしました。 見た目と性能重視であれば、密閉型で余裕のあるサイズの外部式フィルターにする手もありますが、導入コストは高くなると思います。 また、SQ-05Sであればオークションでも安く売ってますので、新品の購入価格は安く抑えられると思います。
お礼
回答ありがとうございました。 やはり、915Sは改良版でしたか。 電気代も、ちりも積もれば・・・ってことで、コスト面でも期待できる かもしれませんね。 O_K-O_Kさんのおっしゃる通り、オークションで安く売っているのを見て 検討しだした次第です。 外部フィルターですか?気になってはいるのですが、勉強不足でまだ 真剣に検討したことがありませんでした。導入コストがあまり掛けられ ない状況なのですが、今の私の状況より、断然良いですか?
- ruitarou
- ベストアンサー率44% (258/579)
現在お使いのモーター2つのタイプ(SQ-05)が1台当り10リットル/分、2台で20リットル/分 パワーマスター915(SQ-15)が14リットル/分、濾過槽容量は少し大きくなったようですが、厳密にはろ過能力は、若干落ちたように思います。 どちらにしても大差はありませんが、ろ過器の奥行きが違いますので、ろ過器を変えると蓋のサイズを大きくしないと蓋と上部フィルターの間に隙間が出来てしまいます。
お礼
回答ありがとうございました。 基本的なことを忘れていました!サイズが違いますかぁ・・・ 蓋も変えないといけなくなるわけですね? それに合ったサイズの蓋もあるんですかね? アドバイスありがとうございました。
お礼
追加で詳しい回答、ありがとうございました。 >目詰まりで、酸素を含んだ水流が通りにくくなると、病気の発生原因と >なるらしい... >程度に理解すれば良いのではと思います。 目詰まりって、けっこう気をつけなくてはいけないんですね?! 水槽内の汚ればかり気になって、目に見えない病気の発生原因にも なることを認識しました。 >バクテリアの繁殖に有効となる表面積や目詰まりのし難さ,掃除の >し易さ,ご自身の性格などを考慮して、自分なりにトラブルの出にくい >飼育スタイルを確立していくわけで、これが正しいというわけでも >ありません。 みなさんの回答を見ていると、確かに”自分なりの飼育スタイル”が 確立していますね。私も、当初購入したままの延長で、自分なりの 工夫や勉強がぜんぜん出来ていませんでした。これから、少しずつ 飼育スタイルを探してみようと思います。 (そうするとまたすぐに、疑問が沢山でてくると思います。また、 みなさん、アドバイスよろしくお願いしますね! (^^;)> ) 底面フィルター、ショップなどで売っているのは見ていますが、 優れものなんですね?でも、難しいんですね・・・ 水草がコケの抑制にも関係することを初めて知りました。水槽が綺麗に 見えるからとか、光合成により魚に良いという理由くらいかと思って いました。私は、水草の育て方も悪いらしく、今までも買ってきては 枯れの繰り返しでした。今、ようやく背景にアマゾンが育っています。 でも、やはり黒いコケで葉が汚れやすいですが・・・ 後は、ナナの小さいのが2つほど。bellena33さんの回答からは、 これでは少ないんですね。簡単なものから増やしてみます。 みなさん、たくさんのアドバイスありがとうございました。 m(_ _)m 改めて1つ1つ読み返し、参考にさせて頂きたいと思います。