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ものすごく前のドラマなのに、ビデオ屋では、新作
ヒットドラマ「ホテル」につながる、流れの一連の職業ドラマがありました。 そのうちのひとつ「新幹線初夏物語93」を息子のリクエストで、レンタルビデオ屋さんで、借りてきました。 新作ということに納得がいかず、調べたところ、今ごろになって、初のDVD化ということでした。 つっこみどころ満載加減が妙におもしろかったので、プラス100円は、惜しいとは、思いませんが、かすかな記憶では、あったはずのテーマ曲が無かったり、クレジットが一部消されていたりと、腑に落ちないところだらけです。 「ホテル」も、DVD化が今回初らしいのですが、事情をご存知のかたは、いらっしゃいますでしょうか?
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現在のドラマははじめからソフト化を前提に制作されていますが、90年以前はドラマのビデオが商売して成り立つとは考えられていなかったようです。そのため、権利関係がクリアになっていませんでした。 その状況が一変するのは、『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』頃からで、映画のビデオよりもはるか高い回転率を上げ、徐々に見直され始めました。そんな中でもTBSは全話収録のビデオ発売にはなかなか至らず、一部の話数収録ビデオでお茶を濁す程度でした。一頃はドラマのTBSといわれていたものが、その頃にはすでにフジテレビに取って代られ、話題になるドラマが少なくなっていたのも一因です。 ソフト化するためには、脚本や演出などのスタッフをはじめ、出演者、それも画面の一部にしか写っていない場合でも、クレジットに表記されていれば全員の許諾が必要になります。 しかし、時間が経つにつれ、権利者・団体もばらばらになり、それを探し出して一つ一つクリアにするのが困難になるため、古い作品ほどソフト化するのが遅れるか不可能になっていきます。 音楽も主題歌・BGMをはじめ、ワンシーンのバックに流れている音楽・鼻歌のメロディにさえ著作権がありますので、それをクリアしなければなりません。 特に海外のアーティストの楽曲が流れると、それだけで契約上の問題として差し替えせざるをえない場合があります。 それでも、最近になってソフト化されるのは、ヒット作不足で、ある程度の客層を取り込め、複数巻で発売されるソフトの需要が増えてきているためだと思われます。 昔の作品なのに「新作」として貸し出されるのは、お店によって違ってきます。ちなみにウチの近所の店は旧作扱いになっています。
お礼
パーフェクトアンサーです。 ???が全て、氷解しました。 端々に至るまで、丁寧に教えていただきまして、真に感謝です。 他の回答者様を待つまでも、ありませんので、締め切らせていただきます。 こんなコアな質問に、答えは、期待していませんでした。 より、一層うれしいです。 ありがとうございました。