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日本の選挙について
今の日本の政治を良くするには選挙制度を改善する必要があると考えています.現在の日本の選挙制度の問題点や改善策を教えてください.よろしくお願いします。
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- Welfare777
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いろいろと問題だらけなので一概にこれ!とは言えないのですが、特に問題なのは、 「議員定数が地域によって違うので、一票一票に格差が生まれる」とか、 「単純に投票率が低いので国民の意見を反映しにくい」などですね。 前者は(ちょっと無茶ですが)「全国民が全立候補者を対象に投票」などすれば、格差は減ります。かわりに、「親近感の沸かない立候補者」が増えて、投票しづらくなるのも事実です。 後者については、「面倒くさいために投票しない」方がほとんどなので(私はそう考えています^^;)、既出ですが投票所での電子投票の推薦や、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)を使うなど、様々なことができます。お金の削減にもなりますし^^ ただ、もちろん「トラブル発生時の責任対象が不明だ」、「家から出られない人はどうするんだ」などの問題はあります。 誤解を恐れずに言うとつまり、「完全は無理」です。でも、「改善」はできると思います。(一応憲法上では)国民の意見は政治に反映されるべきなので、皆でこんなふうに情報意見を共有し合って、よりよい政治へと近づけていくことはできるはずです。未来の政治がよりよいものになっていくよう、がんばっていきましょう。 他にも様々な問題がありますが、長文になってしまうのでやめておきます。まだ選挙権は持っていないので、文章については思考不足な部分もあると思いますが、どうかご参考程度に^^;
選挙に費用がかかりすぎ!EUをみならってポスターや選挙カーを廃止して、戸別訪問を可能にすればいいんです。いまだとインターネットでもアピールできますからね。 また、Jhonsonも述べている通り、インターネット投票にすればいいんです。コンビニでもできれば便利だし。でもお年寄りが投票できなくなる可能性があるので投票所を廃止しないままインターネット投票ができればいいんです。 e-taxと同じようなシステムを使えばすぐ可能です。また、投票所にも紙でなく電子投票にすればいいんです。 住民基本台帳カードの所持を義務付けて、どの投票所でもインターネットでもコンビニでも住民基本台帳カードを機械にPi!とかざして投票したい人を選べばいいだけ。投票所には投票の仕方を教えたり手伝ったりするひとを各投票所に2~10人いれば間に合います。開票もあっという間で、人件費も削減!システムトラブルさえなければいいところばかりのシステムです。
- Jhonson
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日本の選挙は政党の権力争いになっています。 国民の意見が反映されていません。 『郵政民営化』や『ガソリン暫定税率』の時の例がそうです。国民の意見なんか無視です。選挙のときだけ顔色を伺っているだけです。 だから、都合の悪いときは、二言目には『選挙で選んだ国民の責任です』の口癖が始まるのです。(選びたくも無い議員を低い投票率で無理矢理選んでですよ。また、一般人は仕事を持っているため簡単には立候補できません。金もそんなにもっていません) 日本は、直接民主制を部分的を取り入れていくべきです。現在の『議会制民主主義』は『民主主義』ではありません。国民はこれが正しいと洗脳されています。 大事な議案は国民の投票により議決するべきです。政党の意見で議決するべきではありません。(政党の意見=国民の意見ではありません) インターネットも普及してきましたし、技術的には可能かと思います。 (スイス・アメリカの一部では行われている) 以上です。少し、グチっちゃいました。申し訳ありません。
- riv20
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比例代表性の良いところは、小政党に有利なシステムのため、政治の議論に少数の意見を大きく反映することができるということです。 小選挙区制の良いところは大政党に圧倒的に有利な制度のため、国家の危機に対し、迅速な対応が取れると言うことです。ただし、そこで与党となった政党が、有能であるという保証はどこにもありません。 現在の選挙制度は、政権与党がいかに世論を国政に反映するかということではなく、いかに自分たちが議席を取るか、という発想で制度をぐちゃぐちゃにしているのが問題なのです。復活当選制、非拘束名簿方式なんて、自民党が政党内の問題を解決するのに国家の選挙制度を使うという専横なことをやるから政治がおかしくなるのです。 どんな選挙制度であっても、有権者が投票に行かない限り、政治を良くすることはできません。投票に行かない人が、選挙制度をいじって政治をよくしようというのは、お門違いです。選挙制度は、民意を反映する道具でしかなく、政治がおかしくなるのは民意がおかしいだけなのですから。 政治を良くしたいと思ったら、選挙に行くしか方法はないのです。選び方は簡単。今の状態がいやなら野党に、今の状態でいいと思えば与党に投票する、それだけです。
回答が遅くなり、申し訳ありません。 実は、小選挙区制と比例代表制の長所と短所は好対照を成しています。ご紹介します。 <小選挙区制の長所> い.政治的安定。 ろ.費用がかからない。 は.政策選択をしやすい。 に.結果がわかりやすい。 ほ.政党本位の選挙になる。 <比例代表制の長所> イ.死票が少ない。 ロ.費用がかからない。 ハ.区割り変更の必要がない。 ニ. ホ.政党本位の選挙になる。 どうでしょうか。「い」と「イ」を組み合わせ、ネガティブセンテンスを作ると、小選挙区制と比例代表制の短所がわかります。要は、「どっちもどっち」なわけです。これを折衷したのが日本の中選挙区制(正確にいえば、大選挙区制の一種)であるわけです。 小選挙区導入の当初は、「比例代表併用制」のほうが民意を忠実に反映すると言われています(この方法は、ドイツで取られています)。日本は「並立制」で、惜敗率制度もありますので、小選挙区に比重が置かれた選挙制度になっているわけです。 改善策としては、共産党は完全比例代表制、公明党や社民党は中選挙区制、自民党や民主党の一部は完全小選挙区制を唱えています。ただ、どの選挙方法についても問題はあるものでして、現行制度の評価もわからないものです。 それと、選挙制度は簡単には変わらないという問題もあります。戦後第1回の総選挙では連記制がとられましたが、すぐに戦前の中選挙区制に戻りました。中曽根内閣のブレーンである佐藤誠三郎や香山健一(ともに故人)は、「小選挙区論者は敗北した。これからの時代は個人本位の選挙になるから中選挙区がいい」と言っていました。 政治家のレベルは、国民のレベルに比例するとも言われます。東京都知事に青島幸男氏が就任したとき、西部邁氏は『文藝春秋』上で「愚民が愚者を選んだ理由」というタイトルで、オルテガ・イ・ガセットの『大衆の反逆』を援用しながら、大衆批判を行っています。私もここで一度、ほかの人に厳しい批判を浴びせています(参考URL参照)。 それでも納得したい人に投票したい場合、どんな方法があるのか。 1.小選挙区2回投票制(フランス) 完全小選挙区制。1回目の投票で過半数を得られなかったものは、次点のものと決選投票を行う。2回目のほうが投票率は高くなる。 2.大選挙区制(日本の地方議会) 全国を47のブロックに分け、人口に応じて議席を比例配分する。そこから選びたい人を選ぶ。 3.地方別比例代表連記制 全国を14程度のブロックに分け、完全比例代表制とする。その際、投票用紙には政党名と人物名を記載し、いずれかを選択し、人物投票の場合は3人まで選べるようにする。1位を取ったものには3ポイント、2位には2ポイント、3位には1ポイントが加算され、それが個人票となる。名簿は拘束式にするが、ポイントは党の票としても加算されるため、同順位の候補でも、得票を多く取ったほうが先に当選できる。この場合、無所属でも立候補できる。 などというものが浮かんできます。今の日本では、小選挙区制などなじまないと思います(イデオロギーのまったく違う自由党と共産党が共闘関係にある国会ですよ)。ですから、もっと有益な方法はいくらでもあると思います。 ただし、私はオルテガの『大衆の反逆』論に賛成です。参議院の非拘束式名簿で、自民党の幹部が「長嶋茂雄、吉永小百合、北野武で900万票稼げる」といったときは、開いた口がふさがりませんでしたから。自民党も、大衆を「愚者」と思っているわけです。 なお、teizさんの「完全公営選挙」という案もなかなかいけるかもしれません。ただし、供託金制度は必要です(泡沫候補の乱立を防ぐため)。あと、国会議員の地位については、憲法を改正しないと今のままになるはずです。 とりあえずは、こんなところでしょうか。 「政治家のレベルは、国民のレベルに比例する」ということを考えたほうがよさそうです。 さもなくば『選挙しかない政治家、選挙もしない国民』(新藤宗幸著、岩波書店)などという本が出るわけがないのですから(ご一読をお薦めします)。 なお、比例代表制について論じた本には以下があります(絶版ですので、図書館でご覧ください)。 西平重喜『比例代表制』(中公新書)
お礼
大変親切な回答ありがとうございました.それぞれの選挙制度の特徴がよくわかりました.
- teiz
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私なりの意見で恐縮ですが。 問題点 1.立候補するのに金がかかる。 2.選挙戦で金がかかる。 3.多くの選挙民が選挙に興味を持っていない。 この場合、どんな人間が立候補するでしょう。 金があって、コネがあって、選挙民の事をあまり重要視しない人間になるんじゃ 無いでしょうか。そんな人間が実際に選挙に勝って、政治をするので、ますます、 選挙民は政治に興味を失ってしまいます。(もちろん、そんな人ばかりじゃありませんが。) 私の考え 1.立候補する際の費用を国や自治体が一時負担する。 2.選挙戦の廃止。公の放送などでしか選挙活動をしない。 3.政治家の所得を大幅に減らす。つまり、あくまでも下僕であり続ける 為の措置。一度、選挙に勝ったら在任中に普通のサラリーマンの生涯賃金に 及ぶ所得を得る、今の制度はどう考えてもおかしい。給料が安くても、 選挙民から心底ありがたがられる政治家は、生涯、人にも金にも困りませんって。 どうでしょう。幼稚な意見とお思いになるでしょうが、民主主義とは そうした簡単なイデオロギーでなければならない筈だと思うのです。
お礼
回答ありがとうございます.一般人が政治家になるのは金も地盤もないしかなり難しいですね.実際の政治家の多くが2世らしいですし.
hornetさんは、今の政治の、そして選挙制度のどこが問題とお考えですか。また、選挙制度が政治を良くすると思われますか。ご一報下さい。政治社会学で卒論を書いた私から、見解を申し上げます。 なお、政治を良くしようとして、細川内閣において選挙制度を変えてしまった結果、それがが今の政治状況である、ということも忘れないで下さい。 参考文献として、下記の書の一読をお薦めします。 小林良彰『選挙制度』丸善ライブラリー、1994年
補足
私は政治社会学は学校の講義を受けた程度しか理解していないですが,素人の考えとして,よりよい社会にするには今の政治制度を変える必要がある.それができるのが政治家なので自分達が納得した人に政治家になってほしいという想いから選挙制度を改善する必要があると考えています.特に比例代表制には疑問を感じます.
大変抽象的な言い方で申し訳ないですが、選挙方式そのものも悪い気がしますし、出てくる議員のセンセイが皆そろって悪い人達のような気もします。それなりに改善をしていけばある程度は善くはなるかと思いますが、少なくとも従来の方式をとっていく以上、国民の能力以上の政治は期待できないでしょう。嘆かわしいことですが・・・
お礼
選挙方式そのものが悪いというのは,選挙ではなく抽選や任命などの他の選出方法にしたほうがいいということでしょうか?
選挙活動が原則として「不自由」といってよいほど規制されているため,有権者が知りたいことがわからないのが最大の問題かと思います。 それから日本社会はやたらと地縁血縁が重視されているので,連記制の投票を認めれば,面白い人がたくさん当選して雰囲気が変わるも知れませんね。
お礼
回答ありがとうございました.私も選挙活動の制限は少し厳しいのではと思います.
お礼
私も選挙に行くことは大変大切だと思います。投票率を上げるための工夫が必要だと思います.(たとえば、メールで投票できるようにするとか…)