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個人向け国債の利率について
平成19年3月の時点で、個人向け国債は変動型の10年ものと 固定型の5年ものの2種類が発売されていました。そして、それぞ れの利率が0.87%と1.13%。 ここで質問なんですが、どうして固定型の5年もののほうがこん なにも利率が高いのでしょうか?その理由を教えてください。 はじめは、“10年ものが変動型であるために最終的な利回りは こちらのほうが大きいのかな?”と思っていたんですが、ここ最近 の利率を見ると0.9%前後に落ち着いているようなので、どうも説 明がつきません。また、途中解約のときのリスクが5年もののほう が高いということも聞いたんですが、“そんなに途中解約する人が いるの?”と疑問に思います。 国債の利率に詳しい方、どうか教えてください。お願いします!
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10年変動型の利回りは、通常の10年国債-0.8%、5年固定型は5年国債-0.05%で決定されます。両方とも、途中売却時でも国が額面で買い取る仕組みです。10年国債のディスカウントが大きい理由は、半年変動なので金利が上昇すれば、国の利払いが膨らむ一方、金利が低下すれば、中途解約が増え、どちらのケースも国の損になるためです。そのかわり、大きなディスカウントによりバランスをとっています。(ディスカントが国のリスクヘッジとなっている。)。 投資家から見ると、金利が上昇すればハッピー、低下したら額面で途中売却して他の高金利商品に乗り換えられるため、その分相対的に低い利率を甘んじて受けましょうということ。 5年ものは固定なので、国にとってのリスクが小さいため、ディスカントも小さくていいはずです。(金利上昇時のヘッジのみ。しかも途中売却はしづらい。->下記参照) 5年物の途中解約のリスクが大きいというのは、(1)2年目以降でないと売却ができない、(10年変動型は1年後から)(2)売却時に2年分の利息がペナルティーとして差し引かれる(10年変動型は1年分)ので、途中売却をすると相対的に不利になるという意味です。しかもペナルティーは課税前ベース(100%)、実際の利息は課税後(80%)なので、2年後に売却すると実質元本割れになるため「リスクが大きい」という表現になったのでは・・ 実際に途中売却する方は少ないだろうと思います。
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- count0
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基本的にはANo.1の参考URLをご覧いただければ分かると思いますが。 10年ものの利付債の金利はだいたい1.7%、5年ものの利付債の金利はだいたい1.2%です。 個人向け国債10年は10年利付債の金利-0.80%、個人向け国債5年は5年利付債の金利-0.05%なので、結果的に個人向け国債5年の方が金利が高くなります。 中途換金する場合、個人向け国債10年は2回分の利子が差し引かれますが、個人向け国債5年は4回分の利子が差し引かれるので、それをリスクが高いと言っているのでしょう。 定期代わりに個人向け国債を買ったが当面のお金が必要になり、中途換金する人もいるのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございました。確かに“国債を中途換金する人は少ないんじゃないか”という考えは一学生の目線からの浅い考えだった気がします。count0さんのおかげでそのことに気付きました。とても参考になりました。
- masuling21
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基準となる利付き国債の利率によっているだけのことです。そういうルールなもので。 途中解約? 国債は、預金じゃありませんから、その辺は御存知なのでしょうか。国が誰かに借金した借用証書のことを国債と言いますが、、、。
お礼
ご回答ありがとうございました。国債に興味を持って 日が浅いので間違った語句や文も多く、大変読みにくい 質問だったと思います。質問する側もそれ相応の知識は やっぱ必要ですよね!ご指摘感謝します。
お礼
ご回答ありがとうございました。あまりに的確な 回答だったので何度も読み返してしまいましたw 胸のつっかえがスッキリしました! 本当に感謝です!