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亀田の実力
言動などに反感を持たれる方も少なくないのは理解できます。 が、関係者でもなんでもない一般の方々が根拠もなく、試合を八百長と決め付けることには納得できかねます。 KOで勝っても八百長、昨日のように判定まで闘って勝っても「視聴率稼ぎのために引っ張った」八百長・・・。 某Q&Aサイトでは「亀田レベルは、オレならパンチ一発で倒せる」のような勇ましい発言が多数見受けられます。 こちらは単なる素人ですが、昨日の試合は八百長のようには思えませんでした。 対戦相手も次に進むためにはぜひとも勝ちたい試合だったはずです。 亀田は実際どれくらいの実力なのでしょうか? 好き嫌い抜きで、客観的なご回答お願いいたします。
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Gです。補足質問を読ませてもらいました。 >それに対して、こちらが反応するのも無視するのも「自由」ではあると思いますが。 はい、勿論自由です。 反応して精神健康に妨げになるというレベルであればしないことを私なら選ぶ、と言う事なのです。 しかし、このご質問のおかげで私にも書かせてもらいましたし、非常に多くの価値を持ったご質問だと思っています。 (だからこそ、書かせてもらったわけですが) 本当に「一発で倒す」の主語はその発言者ではなく亀田の方だ、という事を知ってもらいたかったのです。 >昨日の試合、ご覧になられましたら、少しでも八百長と感じられたかどうか伺いたいと思います。 残念ながら私なりに書かせてくださいね。はアメリカにいますので実況を見ることが出来ませんが日本からDVDが送られてきます。 そして、某動画サイトでも結構見ることが出来ますね。 #5さんのご回答と組み合わせてもう一度読んでみてください。 非常に似た「反応」を書かれています。 (ただ、#5さんの日本語のほうが分かりやすいです) トップレベルと言うものを実際に知らない人たちは、外から見るだけの「鑑賞」しかないのです。 選手の何を見てどう判断するかは素人には無理なところがあるわけです。 発言者を見下げていると言う事では決してありません。 むしろ、かわいそうだと思います。 トップランキングのレベルはほんの紙一重の違いなのです。 ですから、トップレベルの技術を保持する事の難しさが年やほんのちょっとした健康状態が今まで「その紙の上にいられた」状況が一変するのです。 倒すか倒されるかはその紙一重の一瞬で決まってしまうわけです。 チャンピオンでありながら無敗ではないと言う事は至極当然とも言えるわけです。 なぜプロが健康状態をその道のプロに任せ、プロのモチベーターやトレーナーを頼りにしているか、がこれなのです。 プロだからこそトレーニングをする、トップだから余計に幅の広いそして奥の深いトレーニングが必要となるのです。 綿密に組み合わされたトレーニングメニューは「一発で倒せる」と号嗚する人たちには分からないのですね。 八百長かどうかは歴代の試合でどれだけあったか分かりません。 皆無ではなかっただろうと思います。 それを知るのはほんの一部の人たちだけなのです。 ただこれだけは私として言えると信じています。 あれだけの素質を持ちここまで来れたのです。 並大抵の努力ではなかったでしょう。 しかし、もし今回の試合がその素質を出し切れていない、最初から最後まで同じ調子、ということであれば、これはもう彼がもっと実力のあるコーチやトレーナーを必要としている、と言うことでしょう。 試合空手もボクシングも試合は選手だけがやるものではないのです。 確かに選手の実力は必要でしょう。 しかし、試合の流れをどう有利に持っていくのか、そして、心身ともに平常でなくなった試合中の選手への説得力(モチベーションだけではだめなのです)、試合中の両選手の綿密な観察力・洞察力・判断力、そして裏方としてトップに立てるトレーナーとそのチームメンバーが必要なのです。 逆を言うと選手はトレーナーが作り出すF-1カーなのです。 トップになれる素質と意欲を持った選手を生かすのも殺すのもトレーナーなのです。 Eddie Futch氏やLou Duva氏やGil Clancy氏やAngelo Dundee氏がなぜこれまでに多くのチャンピョンを育て、そして、チャンピオンに君臨させる事ができたのか、私が空手試合現役から退きナショナルコーチをやっているときに鏡として私を支えてきた人たちです。 そして今なおモチベーターとしてアスレチックトレーナーとしてこれらのトップトレーナーの教えは私の頭には健在なのです。 何を言いたいのかお分かりでしょうか。 そうです、亀田選手の親父さんではトップに導く事は無理だと私は判断するのです。 多くのチャンピョンがトレーナーがはじめ親父さんだったと言う事はよく聞かれると思います。 タイガー・ウッズもそうですね。 親父トレーナー(悪い意味で言っているわけではありません)は選手をトップに持っていくにはいつかは退かなくてはならないのです。 これを私は「退く事も実力と夢の一つ」といっています。 愛弟子を送り出す事ができるかできないかはまた選手を生かすのか殺すのかを決められる「実力」の一つであると言うわけです。 空手と護身術の指導員養成の一つの項目として、「教えるのは自分たちのためではなくあくまでも弟子や生徒の為」というものがあります。 スポーツ選手には残念ながら「年齢」と言うハンディーが付きまといます。 トップに君臨するにはその「年齢のハンディー」が紙一重の実力の差を崩す時が必ずやって来るのです。 それがやってくる前にトップに持っていかなくてはならないのです。 スポーツ選手の成長はトレーナーの時間との戦いであり、トレーナーとしての実力が物をいうわけです。 亀田選手にとってはどんな事があっても最高10年しかないのです。 3-5年で有無を言わせぬトップに立ちそれを持続させる事のできるトレーナーとトレーナーメンバーが彼には今必要なのです。 あれだけボクシング会を騒がせたタイソンがこれらのトレーナーからは決していい評価を得られなかったのはただ法的問題を持ったからだけではないのですね。 トレーナー・指導員養成に「私自身に残されている時間」との戦いをしている私からの全くの個人主張と場をいただきありがとうございました。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 >たまたま雑誌で武田幸三さんのインタビューを読んだのですが、「自分の弱点がコンプレックス」「それを克服するために努力」とあり、日本人で2人目(と記憶しておりますが)のムエタイ王者という頂点を極めた方でありながらなおご自分を「弱点がある」と言い、それを乗り越える努力をしてらっしゃる姿勢は、本当のプロだなあと思わせられました。 自分の弱点を見つけ、その存在を認める、これは自己向上の基本中の基本なのです。 そのために、トップにいる人はいつも自分の弱点の存在を気にしています。 英語のカテで私は多くい書いていますが、その中で、このカテでもそうですが、死ぬまで向上を続ける、と言う表現をしています。 つまり、向上を続ける、と言う決心はすなわちどう向上しても自分には必ず弱点が残っているはず、だと知っているからなのです。 特異な事を向上させるのは誰でも意欲が増しそしてできるのです。 不得手のことはその逆でやりたくないのが人間なのです。 だから、精神力の訓練と言う副産物を持つこの弱点を見つけそれに「挑戦して」向上させる事が必要なわけです。 自分の弱点とはまた言い換えると相手が突いて来る的だということでもあるわけです。 お分かりですね。 トレーナーとそのメンバーが観察力を発揮するのがここにもあるわけです。 相手の弱点を見つける、と言う事です。 弱点には直していないいつもある弱点とその状況において「出てくる」弱点があるわけです。 選手だけではできない事なのです。 自分に勝つ、と言う武道の教え、意味深い言葉ですね。 >弱点のまったくない選手はいないわけですよね。それを自覚し、努力できる方と、自覚できずに努力もできないでは、大きな差が出ると思いますが、亀田選手にもそうあってほしいと思います。 そういうことなのです。 そのためには親父さんではこれが限界なのではないかと思われるふしが見えます。 しかし、ここまで彼を批判する声は必ず届いているはずです。 厳しい精神特訓を受けざるを得ない状況にいると思います。 そして、全く意味の無い批判、つまり、試合とは関係なく、在日だから、という事を持ってきたりする「馬鹿」がいる事もこの件を大きくしている事でもあるのではないでしょうか。 ひがみやねたみもあるかもしれませんね。 ネットへの発言はこの件だけでなく、誰でもサイトを作ることもできますね。 昔は本や雑誌しかなく、素人の評論は一般の目には触れなかったわけです。 つまり、書いてあるから事実、と言うような伝説はもう存在しないと考えなくてはならない時代になったと言うことでもあるとおもいます。 当人にとっては全くの迷惑です。 それに負けずにより強くなっていって欲しいと思います。 そしていつか、彼も次の世代のチャンピョンを育てていって欲しいと思います。 そして、それをするには自分も今それらの苦難に耐えていかなくてはならないわけですね。 ではまたの機会にお会いしましょう。
お礼
当初、ネットでの八百長発言を見てモヤモヤし、それほど深い意味もなく質問いたしましたが、思いがけず人生哲学にも通じる数々のお言葉を頂戴できましたこと、感謝いたします。 ジャンルはまったく格闘技とは無縁ですが、当方はある業界でフリーの仕事を長くしております。 >特異な事を向上させるのは誰でも意欲が増しそしてできるのです。 不得手のことはその逆でやりたくないのが人間なのです。 今の自分に投げかけられたかのようなお言葉でした。 長所を伸ばす努力は苦にならなくても、短所を克服する努力は後回しに、というより、キャリアがある分、欠点をうまくごまかす「テクニック」に長けてしまっているとあらためて自省いたしました。 質問の枠を越え、学ぶものの大きな回答をいただき、ありがとうございました。
- 6izt
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亀田はいつも、まともにガードもできないボクサーとばかり闘っているので、実際八百長でなくてもそう見えてしまうのでしょう。 もう少しまともにガードのできる相手と闘って欲しいものです。 これは大毅の相手にも言えることです。 実力的には今度の階級は厳しいかもしません。 一階級上げるとパンチ力も全然違いますから、亀田はあごが弱いようにも見えるし。
お礼
回答ありがとうございます。 顎が弱いのは、本人も自覚しているのではないかと思います。 そのため、今回の試合はガードが固かったのではないでしょうか。
- koko49
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「オレならパンチ一発で倒せる」 面白いこと言う人がいるもんですね!!一発で倒されるの間違いでは!? それじゃ、世界中のボクサーの誰よりも強いでしょうから、その方は是非世界チャンピオンになって欲しいですね(笑) 亀田選手の実力は? あんなものでしょう。世界チャンピオンを目指しているボクサーを相手にしたら、どんな強いボクサーでもあんなものですよ。世界ランカーをバンバン倒すボクサーなんて、ほとんどいません。 世界のトップレベルになれば、倒せることもあるけど、倒せないこともある、そんなものです。 ただ、昨日の試合は策がなかったですね。色々なことができる選手なのに、最初から最後まで同じ調子ですね。あのスタイルなら、あの選手には勝てるでしょうが、目指しているポンサクレック選手相手では厳しいでしょうね。 実力的には? 世界ランキング上位者の実力はあります。亀田選手に勝てる可能性のある選手は限られているでしょうが、世界上位者の中には強い選手がいますので無敵といった状態ではありません。 まだ、20歳ですし、ベストであろう5~8年後は本当に強い選手だと思います。 まだまだ、これからですね。
お礼
回答ありがとうございます。 試合後、自信に満ちたいつもの表情ではなく、自分に納得できないような頼りなげな表情が印象に残りました。 自分でも「策がなかった」「最初から最後まで同じ調子だった」というのは自覚していたのではないかと思います。 ポンサレック選手との対戦を期待しているのですが、亀田選手のベストが5~8年後だとしたら、その時、ポンサレック選手は世間的に「ピークの過ぎたロートル選手」となっていないかちょっと心配です。
補足
ポンサクレック選手の間違いでした。 失礼いたしました。
- 3691819
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こんにちは。 亀田はまだまだ弱いという見方をしている者です。 その理由は至極簡単であります。 第一に、同階級の本当に強いと言われている選手とはまだ一度も戦った 事が無い点です。国内最強とも言われている内藤大助選手の挑戦は逃げの 一手だし、その他のご指名も逃げ回っているのが現状なのです。今回の モラレスにしてもBOXRECのスーパーフライ級のランキングでは、 モラレスよりも上位に位置している日本人だけでさえ15人以上いる始末 なのです。つまりライトフライ級王者たる者がこの程度のロートル相手に 圧倒的な力さえ見せ付ける事が出来ないのが事実なのです。 第二に、ベルトの取り方が汚すぎるという点です。チャンピオン不在の 隙に相手も自分も本来の階級ではないライトフライという階級で闘い、 日本ボクシング史に残るであろう怪しい判定で勝ちを収めてしまった。 おまけに疑惑を晴らすためにもランキング2位か3位の選手と戦うのが筋 なのに、事も有ろうに買収疑惑を掛けられているランダエタと防衛戦まで やる念の入れよう。これじゃ疑われても致し方ありません。 第三に、やはり試合が面白くないという点です。亀田はランダエタにアゴ を打ち砕かれてダウンしてから、極端にガードが固くなってしまい相手と 打ち合うというボクシングが出来なくなってしまったと私は見ています。 今回の試合でも明らかにランキングでは格下相手なのに、終始顔面をガード していて絶対にアゴにだけはパンチをもらわないぞ、という姿勢が見え見え なので観戦していて妙に痛々しかったです。同情します(^^) 他の日本人の試合と比較して此れほどつまらない試合をするボクサーも 珍しいですよ・・・ 言動なんかどうでもいいのです。ボクサーはまずは強くなくちゃダメ なんです。試合を申し込まれて逃げ回っていては、ボクシングを知らない 人達は騙せてもボクシングを愛している人達からは絶対に評価されない 事だけは強く言いたいですね・・・
- 参考URL:
- http://www.boxrec.com/ratings.php?nationality=&division=Super+Flyweight&status=A&sex=M&index=50
補足
回答ありがとうございます。 モラレス選手はロートルの勝てる選手だから対戦したようにボクシングファンの方々には思われているのでしょうか? たしか、30歳だと思いますが、個人差はあるとしても、ピークを過ぎた選手と考えてもいいのでしょうか? ※当方はモラレス選手については知識がございませんので。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。 普通であれば多分回答しないと思いますが、 >某Q&Aサイトでは「亀田レベルは、オレならパンチ一発で倒せる」のような勇ましい発言が多数見受けられます。 と言う発言で書くことにしました。 これを言う人のことは100%無視していいのです。 どんなスポーツでも(どんな業界でも)トッププロとしてテレビに出てくる人たちの実力は一般人では考えられないほどの物を持っているということを実際に知らないと言う事だけに過ぎません。 ゴルフを見てください。 長年トップを貫いている歌手も同じ事です。 ゴルフ場に行けばとんでもなくうまい人がたくさんいますね。 でも、セミプロのレベルにはまだ程遠い人たちなのです。 カラオケですごくうまい人がたくさんいますね。 でも、3流歌手には勝てないですね。 直感的な亀田選手の実力感想は「素質はかなり高いものがある」と私は見ます。 まだまだ向上の余地があると私は見ます。 余地があるから今は強くない、と言う事ではありません。 余地がある、つまり、今のいい実力とそれを更に伸ばせるものを持っていると言えるだけの物を今まで見せている、と言う事なのです。 スポーツ選手、プロでも、スーパーマンではありません。 弱点はあるのです。 しかしその弱点がプロとしての実力を永久的に存在すると見れば伸びる可能性は無い、と見るわけです。 そして、負けるときもあるわけです。 プライド33で二人のスーパースターが(特にあの日本人チャンピオンは)みっともないところを見せ一発でノックアウトされるのを見て「実力が無い」と言う評価はできないはずです。 (ま、トレーニング姿勢を変えなければその人の時代は終わりになるでしょうが) それも素人自称専門家では評価は無理です。 ですから、日本人の一億評論家のいう事を気にしていては見る目も育ちませんよ。 そして、人それぞれ、と言い聞かせて、しゃべらせておけばいいのです。 どうせ分かっていないのですから。 そして、その人たちも全ての人と同じように個人の意見を言うことは自由でしょうしそれを認めることも必要でしょうね。 いう自由は与えても影響はされない自由も自分にはある、という事を忘れないでください。 幼稚園児に自慢されても相手しないかしてもお遊びとして楽しめばいいですね。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
補足
回答ありがとうございます。 素人の「オレさまの方が強い!」発言を真に受けているわけではないのですが、なぜ繰り返し、そうしたことを毎回言われるのか、八百長と言われ続けるのか、と思いましたので。 おっしゃるように、言うだけなら「自由」ですし、それに対して、こちらが反応するのも無視するのも「自由」ではあると思いますが。 昨日の試合、ご覧になられましたら、少しでも八百長と感じられたかどうか伺いたいと思います。
- ceaser
- ベストアンサー率25% (201/784)
昨日の試合を見る限り、まだフライ級でタイトルマッチをするほどの力は無さそうですね。今回は、世界ランカーを連れてきて、それなりに本気でやったようなので、きちんと実力が見れた試合だったでしょう。 本人も、どうやら現時点の力不足を痛感した模様です。いったん、ライトフライにウェイトを落とした影響もあるとも言われていますが、現時点はやはり力が足りないでしょう。 彼のアマチュアでの戦績も、全日本ではなく、全日本実業団とランクの落ちるところであげたもので、疑問視する方もいます。 少なくとも、一家が意識する辰吉のような天才ではないですね。 しかし、本人は非常に努力家のようですし、周囲が変にあせらず地道にやればフライ級もチャンピオンになれる可能性は十分にあるでしょう。あの下品な親父が、変な足枷にならなければいいのですが。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 今後は本人の努力次第というところでしょうか。 お父さんにも困ったものですが、面白がって挑発するマスコミも困ったものだと思います。
- Nigun
- ベストアンサー率22% (200/893)
好き嫌い抜きで考えると、強い事は強いのでしょう。 対戦相手が落ち目かどうかは別として、ランカーを倒している訳ですから。 恐らく一般人(格闘技をやらない人)よりは遥かに強いと思われます。 ただ、歴代の世界チャンピオンに比べて強いのかというと正直そこまで強いようには見えません。 昨日の試合ですが、確かに八百長のようには見えませんでした。が、偉そうな事を言えるほど素晴しい試合だったかと言えばそうでもないように思えます。後半はヘロヘロだった訳だし。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 たしかに、試合終了後、さすがに「どんなもんじゃい!」という表情ではなく、自分自身やや納得いかないような表情ではありました。
お礼
回答ありがとうございます。 プロの世界というものが、選手個人の資質や努力だけで成立できない(こういう理解でよろしいでしょうか?)ということ、素人の当方にもわかりやすく解説いただき、ありがとうございました。 たしかに、フィギュアスケートなどでもコーチやトレーナーによっては見違えるように変わることがあるようですね。 当方が質問を投稿した本来の趣旨は(おわかりだから、ご回答くださったと拝察いたしますが)、ネットという匿名の世界で「実力もないのに、金を渡して勝たせてもらっている」という根拠もソースもない無責任な一発言から(それも「自由」ではあるわけですが)、「ヤラセ」「はじめから亀田勝利のシナリオはわかっていた」等の同調する発言が次々続き、あたかも「亀田選手は実力がない」「試合は八百長」というのが事実であるかのように広まり、ネットの外でもまことしやかに同調者が広まっていることに(言われる本人への精神的影響もゼロとは言い切れないでしょうし)、危惧を抱くのです。 ネットの怖い点は、「○○は××だ」と書き込むと、それが「事実」となって想像を絶する情報量となり広まることなのです。一個人の面白い発言だと聞き流せる範囲を超えて。 ボクシングファンのほとんどは自身グローブをつけたことのない方だと思われます。 プロとして格闘技に係わってらっしゃる方には取るに足らない発言と受け流されることでしょうが、素人は理屈だけは達者だったりしますので、いかにもそれらしい発言を信じ込む人も少なからずいるということ、これは怖いことだと思うのです。
補足
お礼への補足です。 書き忘れました。 たまたま雑誌で武田幸三さんのインタビューを読んだのですが、「自分の弱点がコンプレックス」「それを克服するために努力」とあり、日本人で2人目(と記憶しておりますが)のムエタイ王者という頂点を極めた方でありながらなおご自分を「弱点がある」と言い、それを乗り越える努力をしてらっしゃる姿勢は、本当のプロだなあと思わせられました。 弱点のまったくない選手はいないわけですよね。 それを自覚し、努力できる方と、自覚できずに努力もできないでは、大きな差が出ると思いますが、亀田選手にもそうあってほしいと思います。