- ベストアンサー
華麗なる一族
遂にクライマックスを迎えたドラマ「華麗なる一族」。 このドラマは後半から「父対子」というテーマが強くなりますが、決して勧善懲悪の単純なモノではありませんでした。 自分はかなりこのドラマにはまったクチですが、ドラマを一層重厚なものにしたらしめているラスト・シーン、原作もドラマと同様の終わり方なのでしょうか? 美馬の不敵な笑み、そして将軍の死、と決してこの後も万俵家の運命は幸福な方向に向かうとは誰も思えない終わり方でしたが。 もし続きがあるなら是非原作を読んでみようと思っています。 回答、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
原作の主人公は鉄平ではなく大介でしたが、結末はほぼ同じです。 つまり、小が大を飲み込んだはずの阪神銀行も、実は大蔵省が描いた次の金融再編の布石にすぎなかったというわけで、けしてハッピーエンドではありません。 これはモデルとなった神戸銀行と太陽銀行の合併が、現在はさらに大きな再編で三井住友に吸収されてしまった現実をよおく見通していた?山崎豊子の慧眼ということなもかもしれませんね。
お礼
そうだったんですか。 どうもありがとうございました!