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華麗なる一族
鉄平が自殺する時の事ですが、どう解釈したら いいのかわからないシーンがありました。 ・猪 ・靴を脱いで片足だけソックスをぬいでいた あと自殺という最期はどう思われましたか? 皆様の意見をお聞かせ下さい。
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裸足は引き金説に賛成ですね。 猪については、「華麗なる一族|猪」などで検索すると分かるのですが、あの猪は以前にも2度ほど登場しているらしく、とりわけ第3話では三雲が融資を考え直すきっかけになったようです。最終回で猪に出会った鉄平は、ライフルをおろして覚悟を決めた顔つきをしますが、獣は静かに去っていきますよね。これをどう解釈するのか、猪が「今のお前に用はない」と言っているのか、「今のお前に俺は必要ない」と言っているのか、「結論は自分で出しな」と言っているのか、はたまた全然違うことなのか、見る人に委ねられているのだと思います。 また、原作では自殺すると知っていたので、自殺者の多さが問題になっている昨今、テレビでどう扱うのか気になっていました。ですが、何ごとも派手な一族、断末魔を描かないわけにはいかなかったでしょうし、また差し支えない描き方ができると製作者が判断したのでしょう。 実際、ドラマでは、自殺に至った経緯、自殺の虚しさと無意味さ、自殺をもってしないと目覚めない人間の愚かさ、しかし、してしまった自殺を無にしないよう努力しようとする人間に見る希望が、よく表れていたと思いました。とりわけ、あそこで一気に爆発する原田美枝子の演技と存在感は圧巻でしたね。 結局、大いなる野望や欲得や勇気も、すべては人に対する愛と信頼に突き動かされていた。そして、そのことに気づいた者たちはサクセスストーリーから引きずりおろされていく。が、それはサクセスストーリーから降りても愛と信頼は残る、ともとれる。それでいて、結局、歴史は繰り返すといわんばかりの最後の美馬中の目つきに、視聴者は、明日の社会を担う一員として、心を新たにすべきなのかもしれません。 余談ですが、原作が制作・発表された1970年前後という時代は、世界中のフィクションで、よく主人公が自殺したものでした。物理的な高度成長に調子にのって、公害や差別や戦争や堕落を生み出していた当時の先進諸国に対して、虚しさと衝撃のラストを与えることで警告を発する役目を果たしていました。
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猪 原作を読んで自殺すると知っていたので鯉もそう思いましたがお別れ に来た。 靴_足の指で引き金を引く為 映画の華麗なる一族で出演していた田宮二 郎もこの方法で本当に自殺したといわれている。 自殺 ドラマでは確かに違和感があったが、原作ではもっと追い込まれて いたのか人物描写のせいか違和感なかった
お礼
田宮さんて本当に自殺したんですか・・・ しかもあの方法で・・・ちょっと衝撃を受けました。 私は今回のドラマでしか知らないので 鉄平なら生きる道を選んでも・・と思ったのですが 原作では自害する事を選ぶしかないくらい 追い込まれていたのですね。 回答有難うございました。
>猪 銃に1発しか弾を鉄平は入れていなかったため、もし猪が襲ってきていたならその弾を使って威嚇し、鉄平はそれも運命として自殺していなかったんじゃないかな~って思いました。死ぬ事も許されない、生きろ、というメッセージを貰った気になって。 ところが2度登場していつも襲ってきていたのに今回は猪が立ち去ったことが後押しして「もう死んでよい」というメッセージを受けたような気持ちになり自殺にそのまま踏み切ったような気がします。 自殺という終わり方は嫌でしたね~。鉄平という名の通り、一から自分だけのチカラでまた地道に鉄と家族の為に生きて欲しかったです。 でも自殺がない限り血縁関係の真相はわからなかったでしょうから、お父さんにとっては因果応報だなぁっていう気もします。
お礼
回答有難うございます。 猪はいつも襲ってきてたのですね。 猪についても少し理解できました。 私も鉄平なら他に生きる道を考えて 進んでいけそうな気がしました。 今だから思うのですが 女将さんもなぜおじいさんの子供と 言い残したのでしょうね。 血縁というのはあの家族にとって よほど大事だったのでしょうね。
- wwooww
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僕も片足だけ裸足になったのは足指で引き金を引くため で間違いないと思います。 猪は謎ですね。 僕が印象に残ったシーンは早苗さんが手紙を読んで号泣してる シーンです。泣けました。 自殺については鉄平自身はすべてを失っても自殺するような 弱く卑怯な人間ではないので、理由はひとつだけだと思います。 自分が生まれたことによって万俵家全員、そしてその周りの人 達が不幸せになるということが耐えられなかったのでしょう。 最後の手紙の中でも書いてありましたが自分がこの世からいなく なることによってそれらすべての人々が幸せになることを信じて いたのでしょう。最後まで心優しい男でした。
お礼
回答有難うございます。 そうですね、靴下についてはすっきりしました。 父親からお前が生まれなければという言葉・・・ 父と戦いながらも自分を認めてほしかった鉄平には 辛い一言ですよね。 鉄平のおかげで万俵家の絆は取り戻せたのですから 鉄平ってすごい人でしたね。
- mienon
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こんばんは。 最終回、ものすごい泣いてしまいました。。。 猪・・・私も色々考えましたが鉄平のあまりの気迫に逃げていったんだと解釈しました。これから自殺する鉄平の強い意志を感じ猪が突進しなかった。祖父との想い出の場所の主(猪)が鉄平に別れを告げに来た。こんな感じでしょうか。本当のところはどうなんでしょう。 靴下・・・銃の引き金を足の指で引く為ですよね。 自殺という最期・・・ものすごくショックでした。 でも鉄平の死によって本当の親子だという事もわかり、大介も色んな大事な事に気づけたんだと思います。本当は自殺が未遂ですんで一命をとりとめハッピーエンドが一番よかったですが・・・。早苗さんみたいな奥さん憧れました。
お礼
今思うと猪が突進してきて 一発の弾を猪に放ち鉄平が生きる道を 選らんでくれてたら・・ 父と戦いながら再建の道を選び いづれ実の親子とわかりお互いが 本当に愛しあえてたらと思っちゃいますね。 早苗さん、私も憧れました。 靴下は言われてみれば納得納得。 すぐ理解できない私に早速の回答 有難うございました。
- mississippi
- ベストアンサー率40% (149/365)
靴と靴下を脱いだのは、銃口を喉元に当てるために、猟銃の引き金を足の親指にかけて、引く為に靴と靴下を脱いだと言う解釈ですね。 猪の出会いは解釈が微妙ですが、以前にもあの山で会った猪と思われます。 何故、あのシーンに出てきたのかは原作を読んでいる方がお分かりかもしれませんので、他の方がお答えしてくれるかもしれません。 自殺と言う最後は、もう彼にはその選択しか残されていなかったのではないでしょうか。 死なずに再建の道を選んで欲しかったものですね。
お礼
なるほど!気付きませんでした。 すっきりしました。 猪は以前にもでてきたのですね。 私も死なずに再建の道を選んでほしかったです。 鉄平ならもう一度・・・と思ってしまいました。 早速の回答有難うございました。
お礼
回答有難うございます。 何回か見逃していたので、猪は大事なシーンで 登場してたのですね。 自殺をもってしないと目覚めない・・・ 残された者が無にしないように生きていく・・・ フィクションの中では英雄の様に 感じる時がありますが 私たちは勘違いしない様に ドラマでそれを感じ取って 生かされている事に感謝ですね。