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寺と院の違い
例えば金閣寺の寺と知恩院の院とはその名称で何が相違するのですか、素人の質問ですが何方かご指導お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
お寺の名称で,正式には院号と寺号の双方あるというお寺がたくさんあります。もちろん,寺号を持たない寺院,院号を持たない寺院も多数存在します。 既に例に出ていますが,浄土宗総本山の知恩院は,「華頂山知恩院大谷寺」ですし,東京上野の寛永寺の正式名称は,「東叡山寛永寺円頓院」です。 山号・院号・寺号の順か,山号・寺号・院号の順かは,創建の時代によって違いもありますが,定まったものではないようです。時代が下ってきますと,大きなお寺を「寺」,ちいさなお寺を「院」と称したようで,大きなお寺に附属している塔頭はたいてい「院」を称しています。 院号も寺号も両方あるというお寺の場合,院号か寺号かどちらを代表名称にするかは,そのお寺が選択したようです。
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noname#58904
回答No.3
院政と関係あるお寺も院ですよ。
- hazu01_01
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回答No.1
ほとんど同じように思えるのですが、 寺:宿泊所に因んで僧の住処 院:出家者が起居し宗教的儀式を行う施設 ということです。 ただ、知恩院の歴史を確認すると、享禄3年 (1530)に後奈良天皇宸翰「大谷寺」「知恩教院」の勅額を賜っています。また、宝永7年(1710) 霊元上皇宸翰「華頂山」の勅額を賜っています。そうすると、大谷寺と名乗ってもよかったように感じます。 なぜ、名乗らなかったのかはその寺がなんと呼ばれることが多かったのか、なんと呼ばれることを良しとしていたのかだけのように感じます。
質問者
お礼
早速のご指導有難う御座いました。
お礼
有難う御座いました。良く解りました。