★回答があったのに締切りされていないので
敢えて書き込みします。
人体に影響を及ぼす電波・電磁波は
主に短波帯とSHF帯になります。
具体的に言えば16~30MHz
2400MHz~6000MHzあたりになります。
またすべての電波・電磁波は出力を異常に多くすれば
どの周波数でも悪影響は出ます。
空気の振動である音、でも大音量なら難聴になったりしますよね。
それと同じで人間としての程度問題の範疇になります。
例外に相当する事例を引用してさも危険のように煽る
電磁波は危険だ信奉者たちは姑息な論理すり替えで事実を歪めています。
整形外科などで治療用具として使用される
高周波医療機器は「電波・電磁波」が人体に影響することを逆用して
それを治療に使っているわけです。
毒をクスリにしているわけで、ではどういう影響か…というと
電波を当てて、人体内の水分を加熱して血行を促進するのです。
シップのように外部から熱を加えるのではなく
内部が発熱するので効率がよいのです。
周波数は16/27MHzが多くISM周波数と呼ばれています。
UHF周波数は電波・電磁波の表皮効果により
人体内部に電波がまったく浸透していかない、という特性があり
異常に大きい出力の電波を浴びた場合でも
表皮のみ電磁誘導加熱でほんのり温まる程度にすぎません。
VHFの電波は出力が弱くてもアンテナに直接触ったりすれば
皮膚の内部まで火傷になります。
しかし離れていればまったく影響はありません。
2400~6000MHzの周波数帯の電波も表皮効果が大きくなりますが
電子レンジのような1200ワットなどという考えられない高出力では
皮膚の表面を流れる電波によって人体内部の水分が加熱されて
火傷になります。
「常識」を外れて異常な状態の事例をもって危険と「脅かす」のは
科学的検証とはいえず、科学を冒涜する非難されるべきものです。
危険を煽る、自転車や自動車も危ないので道に出るな、というような
ちょっと考えれば異常に気付く暴論なのに
電波だと無知につけ込んで「あたかも真実」のように見せかけます。
詳しい者たちの「啓蒙」が不充分なために
不安にさせて申しわけありません。
電波は常識の範囲内ならすべて安全なものです。
お礼
aatw 様 私のご回答していただきたかった内容を 事細かにご回答いただき 大変ありがとうございました。 とても参考となりました。