イギリスは狂犬病の発症していない国なので、日本入国の検疫は、簡単です。
(1)マイクロチップが挿入されていること
(2)180日以内に、狂犬病が発生している国に、行かなかったこと
(3)現在の滞在国(イギリス)で2年以内に狂犬病発症例がないこと
(4)日本入国直前に、滞在国で健康診断を受け、
狂犬病・レプトスピラ症にかかっている疑いがないこと
この4つの条件が満たされていれば、
12時間以内(実際には5分程度の書類確認と健康診断)で、日本入国が認められます。
日本入国30日前までに、到着予定空港検疫所に、「動物輸入の届け出」を提出します。
狂犬病発症国ではないので、血清検査や待機期間は必要ありません。
輸送方法に関しては、航空会社にお問い合わせください。
航空会社によって、条件が異なります。
ウチの子は気が弱いこともあり、私は毎回機内持ち込み可の航空会社を利用しています。
ここ数年で、機内持ち込みを制限する航空会社が増えています(特に昨年の英国テロ未遂事件以降)が、
まだ、機内に持ち込める航空会社もいくつかあります。
運賃についても、航空会社によって異なります。
手荷物超過運賃の2倍をペット料金と決めている会社もありますし、
1キロいくら、と決めて、ペット+ケージの重さで、運賃を算出する会社もあります。
使用するケージについても、ハードケースしか受け付けない会社もあれば、
ソフトケースを指定している会社もあります。
ペットの負担を考えると、なるべく直行便利用が好ましいので
最寄りの空港からノンストップで日本まで出ている航空会社に問い合わせると良いかと思います。