塾講師、家庭教師経験者の3人の子を持つ母です。
確かに一年間で終えるべき教科書を残す例は多いですが、塾等に通う子供達は学校の授業を先取りしていますし、塾ではしっかり一年分を終らせている子がほとんどです。
教育に熱心な親は、はなからゆとり教育や学校(特に公立)に期待しておらず、その分塾や家庭教師にお金をかけたり、都市部では早くから小学校・中学校受験を目指します。
中には受験に集中できるから、五日制でいいという親もいます。
学力=親の経済力等と言われるのはその為です。週5日制が益々それに拍車をかけた感じがします。
テストの成績をグラフにすると、昔はある程度出来る子が多く、すごく出来る子とすごく出来ない子が少ない山型だったのが、今は真ん中が少なく、すごく出来る子と出来ない子が多い谷型になります。
うちの子たちも、80点台では30番にも入れません。
でも指導力のない教師が増えていることも事実ですが、入試を経て篩にかけられて入学してくる私立や、成績でクラスわけをする塾等以外では、学力差のある生徒をいっぺんに40人近く教えなければならない教師の苦労も大変なものだと思います。
また一所懸命準備をして授業に臨んでも、塾でとっくにそこは終っている子供達もいる中で、生徒をひきつける授業をするのは余程の力量が必要とも思います。
やらせだ未履修だとテレビで騒いでいましたが、そもそも実際の教育現場から離れた人が机上の議論で決めている限り、これからも色々な問題が起きるでしょうね。
お礼
回答有難うございます。 学力=親の経済力というのは怖いですね。 生徒をひきつける授業は、 非常に難しいですが、やりがいはあると思います。 実際は興味を引き出すよりも、 成績を伸ばすことが期待されますが、 興味や関心なくして成績の向上はありえないのではないでしょうか。