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昔のアナログのレコードは、歌手の音声が正しく再生されていたのですか?
昔のアナログのレコードは、 今のCDと同じように、歌手の音声が正しく再生されていたのでしょうか? アナログのレコードで、歌手の音声が、本人の声と同じ声で再生されていたのですか? 昔からずっとそうですか?
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私の個人的な意見ですがアナログ・レコードの音は1950年代を 境に大幅に音質が良くなったように感じます。 それ以前の音源を聴くと歌手の声は生の音とは程遠い音質です。 これで答えになってますかね?
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- himiko_1947
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揚げ足取りでごめんなさい。 歌手の音声が正しく再生って言うのは無理でしょう。 たとえCDでも。 CDはサンプリング周波数の関係で、超高域がカットされてるらしいですよ。 更に音を録音するのに、未だにアナログの最骨頂のマイクロホンが介在してます。
お礼
ご回答に大変感謝致します。 たいへん参考になるご指摘でした ありがとうございます。
- suiyoudoudesyou
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こんにちはです。 >>昔のアナログのレコードでもそうでしたでしょうか? >>つまり、まだ真空管も発明されていないぐらいの昔でも、 >>CDと同じように正しく再生されていましたでしょうか? >> >>たとえば、トーマス・A・エジソンが作ったアナログのレコードでも、 >>CDと同じように同じ声で再生されていたでしょうか? 最初の質問からは、他のご回答者様がすでにお答えの通り、「デジタルオーディオとアナログオーディオの音質に関する質問」に見えましたが、先ほどの補足からは、それが違うことが分かりました。 私なりにご質問を再構築しますと、 「アナログレコード発明以前の蓄音機において、その音質はどのようなものでしたか? 音声を再生するのに必要十分な周波数特性を維持していたのでしょうか? 特に、音楽用途のボーカルの再現性についておたずねしたいです。」 といったところでしょうか? 質問者様、いかがでしょう? 真空管発明以前といいますと、アンプが搭載されていない=蓄音機、ということになり、電気的に信号を増幅する、アナログレコードとは仕組みが違うからです。 仮に、質問の真意がこれだったと仮定してお答えします。 もちろん、蓄音機は、現代的な音質ではありません。 たとえば、CDとAMラジオを聞き比べてください。明らかな音質の差がありますよね。また、蓄音機や初期のアナログレコード(SP盤など)は、ノイズも多く、メディアの劣化も激しいです。 このような差が、蓄音機とCDの間にもあると考えてください。 しかしながら、AMラジオや、電話の音質もそうですが、声を聞き取ることに不具合は感じませんよね? これは、人間の声の周波数は、中音域に集中しており、そんなに広い周波数特性を必要としないからです。だから、電話の音質であっても、問題なく会話が出来るんです。 蓄音機においても同じことが言えます。特に声を再生する目的でしたら、明らかに音質は劣るものの、聞き取ることに不具合を感じることはありません。 しかし、その音声が楽曲のものであり、そこに音楽的な再生能力を求めるならば、話は別です。AMラジオは、パーソナリティの会話は快適に聞くことが出来ますが、音楽はやはり低音質であり、FMやCDの方がいいですよね。これと同じです。 また、声であっても、そこに音楽的な芸術性を求めるなら、高周波数が再現できるメディアの方が有利です。私自身、ハイエンドオーディオに接して驚いたことですが、ボーカルと言っても、声だけではないんですね。唇の上下がふれあう音、発声時の息による空気の流れなど、発声に付随するさまざまな音が、メディアには記録されているんです。これらを再生しきることは、そのボーカリストをリアルに目の前に感じることになり、より芸術性を感じとることになります。 昔の蓄音機や初期の優れていないアナログレコード、あるいはAMラジオや電話、MP3やMD、DCCなどの圧縮オーディオにおいては、このような臨場感や雰囲気が失われてしまっていると考えて差し支えありません。このような点においては、CDやSACD、DVD-Audioや、高品位なアナログレコード再生など、現代的な装置の方が、はるかに再生能力は高いです。 私の個人的な意見としては、「蓄音機の音質は暖かく心地よい」などという感じ方は、単なるノスタルジーに過ぎず、そこには正確な再現性などはかけらもなく、音楽家の意図した、芸術的な再生環境としては極めて劣悪であると考えています。
お礼
ご回答に大変感謝致します。 つまり昔のアナログのレコードの歌声には臨場感が失われてしまっているというわけですね。 たいへん参考になりました。ありがとうございます。
ちょっと違う回答を。 周波数で解析した場合、広範囲つまり低周波数~高周波数の音を出しているのはレコードです。 それを人間の耳の聴覚範囲に絞りノイズを減らしたのがCDです。 ノイズを排除した場合、本人の音声と同じ声が出ていたかもしれないのはレコードだと思います。 可聴範囲以外にも動物は微妙な周波数の音を出していると考えてもおかしくありません。 ほとんどの動物が、声ではなく振動を情報として認識していますので、 可聴範囲外の音はある意味、本人の声以上に忠実な再現であると考えます。 レコードを聴いてもらえばわかりますが、可聴範囲外の音を体感的に聴くことができます。 低音であれば、体で感じる振動、高域であれば耳には聞えないが、 微妙な空気感など、可聴範囲外が録音されています。 レコードは音、つまり振動全体を記録しているので、CDのような特定周波数の録音よりも本人が本人らしく声として記録されていると考えてもいいんじゃないでしょうか。
お礼
ご回答に大変感謝致します。 大変勉強になりました。
まずCDが正しいかどうか、実は誰にも分からない事です。 デジタルでは必ずデータの丸めが行われるので、元のデータとまったく同か疑問です、という事でDVD-audio とかが生まれたわけです。 アナログレコードはひずみは多いですが、もともとアナログである音をアナログのまま記録するため、不自然さが無いというメリットがあります。 実用範囲内ではどちらも、間違った音が出ている訳ではないと考えればよいのかもと、考えています。 これは同じ音源から、レコードとCDにしたもの、を両方聞いた感じからの推測です。
お礼
ご回答に大変感謝致します。 大変勉強になりました。 僕の質問の文章が悪いので、お尋ねしたいことが伝わらなかったかも知れないと思いましたが、たいへん参考になりました。
補足
昔のアナログのレコードでもそうでしたでしょうか? ずっと昔でもそうでしょうか? つまり、まだ真空管も発明されていないぐらいの昔でも、CDと同じように正しく再生されていましたでしょうか? たとえば、トーマス・A・エジソンが作ったアナログのレコードでも、CDと同じように同じ声で再生されていたでしょうか?
お礼
ご回答に大変感謝致します。 1950年代というと、戦後間もないころですね。 そのころのアナログのレコードに変化があったというわけですね。 たいへん参考になりました。 ありがとうございます。