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ポール・バーホーベン監督の作風について

表題の件について、以前から感じていたんですが、彼はどうしてこうまで残虐な描写をするのでしょうか。 彼の作品は大抵観ていると思うんですが、必ずといっていいほど織り込まれるスサマジイ流血シーンに驚かされます。 「ショウガール」にはいわゆるスプラッターシーンは見当たらないと思いますが、それでも十分に監督の作風が出ていると思います。 ヨーロッパ出身だそうですが、何か関わりがあるのでしょうか。 批判する意図はまったくありません。好奇心から知りたいのです。 何か情報をお持ちの方、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • paradiso
  • ベストアンサー率27% (44/159)
回答No.3

『スターシップ・トゥルーパーズ』のインタビューのとき、バーホーベン監督は「戦場に累々と積み上がる死体の山を見てきた。戦争とはそういうものだ」というようなことを言ってました。たぶん、麻痺しているんだと思います。 中途半端な人情や情緒など不必要とばかりに過激な作品を作り続けるバーホーベンは愛すべき監督の一人です。ジョー・カーペンター監督に追い付け追い越せってカンジです。

quadrant
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 彼は「職人」なのかもしれませんね。自分の作風を、自信を持って推し進める事の出来る自信家。そして世の中に常にあるこの手の作品のニーズを読む眼力と、製作者サイドを納得させるだけの映画監督としての力量・・・ ・・・なんだか、ずいぶん頭の使い方が上手い人に見えてきました。 ジョン・カーペンター監督作品では、私だったら「クリスティーン」ですね・・・マイナーな一本ですが、はじめて観たときは目が離せませんでした。

  • yan3
  • ベストアンサー率41% (58/139)
回答No.2

私もquadrantさんと同じような疑問を持ってました。オランダ時代の作品から彼の作品はあらかた観てますので、決して嫌いで言うのではありませんが、単に彼の好みが下品だからだと思います。下品を承知で、だから面白いんじゃないかと平気でお金のかかった大作に過激な暴力描写から下ネタまでお下劣なB級テイストを持ち込んでいるんだと。 ロボコップで敵が廃棄物に顔を突っ込んで溶けちゃうシーンがありますが、これはスプラッタムービー全盛の頃非常に流行った描写ですよね。これを見て、ああ、この人は自分が面白くて客も入ると踏めば何だってやっちゃう人なんだなあと思いました。そして、その後の作品を見て、その思いは確信に変わりましたのでした(笑) 奇抜なアイデア、映像センス、演出どれをとっても一流なのに、彼は映画をしょせん芸術なんかじゃなくて大衆の娯楽と割り切っているんでしょうね。 『インビジブル』なんか、あまりのストレートさにバーホーベンはこうじゃなきゃねえと納得してしまいました。 でも、本人に聞いて確認した訳じゃいので、回答に対する自信はなしです。

quadrant
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 うーむ・・・彼は映画製作マシン、製作会社の傭兵(?)、ですか。自分でもその立場を楽しんでいる・・・案外そうなのかもしれませんね・・・ 昔「氷の微笑」のプロモーションで来日した時のインタビュー映像からは、現在の作風はちょっと想像し辛い気がします. 「インビジブル」、実はまだ観てないんです。「スターシップトゥルーパーズ」でとどめを刺されたような気がしたもので。観たいナー,と思いながらもなかなか踏ん切りがつかなかったんですが、やっぱり観てみることにします、と思ってしまった私は、彼の術中にはまった,という事なのでしょうか。

  • disease
  • ベストアンサー率18% (1239/6707)
回答No.1

ポール・ヴァーホーヴェン 1938/07/18生まれ 間単に考えれば刺激の強いものの方が客が入るからでしょう。 需要と供給のバランスから考えれば当然です。 そして彼がオランダ出身だということも影響していると思われます。 知ってるかも知れませんがオランダというのはとても革新的な国で、一部の麻薬は合法ですし、安楽死も許可が出ています。 あとポルノ関係にも規制が甘いです。 さらに戦争の影響もあるでしょう。 彼は兵役にも就いてますし、1938年生まれなら第二次世界大戦の影響を直接的、間接的に受けているでしょう。 あと、彼は大学の映画コースの授業が気にいらず、放棄しているというエピソードがあるので、もとから過激な性格なんでしょう。

quadrant
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 やはり彼の出自が影響しているんでしょうか・・・ 「アムステルダム無情」にも、似たような雰囲気があったような気がしたのですが、気のせいでしょうか。