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物まねタレントのいたずら電話

英国のマーガレット・ベケット外相が、物まねタレントからの電話を、次期首相の有力候補であるブラウン財務相と信じ込み、副首相らについて「いない方が仕事が進む」などと“失言”していたことが25日、分かった---最近のニュースですが、これに限らず欧米では同様の事件がよくあるそうですね。 95年には、カナダ・ケベック州の物まねタレント、ブラサール氏が、クレティエン・カナダ首相と偽り、ロンドンのバッキンガム宮殿に電話。エリザベス女王をだまし、14分間会話した内容が、ブラサール氏のラジオ番組で放送された---女王をだまし会話するなど日本では考えられないことですが、欧米の社会では何故こんなことが出来るのでしょうか?日本のタレントがもしこんなことをやれば、不謹慎だとそれこそ芸能界から永久追放されるでしょうし、だまされた政治家の方も黙ってはいないでしょう。欧米の一般大衆やメディアは、不謹慎だと怒るのですか、それともよく情報を聞き出したとして拍手喝采するのですか?自分のラジオ番組で放送するところをみると、手柄になるようですが、騙された相手は「オレオレ詐欺だ、ケシカラン!」とかで訴えたりはしないのでしょうか? それともタレントのこのような行為は人々の許容範囲内で、騙される方がマヌケだと思っているのでしょうか?以前、法を犯して太平洋単独横断に成功した堀江氏がアメリカで大歓迎を受けました。欧米人にとっては冒険というものが、法より上にある、あるいは超法規的のもののようですが、このいたずら電話に関してはどうなんでしょう?タレントの物まね能力というものに対して大きな尊敬の念でもあるのでしょうか?日本と違う何かを感じますがその正体がよく分かりません。どなたか解説出来る方よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • nidonen
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回答No.2

> 以前、法を犯して太平洋単独横断に成功した堀江氏が > アメリカで大歓迎を受けました。  この件に関して説明します。昭和37年当時、日本ではまだヨットによる 出国が認められていませんでした。これは欧米諸国では理解しがたい制限で あったため、サンフランシスコに到着したとき、米国側でそれを問題にする ような人が誰もいなかったというのが真相です。  つまり当時の米国人にとって、冒険が法より上にあったのではなく、そも そも堀江氏の冒険自体になんら違法性が認められなかったというわけです。 米国の入国審査も決して超法規的な措置で入国スタンプを押したのではなく、 あくまで海路での入国として認めただけです。 ※当時はビザ免除制度もなければ、ビザ要件自体が現在よりもはるかに  ゆるい時代でした。だからハワイに移住できた日本人もいたのです。  いっぽう、モノマネ芸人が政府関係者をダマすのは、たしかに日本人に とっては理解しがたいものです。これは、王政が長く続いていたヨーロッ パではもともと、王様や貴族の愚かな振る舞いをあげつらって笑うことが 庶民のガス抜きであり、笑いの文化だったという歴史があるからなんです。  ですので、このようなイタズラ電話の対象は政府関係者と王族に限られ、 人気スターに対しては行なわれません。スターに対して同じことをやったら 確実に訴えられますが、政府や王族が庶民を訴えるのはそもそもありえない こととされています。さすがに宮殿に入り込んだら不法侵入になりますが、 身分を偽って宮殿で働いたマスコミの例では裁判になっていないはずです。  私が大学生のとき、英米文学の教授が「 庶民が王様を笑うコメディーは 文化のレベルが高い 」と言ってました。私はその考えにはまったく賛成でき ないのですが、そういう考えの人たちがいるということは理解できます。

0123gokudo
質問者

補足

遅くなって申し訳ありません。 <<王政が長く続いていたヨーロッパではもともと、王様や貴族の愚かな振る舞いをあげつらって笑うことが庶民のガス抜きであり、笑いの文化だったという歴史があるからなんです>>とのことですが、ということは、欧米人は一般的に現在でも、王室の人間や政治家を見下げる感情があるのでしょうか?尊敬していたり憧れたりする感情があれば、こんな馬鹿にした行為はしないし、一般の人もそれを受け入れないと思うのですが・・・

その他の回答 (1)

  • trajaa
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回答No.1

その昔、「鬼頭判事補事件」等というものもありましたね。 あれは、風刺・パロディとは異なり政治問題・刑事事件になりましたが。。。 今回の事件でも、外相は『そんなこと言ってない』と一応は否定しているようですね。(当然と言えば当然か) 基本的にああ言った政治的風刺に対して寛容さが大きいんじゃないでしょうか、法的にどうか?よりも度量の大きさを示す方が得策という文化も素地としてあるのでは無いでしょうか。 かなり痛烈な風刺劇や風刺画もありますが、それが法的追求を受けた話は聞きませんし。 日本では唯一「ザ・ニュースペーパー」が政治的風刺とも言えるでしょうが、それ以外の人々(タレント)は意図的に政治的な話題は避けていますよね。 変な事を言うと、某幹事長から『忠誠心が無い』とお灸を据えられそうになるからかな。

0123gokudo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。確かに、日本でも新聞などの政治風刺漫画では随分きつい内容のものがありますね。でも、風刺されて一々政治家が訴えたりはしてませんね。欧米におけるイタズラ電話というのも、政治風刺として捉えられているのでしょうか?

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