いいえ。
格差を広げるだけです。成果主義賃金制度にして、喜ぶのは、社員ではなく、企業です。
成果を上げて賃金を上げてもらっているのは、ごく一部の人だけです。成果を以前よりも上げたはずなのに賃金が上がらない、寧ろ下がっている人のほうが圧倒的に多いようです。企業は、一部の人だけ賃金を上げてはいますが、基本給をその分下げているのです。実際は、企業の費用(給料)が減少して、企業自体の儲けが上がったようなものです。
企業の上層部の人が潤うだけです。さらに、社員はまんまと騙されて、士気を高めて以前よりも仕事をしてくれるのですから、一石二鳥です。
全ての企業がこうだとは思いませんが、こうした企業も多いと思います。
終身雇用、年功序列制の方が就職する方としては、よほどのことがない限り、一生面倒を見てもらえるわけですから、安心して就職できます。若者が正社員にならない理由も、このように将来に明確な希望が持てないことも影響していると思います。
勤続年数の少ないものの方が給料が高かったら、人としての道徳意識もおかしくなってしまいます。
研究開発が進み、業績を伸ばし、経済をよくするためには、今の年功序列制でも十分だと思います。過労で倒れ、精神病になって鬱になり、アルコール依存症になる人が増えるだけです。
お礼
ありがとうございます。
補足
本当に、よくわかりました、ありがとございました。