No.3です。
>なんか、クレームを言ってきた被害者が、プロバイダーを
>訴えるように見えるのですが、実際、こんなことはあり得ないですよね?
プロバイダは悪くないですが、訴えられることはあります。
もともと悪くないので、負けても別に困らないような裁判ですが。
どういう事かというと…。
プロバイダは、勝手に個人の情報を開示できません。
厄介ごとから早く手を引きたいと思っていたとしても、自分の判断で勝手な事はできません。
個人情報保護法に引っかかる可能性があるし、そうでないとしてもプライバシーですからね。
もちろん知人がプロバイダに対し、情報の開示を許可すれば別です。
でも知人本人の意思をプロバイダが勝手に無視するには、正当な理由が必要です。
一方、被害者は被害者で、個人情報の開示を求める権利があります。
だから、どちらの法律をより優先すべきであるか、裁判所に判断してもらう必要があります。
裁判所の命令があれば、プロバイダは情報を開示する正当な理由が出来ます。
この命令を勝ち取るために、裁判をするわけです。
裁判といっても、被害者とプロバイダは争う理由がないので、あっという間に終わるでしょうね。
プロバイダ側は、裁判に出席すらしないかもしれません。
プロバイダは別に知人の情報を隠したいとは思ってないでしょうから、
本気で争わないでしょうし、さっさと負けてしまいたいとすら考えるかもしれません。
負けても別に困ることなんて何も無いし、最初から悪いことはしてないので、非難される筋合いもない。
だから、プロバイダが訴えられるのは別に不思議でも何でもありません。
プロバイダが勝とうとしないでも、不思議じゃありません。
補足
リンク先のサイトはすごく参考になりました。 ありがとうございます。感謝です。 以下の件ですが、この部分を拝見すると、 なんか、クレームを言ってきた被害者が、プロバイダーを 訴えるように見えるのですが、実際、こんなことはあり得ないですよね? > 相手側がプロバイダを訴えて勝訴すれば、開示命令が出るでしょう。 犯罪ではないですから、プロバイダが負けても前科にはなりません。 なので、プロバイダが本気で争わない可能性もあります。 その場合はプロバイダは裁判に負け、裁判所の命令により開示されるでしょう。 <