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不登校数、 校長や管理職にとっては、恥ですか?
私は、現在公立中学校のPTA副会長です。 今日、市長、教育委員会、市内の小中学校の校長、教頭、PTA役員が一同に会して懇談会がありました。 その中で不登校児または不登校傾向の子供たちに何らかのサポートができないか?という提案がわが校のPTA会長からなされました。 それに対して、市長は教育委員会に意見を求め、委員の1人は委員長に意見を求め、冗談交じりの応答が続きました。 私は、これでは埒があかないと思い「なぜこのような提案がなされたかというと、わわが校には13人の不登校や不登校ぎみの生徒が居るという報告が12月の保健委員会でなされたためです。」と発言しました。 その後、各校の不登校児の人数が報告され、話し合いがもたれたのですが、帰り際にわが校の教頭から「人数を発表するとは何ごとだ。秘密厳守と言っておいたのに。」とお叱りを受けました。 間違ったことを言ってしまった?のでしょうか? それでは、なぜ保健委員会(20人ぐらい)で発表したのですか?20人で 「ふーん、13人いるんだ~。」と悶々とするためですか?
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まあ、教頭と言う職責と言うか中間管理職という立場からの発言でしょうね。 不登校人数と言うのは教育委員会へも報告される事項ですから、PTA役員以外の学校関係者はみんな、どの学校でどのくらいの不登校があるかと言うことを知っているはずです。つまり、教頭の発言は、「他の学校のPTA役員に知られてまずいことになっている」と言う意味です。 そして、この意識は、ある程度、普通の意識かなと自分も感じます。 今の日本社会だと、良くないデータが一人歩きし、その背景とか、それに対する学校の取り組みなどが全く伝わらない状態で、ただ学校の評価が悪くなると言うことが起こりえるからです。 でも、本来は、少なくともおっしゃっているような場では、ざっくばらんに、互いの実情を話して、どう取り組めばいいかを互いに討論できることが必要です。その意味で、教頭の言葉は、ちょっと、近視眼的なものでしたね。 不登校とかいじめとか、いろいろ中学での問題がありますが、個別の事情がいろいろあり、一概に対策を立てることは無理があると感じます。現実的には、力量のある教員が育つことしか、対策はありません。 ただ、どうしても、それぞれの学校で、教員と管理職、そして、地域の協力が必要不可欠ですね。その意味で、言われているような懇談会の場で、そういった協力体制について話していくことは意味のあることだと思います。
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- yunyun2007
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party39さんの困惑がよくわかります。 この学校の教頭先生の困惑もわかります。 学校側から教育委員会側に連絡されている人数は、実際に全く登校できない状態の生徒の数であることが多いです。それに対して、質問者さんのぶつけた数は、不登校ぎみの生徒、つまり、今後不登校になる可能性のある生徒も含めた数です。そう、数が合わない可能性があります。 その場合、教育委員会から責められるのはだれか。教頭でしょうね。 保健委員会で発表したのは、教頭が本気でその子たちを助けるために、PTAの力を借りたいと考えているからでしょう。 おたがいの気持ちがすれ違ってしまったのだと思います。 学校が質問者さんの力を必要としているのもまた、真実だと思います。 どちらにしても、質問者さんが真摯に学校のことを考える方だということは伝わってきました。教頭にもそこは伝わっているはずです。
- teteteten
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サラッと…という表現は適切ではありませんでしたが、学校側にとっては、『このような事例があり、学校としてはこのように取り組んでいますよ』といった現状の報告ということだったのでしょう。学校保健委員会は、年に○回開催する…のように学校毎に決まっているもので、その題材?として不登校者についてを選択したのだと思います。 質問者様のおっしゃる通り、現状の把握なしに対策は考えられないと思います。そういった意味で、懇談会での質問者さまの発言は非常に意味があったものと感じます。 他の回答者様方もおっしゃる通り、今回のことは、教頭先生個人の度量不足的なところが大きかったのではないでしょうか。
- patapata1
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今どき不登校の生徒などどの学校にも一定数いますし、恥なんかではありません。管理職であっても基本的に認識は変らないと思います。イジメにしろ不登校にしろ対策いかんで減らすことは可能ですが、ゼロにするのは難しい。ところが頭の固い人々の中には不登校やイジメを努力すればゼロにできると考えている人がいるということです。とんでもない。それなら教育次第で世の中から戦争や犯罪はなくせると言うのでしょうか。(努力は限りなくすべきですが) いじめや不登校の存在が恥ずかしいのでなく、それに対して何もしないことが恥ずかしいのです。学校はそれらに対して色々と対策を打ち、精力的に動いてはいるがゼロにはなりません。 とは言え、不登校の数が多いのは決して自慢にはなりません。情報は常にオープンにすべきですが、教頭氏は「不登校の実数などは学校側が発表するべきもの」と考え、あなたの行為を「僭越」と感じたのでしょうか?ちょっと度量が狭いと感じましたね。
- Ama430
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教員にやる気がないからトラブルが起きるのだと断定的に主張する人たちがいます。 その人達が、どういうわけか教育行政で権力を握っているので、様々なチェックリストで教員を「評価」するシステムが始まります。 現場の状況を知らないでつくったチェック項目であることと、そもそも行政の責任逃れのための「評価」システムであるために、否定的な表れを正直に公表することがためらわれるわけです。 長期的な不況で、優秀な人材だけが教員になっているにも関わらず、ここ20年で急激に不登校・いじめ・校内暴力が深刻化してきているのは、その原因を教員個人に帰することできないということです。 不登校の個別の状況はともかく、人数や特徴を情報として交流することなしに、克服することは難しいと思います。
- teteteten
- ベストアンサー率33% (1/3)
私的見解ではありますが…。 なぜ保健委員会で話したのかについては、どのような形で発表されたのかによるかとも思います。 お話から察するに、ただサラッと報告だけだったのでしょう。たぶん保健委員会の場でどうこう話し合おうという考えではなかったためではないでしょうか?単に現状の報告だったのだと思います。 管理職にとって、不登校生徒数が恥か否かということについては、恥という表現はどうかと思いますが、学校側にとっては、あまりどうどうと言えることではないと思います。 真剣に提案した人に対して、冗談交じりでの応答を続けた委員・委員長に対しての質問者様の発言は間違っていないと考えます。 ただ、大勢の前で発表されるというのは恥ずかしいものではないでしょうか?教頭先生のお叱りには、少なからず恥ずかしい思いをさせられたといった気持もあったのではないかと思います。 まとまりのない文章で申し訳ありません。
お礼
お返事ありがとうございます。 >ただサラッと報告だけだったのでしょう。 そうではありません。それまで(12月)一度もなかった保健委員会が召集され、議題は「不登校児の現状と対応」でした。 その中で、「1学期は、4人だったが12月現在は13人を数える。」と個人的な状況まで報告されたのです。(もちろん名前はふせてありましたが。)会議後、プリントは回収され、「この件は、ご内密に。」のような主旨のことを言われました。そこで何のための会議だったのか?疑問に感じ、会長と相談し発言することにしました。 確かに、学校側と連絡をとらなかったのはよくなかったかと思いますが、現状の把握なしに対策は考えられないのではないでしょうか?
お礼
お返事ありがとうございました。 >不登校の個別の状況はともかく、人数や特徴を情報として交流することなしに、克服することは難しいと思います。 本当におっしゃる通りだと思います。 私自身不登校の娘を持ち、混乱し途方にくれた経験から、なんとか手助けできることやサポートの体制を作ってもらえないかと思っての発言だったのですが、なかなか教育委員会や先生には理解してもれえませんね。