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ARMANIの実質的な違いはなんでしょうか?

GIORGIO ARMANIが創り出すラインにはいろいろありますが 特にメンズのラインで黒タグのGIORGIO ARMANIと白タグのCOLLEZIONIの 素材等々の違いは具体的に価格以外にどんなことがあるんでしょうか?

みんなの回答

noname#29140
noname#29140
回答No.3

 Armaniをはじめ、日本において、いわゆるデザイナーブランド、またはモード系と呼ばれる一群によって作られた製品にはひとつの特徴があります。 それは、たとえ相当の高額品であっても、キトンなどとはまったく異なり、極力手縫いの味を出さないように仕上げることにこだわる、ということです。 仮にクラシック、またはトラディショナル系のガーメントの縫製メーカーで、しかも手縫い、もしくはハンドメイドを売りにしているところであるならば、一番目立つ襟のボタンホールとラペルとカラーの継ぎ目を、ここをgorgeと言いますが、逆にこれらの部分をハンドで仕上げることに今もってこだわっている社が多いのです。ですから、こうした部分がハンドメイドかどうか判断出来ることがズバリ ベンチマークとなっていたのです。このことについては特にプロでなくとも、少々見慣れれば誰でも解ります。Vestimenta製のArmaniも、他社正産のLe Collezioneもただ今申し上げた理由で、襟のボタンホールもgorgeもマシンですが、よくよく見れば、やはりこれらのディテイルな部分は、Black Labelの方が、きれいな仕上がりとなっていると思います。本当は、Armaniについては、着心地とシルエットの良さがその本質ですから、本来芯地など目で見えない部分に違いがあるのですが..... 従って、結論としては、同じサイズで双方を着比べてみるのが一番よいのではないかと存じます。その上で、仕立ての柔らかさ、しなやかさ、軽さなどの違いが感じられたらしめたものです。

noname#29140
noname#29140
回答No.2

 No.1ですが、少し付け加えさせてください。 Black Labelについては、最先端の、ある意味、実験性さえおびた素材、副資材(たれ綿、裄綿など)が使われることがしばしばあります。対してLe Collezioniについては、先に申しましたように、過去にすでにヒットした、つまり売れゆきの良かったものをもう一度 商売しやすいように焼き直したもの、つまり例えば素材、副資材のQuality labelを一段落としたり、デザインの鋭すぎるものを少し甘くして、日常着易いものとしたり、また生産工程を少し簡略化したり、もしくは工場をメインのVestimenta社以外のところで作らせて生産価格を下げたりなどなど、より消費者に求めやすい価格設定を目指したもの、と言ってよいかと思います。

eresparis
質問者

補足

たびたびありがとうございます。 HILTONなどもVestimenta社だったと記憶していますが 素人には、なかなか縫製の違いは判別できないものなんでしょうか? なにか判りやすいベンチマークがあればご教授下さい。 何卒よろしくお願いを申し上げます。

noname#29140
noname#29140
回答No.1

ニューヨークから失礼します。Armaniについては 真剣に話せば本が何冊あっても足りないくらいの人だと思いますが、ご質問の黒タグ、つまりBlack labelのことを意味していると思いますが、これは彼と彼のパートナーたち(Vestimenta社などを含む)とで開発した文字通り、最新の、最先端のコレクションラインだという風にまとめてしまって良いのではないでしょうか。そのため、プライス的にも最も高額なラインとなっています。  また、白タグ、White labelというよりか、この場合は、Le Collezioniのことを意味されているかと思いますが、このレーベルの商品群は、Armaniの作品の中でこれまでに商業的にヒットした作品を、デザイン面などのエッセンスを極力残しつつも、縫製、つまりmakeのグレードなどをやや落として、つまり価格を下げて、より買い求めやすくしたもの、とご理解いただけるとよいかと思います。  それから、日本では見ていませんが、NYではネイビーのレーベルで、Armani Classicoという、比較的オーソドックスなデザインのラインも数量的には少ないのですが、人気があるようです。

eresparis
質問者

お礼

詳しい解説をありがとうございます。 非常に感謝いたしております。 縫製のgradeの違いは些細なものなんでしょうか? あと、Armani Classicoというラインを存じませんでしたので 非常に興味がわきました。 日本では扱ってないのは不思議ですね。