御存知ならば良いのですが、大学院の受験は大学までの受験と大きく異なります。実質的には、学校や研究科で受験するのではなく、研究室単位での受験になります。事実上の合格定員とボーダーは研究室毎に異なり、合否の決定は指導教官になる予定の先生がその学生を受け入れるのか?どうかによります。(場合によっては、テストで一位でも定員割れしていても、先生の一存などで不合格に成ることも無いとは言えません。)
そのため、一般的には事前に希望の先生に電子メールなどで連絡を採り、事前に研究室訪問をし研究室の基本的なルール(運営方針やテーマなど)について話し合います。この時に、受験科目や受験勉強の仕方、過去問などについて、先生orそこの学生に問い合わせるのが一般的です。
また、一般論としては、1~2ヶ月集中して受験勉強(=自習)する人が大半だと思います。
大学院は、勉強を教わるところではなく一緒に研究するところなので、試験で出題される内容は、この程度の内容が理解できていなければ二年間で修士論文を作成できないだろう!一緒に研究するには最低このことは知っていてもらわないと困る!と言った基礎的な事項がほとんどで、たちの悪い引っ掛け問題やいわゆる受験テクニックを要するような悪問は基本的には出題されません。
私の知る限り大学院入試用にダブルスクールした人はいないと思いますし、それは本末転倒だと思います。なぜなら、大学院で要求される人財は、人に教えてもらった知識を豊富に持つ人ではなくて、未知の事象に対して全く新しい解決策を提案できる人だからです。
まずは、あなたの学科の1~2年次の教科書レベルをしっかりと理解すること(暗記するのでないですよ「理解」するのです)と進みたい分野の専門知識を広く身に付けた上で、なるべく早い時期に希望の研究室の先生にコンタクトを取ることだと思います。あと、英語はしっかりとやっておいた方がいいですよ。
お礼
まさにこれこそ、私が知りたかった情報です。 詳しく書いていただいて、本当に有難うございます。 大学1~2年の知識の理解ですね。 最近になって、進路を考えるようになったので、これからいろいろと準備が必要ということが分かりました。 有難うございます。