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(@_@。まいとし3%の経済成長を続けると、100年ちょっとで20倍を超えますが、けっきょく資本主義は原理的に継続不可能?

 資本主義は、世界平均ですくなくとも毎年3%ていどの経済成長が続かないと回っていかないないようですが、この数字、ばかになりません。  電卓でちょっと計算してみましたが、年に3%だと、24年で2倍を超えます。78年で10倍を超え、だんだん加速度が増して、102年でなんと20倍を超えます。  102年なんてそんなに遠い将来のことではなく、いまの赤ちゃんならまだ元気に活動しているかもしれないくらいの、近未来です。  そんな近い将来に、現在の20倍もの経済活動をしているとは、とても信じられません。というよりも、こんりんざい不可能と思います。  けっきょく、おカネがおカネを生み続けなければならないという資本主義は、原理的に継続不可能なんじゃないでしょうか?  世界平均で年3%ていどの低い成長率でも、すぐに行きづまってしまうので、ときどき大恐慌や大戦争で、破滅的な悲劇・災難・不幸を引きおこし、なにもかもご破算にして、また一から始めるといった愚かなことを繰りかえしてるんじゃないでしょうか?  ゼロ成長社会の理想はうるわしくても、実現は難しいようですから、やはり大恐慌や大戦争を必要悪として織りこみながら、こんごも世界平均で最低3%ていどの経済成長を追い求めなければならないんでしょうか?  経済成長を前提にしないと、政府は国債も発行できなくなるはずですが、でも経済成長を永久に続けることはできないとなると……??  難しくて、さっぱりわかりません。よろしくお願いします。  

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  • cse_ri2
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回答No.5

>“資本主義”“競争原理”“自由な経済体制”などの >名のもとに、目先のおカネの計算だけにとらわれて、 >たとえば国土の海岸線をほとんどコンクリートで固めて >しまったり、国じゅうのほとんどの川を水泳不能にして >しまったり……もう修復もできませんし、あともどりも >できないでしょうね。 私はそうは思いません。 昔の自然そのままを甦らせるのは難しいでしょうが、修復 は可能だと思います。 イギリスの例なんですけどね、産業革命が最初に起こった イギリスでは工業化の過程で、日本と同様にずいぶん自然 破壊や環境汚染が進んだんですよ。 しかし近年、環境保護運動によって、失われた自然がずい ぶん戻っているそうです。TV番組で見ただけなので詳細 まではわかりませんが。 日本もまだ何とかなると、私は考えています。 >資本主義とは、文字どおりおカネの計算のみから始まっ >て、おカネの計算のみでしめくくる……そこのところが >なんとかならないのかなあ、なんとかして発想の転換を >しなくちゃいけないのでは……というきもちです。 まずあなた自身の頭から切り替えないと、どうにもならない ですね。 おカネの計算をすること自体は善でも悪でもどちらでも ないんです。問題は稼ぎ方と稼いだお金をどう使うかに あります。 おカネはきちんと使えば、人類の福祉向上に大いに役立ち ます。お金がなけれな飢えた難民に食料を届けることも できませんし、失われた自然を取り戻すにも作業費用が かかります。 人間の生活が豊かになることが善・悪どちらかと言えば、 善でしょう。生活が貧しく、働いて飯を食ってそれ以外の ことは何もできずに一生を終えるような人生しか送れない とするならば、その人の人生を幸福と呼べますか。 そして豊かになるための一番の近道は、今のところ資本 主義しかないというのが現実です。 しかし、豊かになってからどう生きるか。その方向性に ついて、誰も道を示す人がいないのが問題なのです。 豊かになった後にどういう生き方をすれば人は幸せになれ るか、その道を模索をしていくことが、既に豊かになった 私たちの義務ではないかと考えることもあります。

yumi18
質問者

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 かさねてのご回答、たいへんありがとうございました。  「豊かになってからどう生きるか。その方向性について、誰も道を示す人がいないのが問題なのです」……芸術、文学、学問、趣味、スポーツ実践などに、ふつうの人がもっと興味をもって取りくみ、個性を発揮して、できればそれぞれの道でみんながプロ級になるような世の中になればなあ、と思っています。  みんながプロであり、同時にサポーターであるような社会……  たびたび懇切なご回答をいただきまして、ほんとうにありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • cse_ri2
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回答No.4

>なんだか、おカネ自身が、いのちあるもののごとく、 >もうれつな自己増殖運動を休みなくつづけていて、 >人間がそれにふりまわされ、のみこまれて、地球上、 >ほうぼうで、何十億という人間がヒドイ目にあっている >のが現代のような気がします。 あなたの言うことは、よくわかりますよ。 けれども、カネに人が振り回されているのは、社会制度の 問題ではなくて、人の問題なんです。 どれだけ制度をいじくっても、人の心が変わらない限り、 問題の根本解決にはなりません。 けれども、人の心を変えることはできなくても、自分の心 くらいは努力次第でなんとかできるでしょう。 No.2とNo.3で少し述べていますが、経営次第で好景気でも 不景気でも利益はあげられます。 つまり、全体の経済情勢はどうであれ、やり方しだいで飯 はいくらでも食えるのです。 飯を食ったらどうするか。 カネ以外の価値観を模索してみてはどうですか。 例えば、ちょっと自然に帰るだけで、十分幸せ気分を味わ えます。 結局は、一人一人が努力していくしかないんですね。 稼がなくては飯を食えませんが、稼ぐだけで人間は幸せに はなれない。 そういうカネに振り回されない人を少しずつ増えていけば、 少しずつ世の中が変わっていくと思います。 かつての共産主義のように、強制的に仕組みを変えたとこ ろで、人の心がついていかなければいずれは破綻します。 社会がどうだ、制度がどうだと言う前に、自分自身がどれ だけ努力しているかが大事なのではないでしょうか。

yumi18
質問者

お礼

 かさねてのご回答、たいへんありがとうございました。  「ちょっと自然に帰るだけで、十分幸せ気分を味わえます」……ほんとうにそう思います。  

  • cse_ri2
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回答No.3

No.2の発言の追加です。 >ゼロ成長社会の理想はうるわしくても、実現は難しいよ >うですから、やはり大恐慌や大戦争を必要悪として織り >こみながら、こんごも世界平均で最低3%ていどの経済 >成長を追い求めなければならないんでしょうか? 確かに難しいですが、不可能ではないです。 経営しだいで、景気が良かろうと悪かろうと利益を確保す ることは不可能ではないのですから。(No.2参照) >経済成長を前提にしないと、政府は国債も発行できなく >なるはずですが、でも経済成長を永久に続けることはで >きないとなると……?? 景気というのは必ず変動します。鉄則といっていいでしょう。 ですので、ある時期景気が悪化しても、しばらくすれば 景気は必ず好転します。 景気が悪い時には国債を発行して財源を補填する。そして 景気が良くなったら買い戻す。それだけなんです。 難しく考えることはありません。 結局のところ、 >資本主義は、世界平均ですくなくとも毎年3%ていどの >経済成長が続かないと回っていかないないようですが という質問の前提に誤りがある、というのが私の結論です。

yumi18
質問者

お礼

かさねてのご回答、たいへんありがとうございました。  地球ぜんたいで考えると、マネーサプライというのでしょうか、おカネの供給はふえるいっぽうで、証券、為替をはじめとするマネービジネスは、いまや実体経済の100倍を超えているそうですね。  なんだか、おカネ自身が、いのちあるもののごとく、もうれつな自己増殖運動を休みなくつづけていて、人間がそれにふりまわされ、のみこまれて、地球上、ほうぼうで、何十億という人間がヒドイ目にあっているのが現代のような気がします。  宗教も、なにもかも、すべてカネ、カネ、カネの時代……

  • cse_ri2
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回答No.2

前提となる条件が間違っていますよ。 >電卓でちょっと計算してみましたが、年に3%だと、 >24年で2倍を超えます。78年で10倍を超え、 >だんだん加速度が増して、102年でなんと20倍を >超えます。 日本で約100年前というと明治時代かと思いますが、その 頃と比較すれば、20倍をはるかに越えて成長していると 思います。 日本が今後の100年で20倍の成長をするかというと疑問で すが、経済がグローバル化していますから投資対象国は別 に日本でなくてもいいわけですし、投資対象国を絞れば 今後の100年で20倍くらいの成長をする国はあるでしょう。 それでもって投資に不適当な国にはあまり投資しなければ 損をすることもそれ程ないかと思いますが。 >世界平均で年3%ていどの低い成長率でも、すぐに行き >づまってしまうので、ときどき大恐慌や大戦争で、破滅 >的な悲劇・災難・不幸を引きおこし、なにもかもご破算 >にして、また一から始めるといった愚かなことを繰りか >えしてるんじゃないでしょうか? 例えが大げさですけど(笑) 元々経済というのは好景気・不景気の変動を繰り返してい るわけで、変動が少なければ不景気ですみますし、あまり ひどいと途中で戦争なんかもおこるわけです。 極端に言えば、第二次世界大戦はその前に発生した大恐慌 の続きで発生したようなものです。 しかし、人間の中には頭のいい人もいて、経済が悪化して もそれが引き金となって戦争とならないように、様々な 仕組みを考えました。 一例を挙げれば、GATTやIMFなんかがそうでしょうか。 >けっきょく、おカネがおカネを生み続けなければならな >いという資本主義は、原理的に継続不可能なんじゃない >でしょうか? 前の質問もそうでしたけど、yumi18さんはどうしても資本 主義を否定したいみたいですね。 私の見解としては、資本を増殖するための資本主義という のはそう遠くない未来に行き詰まると考えています。 しかし、資本主義というか自由な経済体制自体は、今後も 継続するでしょう。 資本主義がよくないからといって、共産主義的な経済体制 を確立しようとすれば、経済活動が不活性化し、かつての 旧ソ連の二の舞になることはあきらかですから。 私の意見(はなただ理想的ですが)を述べますと、人間と いうのはとても物欲が旺盛でかつ楽をしたがる生き物です から、不景気の時も経済成長を欲したり、あるいは楽な生 き方を捨てられずにいたりするので、問題がややこしくな るのだと考えています。 好景気の時は売上増加によって利益を手に入れ、不景気の 時は諸経費を切り詰めて、利益を確保する。 これだけでいいのではないでしょうか。 実際不景気と言われつつも、多いに儲かっている企業もた くさんあります。儲かる会社と儲からない会社で何が違う かと言えば、コスト削減の努力をどれだけするかです。 ところが、コスト削減というのは会社や従業員に痛みを伴 うことが多いですから、なかなか踏み切れずにいるうちに 業績が段々悪化し、コスト削減をしないから利益もでない というのが実状ではないでしょうか。

yumi18
質問者

お礼

 ご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。  “資本主義”“競争原理”“自由な経済体制”などの名のもとに、目先のおカネの計算だけにとらわれて、たとえば国土の海岸線をほとんどコンクリートで固めてしまったり、国じゅうのほとんどの川を水泳不能にしてしまったり……もう修復もできませんし、あともどりもできないでしょうね。    資本主義とは、文字どおりおカネの計算のみから始まって、おカネの計算のみでしめくくる……そこのところがなんとかならないのかなあ、なんとかして発想の転換をしなくちゃいけないのでは……というきもちです。

noname#15238
noname#15238
回答No.1

yumi18さん、今晩は、経済成長の問題は関心は非常に有るのですが、解らないから答えられないといったところが本音ですが、yumi18さんの熱意に負けて役にも立たない回答をしてみたくなりました。 私自身は、現在「価値」の泥沼の中です、その先の貨幣やましてや経済成長などは遥か彼方の存在です。 >資本主義は、世界平均ですくなくとも毎年3%ていどの経済成長が続かないと回っていかないないようですが、 もし、これが事実なら、その原因を考える必要が有るのではないでしょうか。 以前この関連の質問で判り易い回答を拝見しました、「蚊のいない国に蚊が輸入されると、殺虫剤が販売でき経済が成長する」記憶が曖昧ですが、こんな内容でした。 結局、経済の成長とは何かを考える必要が有るのではないでしょうか、蚊の喩えもそうですが、経済とは無縁であった家庭や地域社会の内にも経済が侵入することによって、経済が成長していることにも注意する必要があるのではないでしょうか。 終わりの無いものは多分無いのでしょう、しかし、それを科学的に証明できるかどうかは、私には解りません。 yumi18さん、諦めないで下さい。

yumi18
質問者

お礼

ご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。蚊のたとえ話、有益でした。    ところで、“現在「価値」の泥沼の中です”とは、どういうことでしょうか? おさしつかえなければ、お話しいただけないでしょうか?  一般的に、なにをもって「価値」と見なすか……たいへん重要な問題のように思います。  「世界平均ですくなくとも毎年3%ていど‥‥」 → 資本主義は文字どおり資本をもとでに動きますが、寄付金とちがって資本金というものは、利益を生むことを目的としますから、最低限3%くらいの経済成長をトータルとして続けないといけないのかあ、という素朴な考えです。  高度成長期の日本は、20%近い経済成長を記録したこともあるそうですね。そういうことに「価値」をおきすぎたツケが、いま回ってきたということかもしれません。    経済成長が止まると、資本金を出す人はいなくなるはずですし、税収も伸びませんから、将来の税収アップをあてにしている国債償還もできなくなるなど、その影響は計りしれないと思います。