>生肥料(堆肥)
未醗酵の堆肥。目安としては3ヶ月に1回積み直しをして1年間醗酵させた堆肥を使用します。1年たたない堆肥を生堆肥と呼んでいます。最近「コンポジット」の堆肥製造機が販売されています。この機械で製造された堆肥は1年間の醗酵をさせていません(リグニン等が未分解)ので.生堆肥となります。3ヶ月に1回積み直しをして醗酵させてから使用してください。
>漉き込み
生えていた野菜・草などをそのまま土と混ぜる作業を言います。花壇でこれを行うと生の草が醗酵して土が腐り生育障害となります。
商品名
カリ 塩化カリ又は珪酸カリ.ハイポネックス
燐 過燐酸石灰・じゅうしょう燐酸石灰.ハイポネックス
硝安系窒素肥料 硝酸アンモニウム・硝安.販売されていない場合には.理科の教員に聞いてみてください(水耕栽培用の化学薬品があります。ただしこちらは純度が高い(発火しやすい)ので取り扱いには十分注意してください)。使い方としては.硝安5gをじょうろ(水2-3リットル)で溶かして.水として蒔いてください。
尿素系 尿素
塩安 塩化アンモニウム・塩安
硫安 硫酸アンモニウム・硫安
トウモロコシ以外はハイポネックスでごまかせると思います。
ハイポネックスの使い方は.粉を1箱(3-10KG)1万円ほどしますがこれを購入します。1週間に1回0.5gをじょうろ(2-3リットル)で溶かして水代わりに蒔きます。運が良ければ2ヶ月で密林になります。もしならなければ翌年1株当たり根元から2-5cm離して梅雨の時期に2-3g蒔いてください。8月には密林になっているはずです。
トウモロコシはハイホネックスにくわえて.梅雨のはじめに根元から5-10cm離して.硫安を5g前後(尿素は半分)まきます。トウモロコシが枯れなかったならば分量が少なく.枯れたら(しおれた)ば分量が多い場合です。2-3週間間隔で穂が出るまで続けます。穂が出たらハイポネックスだけにしてください。トウモロコシは窒素過多で他の植物が育たない時に窒素を土壌から抜くために作付けする植物なので.たくさん取るつもりであるならば.窒素過多で枯れるか枯れないかのぎりぎりを目安とします。したがって失敗すると絶滅です。たくさん取らず育てば良いぐらいの場合にはこれほどつよい追肥は行いません。
>ホームセンターに行ったときに
行き先を間違えてます。農協に出かけてください。その道のエキスパート(農業改良普及員)が掃いて捨てるほどいますので.いくらでも肥料の使い方を教えてくれるはずです。農協が相手してくれなかったらば.農業改良普及所を訪ねてください。
地域差が有るので.私と異なる説明が普及所等であったならばそちらを優先してください。土壌と気候によって分量が大幅に変化しますから。
お礼
大変詳しくご指南くださり恐縮して言います。 この解答を印刷して参考にします。