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坊主丸儲けの語源は・・・?

何故 「坊主丸儲け・・」と言うのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • teinen
  • ベストアンサー率38% (824/2140)
回答No.3

 「花八層倍,薬九層倍,お寺の坊主は丸儲け。」という昔からある言葉の最後の部分ですね。  花八層倍(はなはっそうばい)。花屋は元手(仕入れ値)の八倍の利益がある。  薬九層倍(くすりくそうばい)。薬屋は元手(仕入れ値)の九倍の利益がある。  お寺の坊主は丸儲け(おてらのぼうずはまるもうけ)。坊さんは元手なしで利益がある。    現代のように,お寺の住職は世襲ではありませんでした。お寺は檀家のものであり,そこへ坊さんを招いて住職に就いてもらっていました。住職が亡くなったりすると,新たな住職となる坊さんを,同じ宗派の他の寺院や本山にお願いして来てもらったり,時には,旅の修行僧にお願いして住職になってもらっていた訳です。  お寺は檀家のものですから,維持管理も檀家が負担です。来てもらった住職を養うことも檀家の負担だった訳です。  つまり,坊さんは檀家に衣食住の面倒を見てもらって居た訳です。  昔,花屋と薬屋は利益の大きい商売でした。そこで,「花屋は元手の8倍も儲けてるぞ。」「薬屋はもっとすごいぞ。元手の9倍も儲けているぞ。」「いやいやお寺の坊主は元手なしで儲けているぞ。」と羨んで言ったようです。    現在,たいていのお寺は宗教法人になっており,御布施などの収入は宗教法人の収入であり,坊さん個人の収入ではありません。坊さんはその宗教法人から給料を貰う形になっています。よって,坊さんには所得税や住民税が課税されています。宗教法人に対する課税はゼロでも,坊さんに対しては課税されています。  本当に「坊主丸儲け」なら,もっと坊主になる人が増えて良い筈です。後継者不足に悩むお寺が多いのが現実ですので,儲かっている坊主も居れば,儲かっていない坊主も居ます。坊主の他に職業を持ち,その収入の一部を宗教法人に納めて,なんとかお寺を維持している坊主も居ます。

kizasi_com
質問者

お礼

明解な回答を頂き有難う御座います。

その他の回答 (2)

  • jo1715
  • ベストアンサー率37% (91/240)
回答No.2

それと税金が要らないのでは。

kizasi_com
質問者

補足

税金が0円・・! 坊さんは、笑いが止まらないでしょうね。

  • ossan2006
  • ベストアンサー率10% (313/2977)
回答No.1

ここでいう「坊主」は僧侶のことですね。 僧侶はお経を唱えるだけで布施がもらえる=元手なしで儲けられるいい仕事をしているってことを羨んでいった言葉です。

kizasi_com
質問者

補足

>元手なしで儲けられるいい仕事をしているってことを・・・ そお~言えば、営業経費もかかりませんね。。