• ベストアンサー

電池についてなんですが・・・。

同じサイズ(単3や単2など)で、アルカリ、ニッカド、ニッケル水素など色々な種類がありますが、これらは使用する機器に合わせて使う必要があるのでしょうか?充電式の場合もいかがなものでしょうか?それとも、「アルカリ単3使用」と書いてあればそれ以外の電池は不具合があるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#2748
noname#2748
回答No.2

書き忘れがあったので追記します。ニッケル水素電池やニッカド電池はメモリー効果という厄介なものがあり、電池を中途半端に使って、充電ということを繰り返すと、電池の終止電圧(ここまで使うと急激に取り出せる電流が減る電圧)がだんだん高くなってしまい、充電してもすぐに使えなくなってしまうという現象が起こります。この点でも、通常の電池(1.5V定格)用に設計された機器にこの種の電池を使用すると、電池が完全に放電しきる前に機器が使えなくなる(もともとの電圧が低いため)ため、中途半端に使って充電ということを繰り返すことになり、電池自体の寿命を縮めることにもなりかねません。 メモリー効果については以下のようなものです。例えばある電池を完全充電して、電池容量の30%程度使って充電するということを繰り返すと、その電池は30%程度使ったところで急激に取り出せる電流が減り、本来なら使えるはずの残り70%が使用できなくなってしまうということです。メモリー効果を持つ電池(ニッケル水素やニッカド電池)ではこれを避けるため、できるだけ使い切ってから充電することが望ましいのです。そこでこのような電池を使用する機器には放電機能(電池をいったん空にする)を持ったものが多く見受けられます。中途半端に使った電池をこの機能を用いて一端空にしてから充電することで、メモリー効果によるデメリットを抑えようというものです。同じ充電式電池でも自動車などに使う鉛バッテリーや携帯電話などでおなじみのリチウムイオン電池にはこの性質がなく、中途半端な充電を繰り返すことには問題がなく、返って常に充電状態に置いたほうが寿命が延びます。

takikun
質問者

お礼

非常に詳しくありがとうございます。勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • terra5
  • ベストアンサー率34% (574/1662)
回答No.3

マンガンの替わりにアルカリを使う場合,全く問題が無いわけではないようです。 消費量が極端に小さい物(時計等)にはあまり向かないようですし, 液漏れした場合,アルカリの方がダメージが大きいと聞いた憶えもあります。 また、ニッカドは1.2Vですが、乾電池は1.5Vとはいっても電圧の変化が大きいので、 1.2V以下で使っているケースも結構あるので使えるかどうかはいろいろあるようです。 また、ボタン電池である酸化銀電池等は電圧が安定しているという特徴があって、 電子機器などでは役立つことが多いです. これは使うと電圧が低下してくるマンガン,アルカリでは代用できないか、 短時間か使えないとなるでしょう。 参考に電池の知識のページを。 http://www.baj.or.jp/battery/index.html

参考URL:
http://www.baj.or.jp/battery/index.html
takikun
質問者

お礼

ありがとうございます。なかなか難しいですね。がんばります。

noname#2748
noname#2748
回答No.1

通常のマンガン乾電池とアルカリ乾電池では、内部抵抗がが異なります。平たく言うと、どれだけ一度に大きな電力が取り出せるかが異なります。これは電池の消耗が進むほど大きな差となって現れるので、アルカリ乾電池の使用を指定してある機器にマンガン電池を使用すると、非常に短い間に寿命になってしまう可能性があります。また、ちょっと変わった例ですが、冷蔵庫用の電池式の脱臭器でアルカリ電池の指定がしてあるものがありました。これはマンガン電池では、低温時の性能低下により十分な電力を供給できないからのようです。ニッケル水素電池やニッカド電池のような2次電池(充電式の電池をこう呼びます)は定格電圧が、通常の乾電池とは異なるため使用できない機器もあります。ちなみにアルカリ乾電池・マンガン乾電池ともに定格電圧は1.5Vですが、ニッケル水素電池やニッカド電池は定格電圧が1.2Vです。1本だけの使用では0.3Vの電圧の違いでしかありませんが、例えば4本直列で使用した場合は1.2Vの電圧の差になってしまいます。これはニッケル水素電池やニッカド電池1本分の電圧です。したがって、物によっては十分に充電されたニッケル水素電池やニッカド電池を使用しても、電圧不足で安定した動作にならない場合があります。また、モーターなどを使用した機器では、ニッケル水素電池やニッカド電池の内部抵抗が低く、大きな負荷がかかった時に過大な電流が流れ(アルカリ電池やマンガン電池では電池の内部抵抗のため大きな電流が流れず、たとえショートしても回路が焼けるようなことがないように設計されていてもニッケル水素電池やニッカド電池のような内部抵抗が低い電池で使用すると大きな電流が流れます。)回路を焼損することもあります。模型などでたまにニッカド電池の使用を禁止しているものがありますが、それはこのような理由があるからです。 マンガン乾電池の使用を前提に設計された機器に、アルカリ乾電池を使用することは、何の問題もありませんし、電池の寿命から考えれば、かえって好都合な場合が多いでしょう。一方アルカリ乾電池の使用を前提に設計された機器にマンガン乾電池を使用すると、電池の寿命が非常に早く尽きる場合があります。ただし、まったく動かないということではありません。 ニッケル水素電池やニッカド電池は大きな電力を必要とする機器に向いていますが、その電圧が通常の乾電池と異なるため使用が制限される場合があります。また、自己放電が比較的に大きな電池でもあるので、時計などのように、ごく小さな電力を長期にわたって供給する必要があるような用途には不向きです。

関連するQ&A