No.5のJagar39です。
>感染する確率というのは、昨年・一昨年とそう変わらないと思って良いのでしょうか?
「感染する確率」の定義によります。
感染する確率を、家族や職場等に発症者がいたとして、その人から自分に感染する確率、ということで考えると、昨年までと同じでしょう。
感染する確率を、そういう前提条件を付けずに単に「流行が終わるまでに自分が感染する確率」とすると、間違いなく昨年までよりは高いと思います。
今年は診断数が増えた等の事情を差し引いても、流行は昨年までより確実に多そうですから、自分がウイルスに暴露されるリスクは格段に増えているということは言えると思います。従って、感染する確率は高いと。
去年までは感染性胃腸炎でロタやアデノ、さらに細菌性の胃腸炎と一括りで統計されていたノロウイルスが、今年は単独でも「ノロウイルス感染者」としてカウントされているので、患者数が昨年までと桁違いに多いのは差し引いて考える必要があるとは思います。
しかしノロウイルス性の食中毒は昨年までも単独でカウントされていたので、これの件数患者数共に激増しているのは、リニアに現実を反映している可能性が高いです。
ですから増えていること自体は間違いないと思います。
食中毒が起きている場所は病院や福祉施設、飲食店がほとんどですが、患者が自宅で家族に感染させる、または職場で同僚に感染させる、という形で流行が広がっているのかなという感じですね。
ウイルスの変異は、昔から抗原型の変異は知られていることですが、元々免疫ができても再感染と発症を免れない疾病なので、抗原型の変異が大流行に結びつくというのはちょっと考えにくいです。
まあ、もしかしたら少しだけ病原性が強くなった、という可能性はあるかもしれないですけど・・・
ほんの少しだけ病原性が強くなれば、「発症率(発症者/感染者)が増える」、あるいは「重症率(重症者/発症者)が増える」ことが可能性として考えられますし、そうすると「感染者から環境中に排泄されるウイルス量」は、ほんの少し病原性が上がっただけで桁違いに増えると思います。
ということはつまり、流行としては大規模になるのではと。
まあいろいろなことが考えられますが、答え合わせは厚労省が今冬の流行の疫学情報を公開するのでは判らないですね。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。お礼が遅くなりまして申し訳ございません。 やはり昨年までよりも感染する可能性は大きくなってしまっているのですね。恐ろしいです(>_<) 不思議と、私の職場では昨年感染した人の方が多いんですけどね^^; 例年のピークは1月と聞きます。でも今年は、ピークが早いと言われていますが、では今年に関しては、1月に入ると感染者数が減少していくのでしょうか?そういうわけでもないのかな・・。春が待ち遠しいです。 どうもありがとうございました。