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釜を五徳にすえる時
表千家の初心者です。 釜を五徳にすえる時、上から見て真上に五徳へ座らせた後 今度はカンの左右を真横にするのではなく ほんの少しずらすとの事ですが どの様な向きにずらすと良いのでしょうか。 どうぞ宜しくお願いいたします。
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表流で炉の五徳の据え方は 四畳半切本勝手上座床の場合、爪一つを床向き(向かって左) 五徳の輪を炉壇右の壁に付け、下の灰を右から左の傾斜にさせそこに五徳を据えると、釜の口が炉壇真中に来るとされています。 今、あなたがおっしゃる真上に座らせると亭主から見て やや右より(右高)に釜がくることになります。 釜の右を押さえて、左に寄せる気持ちかと思われますが、 元々の五徳が正しく据えられていることが原則ですし、 五徳の大小、釜の大小によりこの原則どおりにならないことも起こります。 釜の口を真中水平にする心構えでよろしいのではないでしょうか。
お礼
先日大寄せ茶会に行った際に前にお並びの方々が 上記のお話をされていて『ムムッ?』っと思い ご質問させて頂きました。 ご丁寧で解りやすいご回答、本当に有難うございました。