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大学受験での偏差値と実際の難易度の乖離について
- 大学受験での偏差値と実際の難易度の乖離について知りたいです。
- 大学受験でトップと目されている大学の偏差値と実際の難易度に乖離があるように感じます。
- 二番手以降の大学の合格者と実際の入学者の偏差値には乖離があり、これがどのような現象を生じさせているのか知りたいです。
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おっしゃるとおり、合格者の平均偏差値と入学者の平均偏差値は違うようです。 私立大学はおおむね両者で異なるものと考えて差し支えないと思います。 ただし、偏差値と難易度は必ずしも一致しないので注意してください。 詳しい説明は省きますが数学と小論文があるところは偏差値以上に難しいと感じる場合が多いはずです(私大文系でも数学受験可能なところがありますよね)。 入試問題の傾向も大学・学部によっていろいろありますから、偏差値で合否を占うより、実際に過去問をといて、問題との相性を見るほうが精度の高い予測が可能だと思います。 >偏差値が高くて心配したが、結構簡単に入れたところもある」などのお話を聞ければと思います。 毎年、有名私立大学でも、模試の偏差値が低いのに合格している人がいます。 簡単だったというわけではないでしょうけど、やっぱり相性は大きいんですよ。
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- larme001
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それを言ってしまえば、早慶だって実際のところ東大京大等の国立の滑り止めになっているわけで実際の学生と入学試験のランクとは差があるともいえるでしょう。実際、一部の模試とかだとなぜか私立が高く出てていたりもするので誰でもうけられる以上なんともいえません。 一方、難関国立の入学者がすべて出来るのか?2ついては、もちろん付属校あがりなどはまずいませんので全体としての出来は言いと思います。ただ、これも見方を変えれば、たとえば東大を受験する人は一ツ橋を受けれないので、仮に東大未満一ツ橋以上ぐらいの能力をもった方がいたとしても、東大を目指した時点で、落ちたら早慶などに行くことになるでしょう。そうかんがえれば、東大京大一ツ橋等の難関でボーダー近くを争っていた方でも早慶に入ってくるということになり、中には本番でいろんな理由で失敗した人などもいるということを考えれば上位のそうは結構出来る可能性もあります。また、難関になればなるほど、合格者と補欠者のボーダーというのは数点の差になってきますので、当日の運がよくてごうかくできた、なんて人も実際いるぐらいです。 さて、質問としては「偏差値よりも楽して入れる方法」ということだとおもいますが、確実な方法としてそんなものはありません。まずは基礎的な力がその受験者層に足りていなければ受からないでしょう。基礎的な力はどんな問題が出ようが同じことですので、これは素直に勉強する必要があります。 ただ、私立の場合はそれぞれの学校によってかなり問題のくせが出ますし、一方難関国立大受験が国立用の勉強をしつつ滑り止めで受けてくることを考えると、早慶であってもそういう「癖」のある問題を過去問等から分析しておけば、勉強する内容というのはかなり省略されます。たとえば慶応なら、「英語がうんとできれば合格できる」といったことはよく言われることですし、そうであれば慶応の英語(学部によって問題の癖が異なる)で高得点を取れるような勉強をすれば、その辺の国立の和訳などの問題も満遍なくやっている方に比べれば合格の可能性が高く出るでしょう。もっとも、難関国立大学を受けるかたにとって見ると、数学など私立にない受験科目が難しくなる傾向がありますので、それの準備が大変なのだとおもいますが、それを裏返せば、彼らよりもその分受験に役立つが勉強できるわけです。 偏差値に関して言うと、和訳や英作のほとんどない問題で京大A判定(和訳英作だけ)が出たところで、受かるかどうかなんてキチンとはかれません。慶応法とかでも、対策が面倒なので、東大受験生とかは出来ればセンターで高得点をとってセンター受験などでやり過ごしたいのが本音でしょう。逆に、専願で行くというのなら、単純に「英語」といっても問題形式も違えば配点も異なりますので、そこをどうせめて行くのか戦略的に考えて、模試の結果等も見ていけばワンランク上ぐらいの大学に合格することもおかしくない結果だと思います。
一部はおっしゃるとおりですが、大きな誤解もあります。 あくまでも大学の難易度を示す偏差値は「正規の試験での合格可能性が70-80%の数値(調査により異なる)」です。ですから、それより偏差値の低い学生も入学しています。実際に入学した学生の平均の偏差値はそれより低くなります。 けれども確かなことは、偏差値が低い学生は入れる確率がずっと低くなる、ということです。 つまり、資料として出されている偏差値に実際の学生の偏差値を出しても意味がないのです。 例えば、実際に入学した5人の学生の偏差値が、50,60,70,80,90、だったとします。偏差値によってその偏差値の受験者の母数は大きく変動しますから、各偏差値の受験者の数が: 50(1000人),60(100人),70(5人),80(2人),90(1人) だったとしますと、偏差値90の人は100%合格、偏差値50の人の合格率は0.1%ということになります。偏差値の80の人でも50%の合格率ですから、合格率が70-80%となるこ大学の偏差値は85とかになるはずです。 偏差値の低い学生が入ってから、簡単なのではないのです。偏差値が低い受験者は数も多いので、それだけ入学できる可能性は低いことには変りありません。 「入学した中に偏差値50の学生がいる」ということと「偏差値50の学生が入れる」ということとは統計上全く別のことなのです。 このことがわかる偏差値をご質問者がもっているかどうかわかりませんが。
補足
回答ありがとうございます。 >けれども確かなことは、偏差値が低い学生は入れる確率がずっと低くなる、ということです。 >偏差値の低い学生が入ってから(入ったから?)、簡単なのではないのです。 それは、当然そうだと思います。 が、その合格の確率の指標(偏差値)を算出するための母集団が、実際の入学者ではなくすべての合格者とすると、やはりより上位校との合格者の重複のため、(中堅校以下は特に)高めに出ていると思います。 そうであれば、指標としては、あまり信頼性が高いものとはいえないと思うのですが。
お礼
回答ありがとうございました。 >おっしゃるとおり、合格者の平均偏差値と入学者の平均偏差値は違うようです。私立大学はおおむね両者で異なるものと考えて差し支えないと思います。 うーん、現在の偏差値というのは、その程度の「大雑把」な出し方をしているのでしょうかね。マーケット関係では、信頼性のある指標を開発するベンチャーなどもありますが、教育基本法の改正などで、教育に競争原理が導入されれば、新しい指標なども出てくるカモですね。 ただ、その後、気付いたのですが、各大学とも、少なくとも定員の数倍の合格者を出していますが、これで入学辞退者(おおむね上位合格者)の偏差値によりその大学の偏差値が高くなるという傾向を緩和しているように思います。 >入試問題の傾向も大学・学部によっていろいろありますから、偏差値で合否を占うより、実際に過去問をといて、問題との相性を見るほうが精度の高い予測が可能だと思います。 ちなみに、娘は、偏差値の割りに(娘にとって)解きやすい問題が出題されている大学を見つけたようです。あと二ヶ月、結果はどうなるか分かりませんが、がんばってみます。 どうもありがとうございました!