> 新しくスペースに収まる4ATを開発するよりコストがかからないと言う事
> でしょうか・・・
「プラットホームが複数あるのは無駄」というのは我々側から見た印象であって、実際のところは関係者にしかわかりません。
ホンダの軽1BOXや軽商用バンがどの程度売れているか知りませんが、バモスの生産台数はそれほど多くないと思います。
ゼストやライフ(共に同じプラットフォーム)のように大量に売れる車は確かに複数あると無駄でしょうけど。
Z(ゼット)という車はあまりヒットしなかったようなので、プラットホームとしての開発費用の回収はそれほどではないと思います。
ACTYバンに4AT用のエンジンが無かったのなら流用すれば良いだけなので、新規開発よりは無駄が無いのでは?
Zは乗用の軽なので、全車4ATでしたしターボ仕様もありました。
エンジンやトランスミッションを新規開発するだけでも結構な費用と時間がかかると思います。
3ATや5MTにはターボ仕様は無いようなので、ターボを前提にしたエンジンはZ用に開発した縦置きエンジンしか存在しないのかもしれません(出力等も縦置きのほうが少し上のスペックです)。そういう意味ではうまく共用(再利用)化しているのではないかと。
(普通、ターボなどの過給器車の販売台数はモデル全体の15%~20%程度の数だそうですが、バモスは車重が重く趣味性が強い車種なので多少は比率が高いような気がします)
新規開発にかかる費用と期間(人材の占有)と流用にかかる無駄コストを天秤にかけてどちらがお得かということではないでしょうか?
いくらホンダでも、新規開発に割ける人材は限られているでしょうし。
(ホンダは軽以外にも普通車など多くの車種を持っていますから)
もちろん、横置きの4ATトランスミッションは開発しているかもしれませんが、それはバモスやACTYバンがFMCする時だと思います。
ライバルである他社の1BOX車の動向次第かもしれません。一般的に1BOXタイプはモデルスパンが長いことが多いようです(ダイハツのムーブは約4年でFMCしましたが三菱のミニキャブなんてもう7年経つらしいです)。
P.S.
カタログスペック上、縦置き・横置きでもホイールベースなどの数値は同じようなので、意外にシャーシ自体には共通な部分は多い気がします。
(燃料タンクの容量は微妙に違うようですけど)
お礼
なるほど、よく解りました。