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パージ不具合
CanonのPIXUS iP3100ですが、はじめに印刷に縞模様が入るようになり、その後用紙が引っかかり、ガガガッと変な音がして止まってしまいました。 ランプが緑、オレンジの点滅になり、メーカーに修理見積もりしてもらったところ“パージの不具合”によるもので、8千円位かかるといわれ修理をあきらめ、あらたに購入することにしました。 購入は昨年の7月で、酷使したわけでもなく、使わずにほっていたわけでもありません。 次からの参考にしたいのですが、この不具合の原因は何だったのでしょうか? また、1万円~1万5千円位の予算でお勧めの機種はありますでしょうか?
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プリンタの修理屋です。 パージユニットと言うのはキヤノンの独特の呼び方のはずで、平たく言えばポンプ、ヘッド面用のワイパー、ヘッドの乾燥を防止するためのキャップなどが一体になったユニットで、どこのメーカーでも似たような機構は持ち合わせているはずです。 他の方が言われている「バグ」でもなければ、メモリの問題でもありません。 まず、この機種の設計上の寿命ですが、3年もしくは6,000ページとなっていて、同じような形で上級機種の iP4100 に比べると1/3程度の耐久性でした。 ただ、個人としてのご使用でしょうから、使いすぎと言うことは考えにくいですね。(会社関係では安い事に飛びついて、保証が切れてから修理の多さで驚いているケースもあります。) 状況から考えると、紙が詰まったときに切れ端が内部に残り、動作不良を起こしたものと考えられます。 ギアは回ろうとするのですが、メカが動いてくれず、ガリガリいいます。 分解して紙片を取り除き、メカの位相調整などを行えば直ることもありますが、安全性を考えるとユニットを交換します。 実はキヤノンの修理は定額修理で、どの部品をどれだけ交換してもポッキリ価格で、キヤノンの窓口でなら7,350円(税込み)です。 不具合の原因ですが、(パージユニットの不良だけなら)紙などの異物によるものが半分程度、残りが寿命(磨耗)とか、製造のバラツキによる不良と思われます。 耐久の短い機械になってから、紙などがかみこんだときのダメージが大きくなっているようにも思えます。 すべて、コストの犠牲と言えばそれまでなのですが、我々としても価格低下によって修理代金も切り下げられ、直さずに買いなおす方も多く、ある意味では被害者です。 で、現行機種での話ですが、キヤノンであれば iP1700、iP3300、iP4300 、複合機でもMP460辺りもギリギリ候補に上がると思います。 この中で、iP1700とMP460は同じインク(ヘッド一体型)を使っています。ランニングコストが高いのが致命的です。(メーカーHPで確認できます) iP3300 は名前の通り、iP3100の後継にあたる機種で、耐久性などは似たようなものです。ただし、低価格機種にも慣れたのか、8,000ページと少し向上しています。 iP4300 はiP4100、iP4200の流れをくむ機械ですが、コストが下がった分は耐久性も落ちているようです。 これらの2機種は独立インクタンクを採用していて、ランニングコストも安いと思います。 この中でお勧めできるのは、iP4300、iP3300 の順になります。 ただ、CD-R印刷が必要ないのであれば、iP3300が捨てがたいですね。 iP4300は普通に部品を交換しての修理となりますが、iP3300は部品の設定は無く、ヘッド以外が故障したときは現品交換になります。 当然保証が切れた後もです。 修理代を払えば、新しいものになると考えれば悪くない話だと思います。今のところ、交換用で送ってくるものは工場で修理したものではなく、全くの新品です。 新品を買うと思えば修理代の方が安いはずです。 ただ、どのくらい持つのか、ご自身がプリンタの更新はどのタイミングとお考えか、で変わってきます。 ちなみに、今回例としてあげた4機種のうちで普通に修理をするのはiP4300だけで、他の3機種は現品交換になります。
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- crew21
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No.1です。 ハズしてすみませんでした。 組み込みの開発で画像データの扱いなんかに関わると(たまたま3ヶ月前に関わっていた)、しょっちゅうパージという言葉が使われるので、つい書いてしまいました。 No.3さんのが正解だと思います。っていうか正解です。 失礼しましたー
- saru_1234
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インクジェットプリンタには パージという、ノズルから空気抜き動作があるそうです。 ただ「不具合」と書いてあるだけでは内容はわかりません。 修理報告書もいい加減というか複数あっても代表1件しか書かないことも あるようですので、 修理した部署?に確認されるのが確実かと思います。
お礼
回答いただきありがとうございました。 修理金額を聞いて、修理のキャンセルをしましたので その時点ですごく冷たい対応をされ、 詳しくは聞けませんでした(小心者です(T_T)) どうやら寿命の短い機種を選んでしまったようで 次からは慎重にしたいと思います。
- crew21
- ベストアンサー率26% (58/222)
こんにちは。プリンタとかコピーの開発関係者です。 それ質問者さんの落ち度じゃありませんよ。プリンタのバグだと思います。 メーカ側が自分で「パージの不具合」って言ってるってことは、不具合=バグと認めてるわけでしょうけど、なんでそれで有償なのかがわかりませんね。無償期間が終わってるとか? パージというのは、簡単に言うとメモリのお掃除のようなものです。 プリンタ内にもメモリが搭載されていて、ほんとならそのメモリに印刷したい画像データをいっぺんにロードして、いろんな処理をして印刷まで一発でできてしまえばいいのですが、 メモリ量に限界があるため、メモリにちょっとデータをロードして処理して、処理が終わるとそのデータ諸々をメモリ上から一旦消去して、次のデータをロードして。。。という処理を繰り返します。 ※メーカによって処理の細かなところは違いますので、一般論というか原理的なものとしてお読みください。 で、なんらかの原因で、あるデータがメモリ上から消去されきらないまま、次のデータを処理し始めると印刷結果にいろいろ影響し始めます。その一例が縞模様でしょう。 ちょっと難しい話だったかもしれませんが、要はプリンタのバグです。 ただ、縞模様自体は、ふつうはインクヘッドの汚れとか、何れかのインクの流れが悪くなって出ることが多いので、今どきのプリンタにツールとしてついている、ヘッドクリーニングなどをしてみることもオススメします。
お礼
回答いただきありがとうございました。 1年とちょっとで壊れてしまうなんて納得がいきませんが、保証期間が過ぎているのでどうしようもありませんでした。 メーカー側の落ち度であれば無償修理してほしいです(-_-メ)
補足
回答いただきありがとうございました。 使用期間が1年と4ヶ月程で印刷も500~600ページ程度で壊れてしまったのでかなりショックです。 なので同じ系統のものを買うのはためらわれるのですが…。 もう少しお伺いしたいのですが、iP3300の耐久性もiP4300の1/3程度なのでしょうか? CD-R印刷はなくても構わないのですが、iP3100と同じような寿命なら iP4300の方がいいかなと思ったり、 iP3300が現品交換になるという事なら そちらのほうがいいかなと思ったり…悩みます(~_~;)