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厚生年金基金の代行返上
派遣社員です。 派遣元の派遣会社が確定給付年金企業へ移行することへの同意書を署名するように同意書を送ってきました。 そこで質問なんですがこれに同意するとどのようなことになるのでしょうか。 厚生年金基金の代行返上はすでに認可を受けているとのことです。もともと厚生年金基金は厚生年金の上乗せのようなものと解釈しています。今回の同意書に署名することにより上乗せがなくなってしまうのでしょうか。
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厚生年金基金は、 (1)国の厚生年金の代行部分と企業独自のプラスアルファー部分、及び (2)企業独自の加算部分 から成り立っています。 質問者さんの厚生年金基金の詳しい内容はわかりませんが、(1)はどの厚生年金基金にも100%あります。ただし、どの厚生年金基金もプラスアルファー部分は大した金額ではないのが普通です。 (2)は厚生年金基金によって大分差があります。 代行返上するということは、厚生年金基金を解散して、新しく受け皿となる別のものを作るということです。回答者さんの企業の場合は確定給付型企業年金への移行ということでしょう。 この場合(1)の代行部分は国に返上することになりますので、その部分の年金保険料は国へ、その部分の年金は将来国からもらうということになります。 そして、プラスアルファー部分は確定給付型企業年金へ移行するか、厚生年金基金解散時に一時金で受け取るかということになります。 (2)の加算部分は確定給付型企業年金へ移行するのが普通です。 ですから上乗せ部分(プラスアルファーと加算部分)は原則的に確定給付型企業年金に移行します。 そこで質問者さんは同意書にハンコをつくべきかどうかですが、常識的にはついてよろしいと思います。 厚生省は被保険者(社員)に明らかに不利になるような厚生年金基金の解散は認可しません。 したがって、回答者さんには、極端な不利は発生しないと考えてよろしいでしょう(もちろん年金を貰うのは何十年も先の話ですから、絶対ではありませんが)。 それから、回答者さん一人だけ同意しなくても、他の人が大勢同意すれば、厚生年金基金は解散になりますので、回答者さんも自動的に確定給付型企業年金への移行となります。 ですから、まあハンコをつくのが無難と思いますけど。
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厚生年金に移管され一本化されます 厚生年金基金の代行部分は厚生年金に上乗せされます
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ありがとうございます。 詳しくは関係機関に問い合わせてみたほうがよさそうですね。
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ご回答ありがとうございます。 実は最近派遣社員として働くようになり 突然同意書が送付され厚生年金基金に加入させてもらっているということもわからない状態でした。 厚生年金の支給額をシミュレーションするサイトがあったので試してみたのですが余りに少ない額でびっくりしたときに同意書の送付がありました。 どうやらいくらかでもプラスアルファーがあることが ご説明を読ませていただきはっきりとわかりました。 ありがとうございました。