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部活としてのコンピュータ活動
分野を「教育」と迷いましたが、あえてこちらでお世話になります。 自分は、工業高等専門学校(高専)のコンピュータの部活のメンバーなのですが、 この四月に新しい部員を迎えたに当って 常時活動の内容で悩んでいます。 一応、プログラミングコンテストなる大会はあるのですが、現状の部では敷居が 高く、それに向けての動きを常時活動にはできません。 (別分野志望の人も居るので、大会のみに活動をしぼる事は避けたい) それで、決めかねている原因としては 1・新入部員のスキルが上下左右にとてもバラバラで、全員に同種同レベルの 活動(運動部の練習に相当) をしてもらうことが出来ない 2・野球部の「素振り」、美術部の「軽いデッサン」に相当するような、「基礎練習」 に当る活動が見つからない 3・「個人技能を活かすための部という形」を採ってきたきらいのあるウチの部には 団体活動に関するノウハウが少ない 4・部全体の実力は構成員個々人の能力、知識が表われているので、技能有る先輩 が卒業してしまうと在籍部員の士気が下がって個人活動部分に差しさわる 5・安易に試策を実行すると、「どんな分野に強くなるかまだ迷っている新入部員」 の可能性の幅をせばめてしまう 等、です。 ありがたいことに、設備は整っているのですが、それが逆に「部だからこそ 出来る」活動を見つけにくくもしています。以上 よろしくお願いします
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- Mapper
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そういう方にお薦めの手法が、「エクストリーム・プログラミング(eXtreme Programming)」略してXPです。 最近になってようやく日本語の書籍も発売されてきたので、それを読んでみてください。特に素晴らしいと思うのが「テスト・ファースト」と「ペア・プログラミング」です。ある関数を作成するとき、まずその関数をテストするプログラムを先に作ってから関数を作ります。そうすることによってその関数の入出力におけるバグを潰すという効果があり、結果的にプログラム期間の短縮に貢献します。それと同時に行うのがペア・プログラミングで、スキルの高い人と低い人の2人1組でプログラムを組みます。スキルの低い人はスキルの高い人がプログラムするのを見て学習できますし、スキルの高い人はスキルの低い人がプログラムするのをアドバイスする課程で更に成長でき、結果として最終的に2人とも同じ高いスキルのプログラマに成長することができます。 基礎的なプログラム演習としては、家計簿とかオセロゲームとかをテーマに選べば良いのではないかと思いますが…。 半年~1年単位で、部員全員で作成に取りかかれるようなプログラムをテーマに選ぶことです。生徒が納得して組みたいと思ったプログラムじゃないと組んでいても楽しくないでしょうから。 学校が許してくれるなら、成果物をフリーウェアやシェアウェアとして発表するようにすれば生徒達にもやりがいができるでしょうし良い経験になると思います。高専のコンピュータ部の活動なのですから、部活の経験がそのまま修飾語にも活かせるようなテーマと指導内容にできると良いですね。