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中島みゆき「空港日誌」のシチュエーション
情けない話ですが、中島みゆきの空港日誌の歌詞のシチュエーションがいまひとつ理解できません。それなのに気に入った曲の一つだというのも変な話ですが。 主人公(女性)が広島空港にいて、恋人(夫)の乗っているはずの(でも、乗っていない)飛行機が悪天候で着陸できない。でも、それがあなたのアリバイは福岡にあって、しかも羽田空港が…、ああ、分からない。分かりたい。どなたかお願いします
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いろいろ解釈もあると思いますし、思い描くシチュエーションは違うと思いますので、あくまで「歌詞を解析した」感じでしか申し上げられないのをお赦しください。 あくまで私の解釈です。 あなたの心が疲れていた頃へ もう一度呼び出す 広島空港 >「あなたの心が疲れていた頃に」呼び出したのは、別離を感じる女が「わざと」「疲れている」と知っていて呼び出したのか、あるいは「心が疲れていると私に会いたくなるでしょう?」という「愛人」の自意識過剰な傲慢さか・・・・私はどっちだろう?と思いながら楽しんでいます。 「風が強くて~ゲートが閉まる」 >女があまりにすごい勢い(追いつめられたような感じで)で「○○っていう男性が乗っているんですけど!」って言うので、係の人間も何かの事情を察して、気の毒顔。 こういう雰囲気って、客商売の方には伝わってしまうもんですよね。 「あの日にあなたが 博多にいたという 愛のアリバイを~安い女と嘲笑うがいいわ」 >この女性(愛人)に会うときに、男性は、奥様(か誰か)に「博多へ行ってくる」といって、会いに来た(あるいはいつもそうしている)ことがあるのでしょう。 女は、なにか日付を「明らかに」証明できる写真かなにかをもっているかして、それを奥様に見せてやろうかしら?と思っているのかもしれません。今回来てくれなかった腹いせに・・・・・ 来てくれないからっていって、こんな脅迫まがいの脅しをする女なんて安っぽい女でしょう?と自虐的になっているんですね。 主人公の女性は、本当はやってはいけないことと分かっていながら、いっそのこと暴露してしまいたいという気持ちに揺れ動いているのではないでしょうか? 「もう一度 むくわれぬ季節があなたに来れば~戻って来るかと……」 >男性が女性(主人公)を求めたのは、男性に不遇の時代があって、そのときの気休め、あるいはやけになってのことだと女性も分かっていて、「もう一度不遇の時代が来れば、もう一度私を必要としてくれるのかしら?」という女性の心理を表しているのかと。 「~ふっと 秘密を話したくなるから冷たい声で事実を告げて」 >(スチュワーデスが)親身になってくれでもしたら、思わず秘密を反してしまいたくなるほどの心境なのだと思います。 だからいっそのこと「冷たく」あしらってね(話さなくてすむから)ってことだと思います。 「羽田へと向かう道にさえ乗っていない~」 >ここは私の中でもいろいろ「こうかな~?」「あぁかな~?」とシチュエーションがあるのですが、「これかなぁ?」と思っているのは 羽田へと向かう道にさえ乗っていない→ということは、地方から羽田に向かう便→例えば、(自分の他に愛人ができて)地方から羽田に向かってくれていれば、まだあきらめがつくのに・・・ この場合は「奥様のところにいる状態」が許せない。 あるいは この便じゃなくても、乗っていたかもしれないという諦めきれない気持ちを描いたものか・・・・だと思います。 勝手な解釈、すみません!
お礼
主人公を愛人だとすれば、すごく分かりやすくなりますね。目からうろこが落ちる思いです。ありがとうございました。中島みゆきの歌はいろいろ分からない点があるので、また、よろしくお願いします。