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夜間、休日などの病院の受け入れ体制
先日、17時くらいに下腹部が痛くなり、診察してくれる病院を探しました。7年程前に、尿道結石を患ったことがあり、同じような症状であったため、泌尿器科のある病院に5件ほど問い合わせたのですが、(1)先生がすでにいない(午前診療のため)3件、(2)過去に同じ病院の泌尿器科で診察した経験がないと診察できない(2件)。 (1)についてはしょうがないと思うのですが、(2)については、意味が分からないため、どうして新患はダメで、過去に診察経験がある人は時間外でも診察してもらえるのか理由を問いましたが、全くまともな返答がありませんでした。それでしつこく、診察してくれるように頼んだところ、2件中1件は、結局診察してくれることになりました。これって、どういうことなんですかね? 疑問は3つで、 1)新患はダメで、診察経験がある人はOKな理由 2)しつこくお願いすると診察OK? 3)このような緊急の場合、どうしたらよいか? ちなみに、ある病院に救急車を呼んだら、診察してくれる病院が早く見つかりますか?と質問したら、結局、救急隊員も受け入れ先を私と同じように探すため、なかなか見つからない場合があるとのことでした。これって、本当に命に関わる場合、問題だと思うのですが。
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1.おそらく泌尿器の専門が当直していなかったのでしょう。 全ての科で当直しているわけではありませんので、時間外は専門医がいない事があります。一度専門医にみてもらって診断が付いている人なら経過がわかりますし、緊急時の対応もカルテに書いてあったりしますの医師であれば大体カバーできるのではないか。 2.本当はみたくない(専門で無いので結局専門医のいる病院に転送になるかもしれないし、専門で無いので自分では対応できないかもしれない)。が、どうしてもなら…。ってとこでしょう。 何もミスしなくても訴えられる昨今、なるべくリスクはとりたくないでしょうね。 3.本当に緊急の場合は救急車ですね。 何件か回ることはあっても、泌尿器ですから産科のようになる事はないでしょう。(今後医師不足が深刻になればわかりませんが。) 命に関わる場合問題なのは以前からわかっています。 でも国はなんにもしない。 それどころか医療費を削減し続け、マスコミも一緒になってその状況に拍車をかけています。 こういうのは病院でなく、国に文句を言うべき問題です。
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#2です。 >検査しなくてもプロなんだから、症状だけである程度判断できないのですかね。 お気持ちは分かりますが、これは大変に危険なことです。 たしかに特異的な症状を呈する疾患というのはありますが、 問診・視診・触診・聴診等から可能性のある疾患を絞り込み、 それらに応じた検査をし、ひとつひとつの可能性を肯定・或いは否定することが、 原因を『特定すること』、即ち『診断』だからです。 「症状や経緯などから、ある程度判断してほしいものですよね」というのは、 「問診」がそれに当たると思いますが、問診のみで「診断」することは有り得ません。 裏付けの無い思い込みは、真の原因発見を遅れさせることになり、 結果として最悪の結果を招くことに繋がりかねません。 現実にこういったことは、少なからず目にします。 以前、割り箸がのどに刺さった子供さんが、傷の治療のみで帰宅し、 のちに亡くなった事件がありました。 「疑いを持って検査さえしていれば・・・」と思わせる事件でした。 またどんな些細な症状でも、重大な疾患の初期症状である場合もあります。 私は診療放射線技師をしておりますが、 経験上、思い込みや一方的なものの見方は、とても危険であると思います。 必要な検査などを充分に出来ない体制下で診療を行うことは、 病院の側においても、患者の側においても、とてもリスクが高いことだと思います。 私とて、患者として他の医療機関にかかることも多く、 病院の側のみ擁護するわけでは、もちろんありません。 やはり根本的な問題は、われわれが少なからず支払っている血税が、 必要とされる医療や福祉にきちんと還元されない一方、 湯水のように無駄遣いされている、日本の現状にあると思います。
お礼
回答有難うございます。私は医学に関しては素人なので、問診等である程度判断が付くものと思っていました。(過去に同じ病気で入院したことがあり、症状が非常に似ていたので)。 ようするに、病院側もリスクが高いってことですね。
1) 基本的には時間外診療の体制がある病院以外、本来新患・再来に関わらず診察できないが、 再来の場合には無碍に断わる事もできないので、「当直医が出来る範囲で診療します」 という事なのではないでしょうか。 #1の方の回答にもありますが、時間外では検査・治療体制がありませんので、 通常時と同じ診療は出来ません。 かかりつけであれば、過去の診療録も役立つかもしれませんし、 全くの初診で必要な検査も出来なければ、治療も出来ません。 2) 診療体制が無ければ、出来ないものは出来ないと思います。 粘れば根負けする、といったものではないでしょう。 3) 「救急隊員も同様に受け入れ先を探す」というのは本当です。 先日NHKで2時間にわたる特集がありましたが、本当に大変な問題が質問者さんの周りだけで無く、 全国各地で現実に起こっています。 番組でも、初期診断のミスのうえ、受け入れ先をたらいまわしにされ、 不幸にも患者さんが亡くなった例が紹介されましたが、 今、全国で同様の問題が次々起こっています。 特に救急医療体制が維持できない地域や、 産科医がおらず、地元地域での出産が不可能になった町など、 深刻な状況の地域もあります。 また、急性期リハビリの早期打ち切り、 受け皿確保の無いままの療養病床削減による、介護難民の問題など、 問題は多岐に渡りますが、そもそもが医療を含む国の政策の誤りから来るものだと思います。 こういった事は、いざ自身が直面しないと気付きづらいことですが、 自分が・家族が倒れたとき、自分の住まいの地域はどういった医療が受けられるのか、 こういった機会に確認し、場合によっては行政に対して声をあげる事も、必要だと思います。
お礼
ご丁寧な回答、有難うございます。 検査ができないのは分かりましたが、症状や経緯などから、ある程度判断してほしいものですよね。ちなみに今回診療してくれた病院は、最初ダメそうだったけど、どうしてダメかと、しつこく聞いたら、先生に相談してみますと言って、結局診察してくれましたよ。良い病院ですね。たまたま検査の人が居ただけかもしれませんが。 回答者様の見た番組は私も少しだけ見ました。自分も同じような立場になって、非常に腹が立ってます。どこに怒りをぶつけてよいか分からず、現在いろいろ問合せ先を調べているところです。
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以前に診察した人でないと見てもらえないというのは、休日の場合レントゲンや血液などの検査ができないからではないですか? レントゲンは技師さんが帰ってしまったら撮れないと思いますし、検査は検査会社に頼んでいる場合休日はやっていないので、検査自体ができないですし・・・・それでも前に見ている人ならば、前回の診察結果から今の症状が何とか推察できるかもしれないので、診れるということだと思います。 しつこくお願いすると診察してもらえるかというのは、その病院次第ということになると思います。 緊急の場合は救急車を呼ぶのが一番いいでしょうね。自分で探すのも救急隊が探すのも同じかもしれませんが、病院へ行くまでの時間は短くなると思いますので・・・ 参考になりましたら
お礼
回答有難うございます。 そうか、検査できないからか・・・。検査しなくてもプロなんだから、症状だけである程度判断できないのですかね。私もエンジニアですから、余計そう思ってしまいます。
お礼
回答有難うございます。専門医が当直していなかった可能性もありますね。でも、それなら、そういう風に言ってもらえば、私も納得したんですけどね。 他に問い合わせた病院は、そのように説明してくれたので、すぐ諦めたのですが、そういう説明も無しに、診察経験があるなら、診察が可能だと言うので、非常に腹が立ちました。 >それどころか医療費を削減し続け、マスコミも一緒になってその状況に拍車をかけています。こういうのは病院でなく、国に文句を言うべき問題です。 なるほど。病院だけが一方的に悪いわけでもないのか・・・。私も、その当たりについてもう少し勉強してみます。有難うございました。