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神経科での検査
どんな内容の検査が行われるのですか? その中には脳波の検査もあるのですか?
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starfloraさんへ 神経科と精神科は違いますよ。よって心理テストはありません。神経科のマスクをかぶった精神科であれば別です。通常神経科=神経内科&(脳)神経外科に分かれますが、通常標榜科目が神経科といえば内科医のかた(神経内科医)がされていることが多いです。もちろん脳神経外科医がされていることもありますが・・。 で、本論ですが必要であれば脳波測定も行います。有名なところではてんかん発作などの検索に用いられることがわかりやすいですね。つまり神経は神経でも中枢神経の検索です。それもその機能について調べる。以前はMRIが神経内科や脳神経外科の切り札的検査機器といわれましたが最近では水素イオンの挙動を調べるPETなども導入されつつあります。これらの検査と神経学的な所見(←有名どころは打腱器でコンコンするやつです)もちろん血液検査や尿検査なども組み合わせて中枢~末梢の神経疾患を検索し治療にあたるのが神経(内・外)科医です。 医師として医療一般の基本的な知識としての回答です。
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誤り訂正 水素イオン…MRI 陽電子…PET あとSPECTが本当の新兵器ですね PETはまだまだ一般的ではないです。 異分野のため自信なしにしておきます。
- starflora
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どういう事情で、神経科で検査を受けるかで、内容が違って来ます。普通の内科的検査(血圧、心電図、胸部レントゲン写真、尿検査、血液検査等)も行うことがあります。身体の状態をよく知るということも重要だからです。 神経科に特有な検査では、心理投射試験のようなもので、パーソナリティや性格特性について把握するというのがあります。またこれは、何か心に問題を持っていた場合、それを理解する役にも立ちます。心理試験としては、樹木の絵を描く「バウム・テスト」、何か無意味なような模様の絵を見て、何に見えるかを答える「ロールシャッハ試験」などがあります。MMPIなども性格・人格検査としてありますが、処理が難しいので、あまりしないと思います。YG(ヤタベギルフォード)性格検査などもあるかも知れません。大したことではなく、ない可能性が高いです。こう言った検査は、気楽に受ければよいので、何も心配することはありません。 心理試験以外だと、脳波検査は普通行うと思います。脳波の微妙なパターンで、てんかん症状の人の診断ができます。また、何か異常があれば、原因を探索する役に立ちます。眼底写真の撮影とか、振動性の強い光を両眼に照射して、振動数を上げて行き、そのあいだの脳波を記録するという検査もありますが、これは、てんかんの人の場合、発作を誘発することがあるので、最初には、行わないはずです。脳波の検査は、小さな電極を一種のクリームのような導電性の「接着剤」のようなものを付けて、軽く、頭皮に突き刺して測定します。髪の毛はそのままです。 神経外科になると、皮膚神経の感度を見るため、色々と簡単な感覚試験をします。針の付いた、輪を皮膚の上で転がして、どう感じるかなどで、感覚が正常に感受できているかなどを試験しますが、これは、多分関係ないでしょう。 脳波検査に加えて、場合によっては、頭部CTスキャンを取ることがあります。これは神経科の検査というより、脳外科などの分野ですから、神経科の検査では、まずないと思います。あったとしても、簡単なものです。頭部レントゲン写真もありますが、これも脳外科の範囲に入ります。 最初に述べた、心理試験(バウム・テストとか、ロールシャッハ試験)などはある可能性があり、また医師の問診は当然あります。脳波測定などは、どういう理由で神経科にかかるのかによって、検査するかどうか分かりませんが、最初の段階では、データとして検査する可能性が高いです。 また、以上以外にも何かあるかも知れません。しかし、胃カメラを飲むとか、胃などのバリウム撮影などは、かなり苦しく面倒ですが、そういうことは、全般にありません。リラックスして検査に望まれることです。
補足
今から1ヶ月ぐらい前に、脳外科の方で、CTと頭のレントゲンと、MRIの検査を受けましたが、そのとき、異常なしとドクターの方から言われました