- ベストアンサー
治療ミスのよる余計な治療費
もし歯科での治療が適切ではなく(まだ虫歯が残っていたのに詰め物をしてしまった等)、そのために通院回数・治療費が余計に掛かった場合は、その返還はあるのでしょうか? あるとしたら、どのような処理になるのですか? そしてやはり同じ歯医者に行かないといけないのでしょうか?(その歯医者の腕が信用できないとしても・・・)
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
医療の場合、結果は問題ではありません。虫歯の例で言えば、その時点で医師に求められる医療水準に照らして当然発見できるものであればミスとなります。しかし、発見できない程度の虫歯であって、後に虫歯の症状が進行してきて初めてわかったようなケースではミスとはなりません。この水準は開業医と大学病院では違ったりしますし、時代によっても違います。 ミスでなければ、合併症ということになりその治療費は患者負担です。 納得できないかもしれませんが、もし結果完全補償、つまり治癒するまで責任あり、ということになれば、治癒しない可能性のある病気の治療を引き受ける医者は減るだろうし、料金もずっと高額になるはずです。医師法によって(歯科医師も同じと思いますが)、医師は治療を断ることはできません。そのかわり、ミスでなければ結果に対する責任は問われないのです。 ミスである場合は、病院側から治療費の負担の申し出がない限りは患者負担で、その後に訴訟を起こすなり示談するなりして損害を賠償してもらうことになります。 話し合いで病院負担というケースであれば、当然再治療も同じ病院ということになります。違う歯医者にかかってその費用を取り戻そうと思えば、訴訟か示談でしょうね。
お礼
ありがとうございます。 やはり治療内容に対する明確な責任基準がない以上は、最初の「医者選び」が肝心なのですね!