競馬の騎手には、中央競馬会の騎手と地方競馬の騎手がいます。
日本ダービーや天皇賞等に騎乗する騎手は中央競馬会の騎手です。
中央競馬の騎手になるには、千葉県白井市にある競馬学校へ3年間入学、地方競馬の騎手は栃木県那須市にある地方競馬教養センターに2年間入所してそれぞれ教養・訓練を受け、騎手免許試験に合格しなければ騎手にはなれません。
どちらの受験資格にも大差は有りませんが、いずれも中学卒業予定か、中卒以上で年齢が20歳以下の者となっています。
特に乗馬経験は問われていませんが、やはり乗馬クラブ等で馬に接していた者の方が有利なようです。
特に体重制限は厳しく、年齢や生年月日によって細かく制限されており、競馬学校では20最未満の者で最大46.5kg以下でなければ受験できませんし、卒業時で47.5kg以下でないと騎手免許も取れません。
そのほか特に重視されるのは、馬が大好きで、馬と良くウマが合う性格であること(笑)や、寮生活で同僚とウマく やっていけること、運動神経が良いこと、本人は勿論、家族の素行にも問題が無いこと等々・・・狭き門をくぐり抜けるには大変なようです。
その点、地方競馬の方は教養経費も安いし、全体にやや規制緩和的な所があるようですが、最近は採用人員が年々少なくなっているようです。
とにかくそんな訳で、体重制限があまりにも厳しいので、食べ盛りの子には我慢できず、ついつい体重制限オーバーで退校する者も少なくないようですので、もし両親や兄弟が体格の良い家系であれば、最初から受験を諦めた方が良いようです。
残念ながら平成19年度の騎手課程の募集は終わったそうですので、mmf63110さんも再来年は頑張って入学され、5~6年先のダービーにはぜひ騎乗出来るよう頑張ってください・・・応援しています!