- ベストアンサー
衛星放送の 「DTS音声」 について
お世話になります。カテゴリーをどこに するか悩んだのですが、ここから質問させて頂きました。 素朴な素人的質問で大変恐縮ですが、 衛星デジタル放送(&地上デジタル放送)の「DTS音声」について あまりというか、当方全く見かけたことがないのですが、 既に実現しているのでしょうか? というか、技術的に実現可能なことなのでしょうか? 一般的5.1サラウンド作品は何度か鑑賞しているのですが 画質は申し分ないにしても 音声に関してはいまいち物足りなさを感じているので・・・。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
技術的には可能かもしれません、ただし映像の帯域を削ればですが、 dtsのフルレート1536Kbps では、DVDでも、結構きついはずです。 ハーフレートでも、768Kbps ですが、これでもAC-3と比べれば、大きい帯域を必要とします。 これだけ、帯域を使うならば、むしろAC-3を使うでしょう。 事実、アメリカのデジタル放送は、AC-3だったりします。 音質の為に公共物である電波の帯域を使うというのは、マニアにはありでも、他の人の支持は得られません。 電波は、政府によって厳密に管理されていますから。 (冷静に考えればハイビジョン自体が矛盾しているような気もしますが) また、dtsは、特定の会社のものなので、放送機器に組み込むことを考えたときにライセンス料もバカにできないことが想像できます。 推測ですがAC-3ではなく、AAC なのは、特定の会社の規格ではなく、国際標準であるということも大きな理由かと。 公式には、低ビットレートで高音質が可能であることと多チャンネル化が容易であること、メディアの横断性を考慮してのことだそうです。 他にはNTTのTwinVQがあるあたりからも、低ビットレートを前提にしていますから。 >音声低圧縮率だと「映像伝送」と「音声伝送」にズレが >生ずる可能性が高くなるんでしょうか? むしろ、逆でしょう。 圧縮率の高い方が遅延が大きいでしょう。 そうは言っても、アルゴリズムってもん次第ですから保障は出来ませんが。 AACの音声は、2チャンネルの音声より遅れているのは確かです。 実際、比較したことがありますので。
その他の回答 (3)
- SUPER-NEO
- ベストアンサー率38% (706/1857)
技術的に実現可能かといえば「可能」です。 しかし、規格上の問題により「不可能」になっています。 現在の、日本の衛星デジタル放送は、MPEG2-AAC音声で 標準化されています。ですから、別なフォーマットでの放送は、 標準であるAACと一緒に配信する必要があります。 現在、そのオプション規格はありません。 ちなみに、AACで5.1Chサラウンド放送しているときのビットレートは、 320Kbps~384Kbpsとなっています。従って、ドルビーデジタルのビットレートに 制限をつければ、デジタル放送にドルビーデジタルをのせることはできるでしょう。 しかし、dtsともなれば確実に音声の為の容量が足りません。 従って、映像の為の容量を削らざるをえない、と思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 技術的には可能性はあるようですね。 ただ、やはり現況では様々な障壁があるそうなので 実現は難しいそうですね。 ハイビジョン等映像技術と比例して音声技術も デジタル放送業界に積極的に取り込んで 頂けたらうれしいですね^^。 とても参考になりました。
- cliomaxi
- ベストアンサー率33% (2921/8736)
市販のDVD-Videoで「dts」の表記を見たことはないですか? 通常DVD-VideoはDolbyDIGITALが規格として採用されていますが、optionとしてdtsもあります。 一般的にはdtsの方が圧縮率が低くDolbyより高音質と言われています。 勿論再生するには対応したプレーヤー、AVアンプが必要ですからお使いのそれらが対応していなければ普通のステレオ音声になるはずです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問内容が確実に伝わらなくて申し訳ございません。 「dts」音声収録のの各種DVDソフトのことではなく 現在のデジタル放送における「DTS圧縮方式のデジタル伝送」 の可能性に関する質問でした。 ご指摘の通りドルビーデジタルの音声圧縮率が1/10なのに対し、 DTSは1/3という低圧縮率のため、高音質サウンドをより 迫力たっぷりに再現できるので、ソフトのみならずデジタル放送 業界でも実現できたらと思った次第です。 音声低圧縮率だと「映像伝送」と「音声伝送」にズレが 生ずる可能性が高くなるんでしょうか? ご回答ありがとうございました。
- mita5
- ベストアンサー率45% (776/1723)
そもそも地上デジタル放送などの音声はAACに統一されているのでDTSなどの異なる方式の放送はありえないのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 現在のデジタル放送の「ドルビーデジタル」音声は DD方式の圧縮方式としてのデジタル信号を採用している わけですが、DTS方式で圧縮したDTS音声も もともとはPCM方式でA/D変換されたデジタル信号です ので、独立系準大手情報システム会社(SIer)の一つ株式会社DTS と各種放送業界との個別の契約にかかわってくるのでしょうか? (契約というか終局的には法律・電波法上の問題?) それとも、DTS方式デジタル伝送としての周波数 に何か問題があるのでしょうか? ***なお、日本において開発され、放送されているデジタル放送は ISDB規格のMPEG-2 AAC 圧縮方式の場合で 最大周波数は96kHzらしいです。 如何せん、電波法上か放送業界間の個別の契約か分かりませんが 現在「AACに統一されている」らしいので、 現況ではDTS方式デジタル伝送は ありえないということで納得しました。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 技術的には可能性はあるようですね。 ただ、やはり現況では様々な障壁があるそうなので 実現は難しいそうですね。 ハイビジョン等映像技術と比例して音声技術も デジタル放送業界に積極的に取り込んで 頂けたらうれしいですね^^。 とても参考になりました。