半年程度ならば、余り神経質に保管する必要はありませんが基本は
1)塩抜きをしっかり行う。
2)陰干しなどで良く乾かす。
3)冬場の乾燥によるヒビ割れや錆つきに注意をするなどです。
ウェットスーツ:
基本は吊るしがけですが、足は下につけておくと良いです。( ウェットの加重が肩にかかり肩口のラバーが変形する事を防ぐためです。)
ラバー面がある場合は、シリコンパウダなどを塗って置くとラバーの劣化(乾燥のヒビ割れ)を防ぐ事ができます。
レギュレータ:流入調節(ダイヤグラム)は開放にして置くと器材に負担が掛からなくなります。
BCD:スペースが許せば、フロートは空気を入れ膨らました状態にしておく事で型崩れしにくくなります。
ベルクロやバックルは開放状態にして置きます。タンクベルトは乾かしすぎるととき硬くなりすぎ次回使う時にタンクとフィットしにくくなる事があります。たまに揉み解すなどして適度な柔らかさを維持するとベストです。
フィン、スノーケル:プラッスチック、ラバー製品などの軽器材やアクセサリなどはケミカル剤でよく拭き取る事でヒビ割れを防げますが、マスクのガラス面に付着すると曇りの原因になりますので注意してください。
フロートなどは特に中側を乾かした後で畳む事でパリパリとくっついてしまう事を防げます。
アクセサリについている金具類によっては錆るものもありますので充分に水気を取りケミカル剤を充填しておくと良いです。
注意点ですが、ケミカル剤はO(オー)リングを使用しているところには使用しない方が良いです(例えばレギュレータの1st,2ndステージなど)。
これはケミカル剤がOリングのグリスを溶かし出してしまう恐れがあるからです。
Oリングは部位によって異なるグリスが使用されています。一般部位に使用されるグリスと、空気の流入途中などグリス成分が体内に入る可能性のある部分に使用されるものがあります。
Oリングのグリス交換をする場合は古いグリスを良くふき取った後、それぞれに応じたグリスを塗る事でOリングの劣化を防げます。
そしてシーズン前に特にレギュレータなどはしっかり点検をしてから使用するようにすれば、一生ものとして使う事ができます。
大切に使ってください。^^
お礼
とても詳しく教えて頂きありがとうございます。是非参考にさせて頂きます。