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石鹸の「泡」による洗顔効果というのは本当ですか?

みなさんこんにちは。 カミさんが顔を洗うときに、ネットのようなものを使って一所懸命に石けんを手のひらで泡立てていました。なんのためにしているのか聞いたら、よく泡立ててから顔を洗ったほうが汚れが落ちると言うんですね。 テレビかなにかで言ってたそうなんですが、細かな泡が汚れを吸い付けてくれるんだとか。 私はそんなバカなと反論しました。界面活性剤の汚れ落としの働きとして、泡そのものによって汚れを取る効果などは無いと説明したんですが、案の定聞く耳持ちません。 そうは言っても、私も専門家ではありませんので確証が無いといえば無い。私の考えとしては、泡立ちは副次的といいますか、泡が立ちやすい石けんは汚れ落とし効果がより高いと言えるでしょうけども、「泡によって汚れを落とす」という説にはどうも納得いきません。 どなたか真偽のほどを教えていただければありがたいです。

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  • bekky1
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回答No.2

結論から言うと、あなたが正しい。 界面活性剤、化粧品、洗濯用洗剤など女性が使うものはかなりイメージ戦略が「有効」なのです。 汚れ=アブラを界面活性剤の分子が、取り囲んでミセル(集合)として引き剥がすようなイラスト見たことありませんか? 所詮は、界面活性剤(含むせっけん)の汚れ落としメカニズムはあれしかありません。 泡の表面に汚れが「静電気?」のように付着するということは・・・ナイです。 泡は、界面活性剤の分子が、球体の内側が水に溶けている親水基、外側が親油基という形ですから、この親油基が汚れ=アブラにぐるっと集合して、親水基を外側にして、水に溶け込むというシステムでしか汚れは落ちません。 ですので、泡が、アワアワしてクリームのような状態で最後まであるようなのは、ただのアワが残っているだけ。 ご存知でしょうが、界面活性剤の特徴は、泡が立つ、表面張力を落とす(水がコンモリ水滴にならずに、ペターっとスル)、油となじみ汚れを落とす。 この3つにはまったく関連性はありません。 泡が立つから汚れが落ちるとかということは直接的に関係ないのです。 ですので、泡が立つけど、ほとんど汚れが落ちない(シャンプーの一部として配合)。 表面張力は落ちる、油も落ちるが、ほとんど泡は立たない(食器洗い専用洗剤に配合) 泡も立つが、布地にしみこみやすく表面張力も落とし、油汚れになじむ(洗濯用洗剤) 目的に合わせて配合して、上がり具合をデザインする。 ですので、洗顔料は、汚れ落しとは無関係に泡を立てるそれも、細かい泡を立てる界面活性剤を入れる。 (泡の大きさ大小とか、こんもりするとか広がるとかも、いろいろにデザインできます。) 汚れ落し=油になじむのは又、別な泡の立たないタイプとの抱き合わせでつくられています。 唯一、合理的な泡を立てる目的は、「分散」。 顔に塗布して、汚れを落とすときに、満遍なく広がるように水とあわせて、本来の汚れ落し=泡が立たない成分を泡を立てることを目印として 分散させて、薄くして、満遍なくということを演出するのです。 泡で直接落とすというよりは、泡で分散して、「泡に隠された?}別の 成分がなじんで落とす。 これが、真実。

getiton69
質問者

お礼

bekky1さん詳しくご説明いただきありがとうございました。やはり私の覚えていた理屈で正しいんですね。ちょっと安心しました(笑)。 界面活性剤といってもいろんな種類があるわけですね。たくさん発売されている商品は、特徴を出すためにそれらをさまざまに組み合わせて設計してあるというのは初耳でした。たしかに、洗浄効果は最高に良くてもぜんぜん泡立たないシャンプーがあったとしても、まーそりゃ売れないでしょうね。 泡立ち=演出ねー、なるほど。それもまた必要なものには違いありません。使い心地のよさということですね。ひとつ勉強になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#44083
noname#44083
回答No.1

http://www.suntory-kenko.com/mcsoap.html?key=19 言葉でうまく説明できないので、こちらの真ん中あたりの所、肌のアップ絵を見てください。 (あくまで、絵だけでこの商品についてはまったく知りません・・・) 泡のつぶが小さい方が、毛穴に入って奥まで洗えるという事です。 吸いつけてくれるわけじゃなくて、毛穴の中を泡でこすってる・・・感じでしょうか。 おっしゃっている石鹸の効果を「毛穴」まで届かせる為に、細かい泡にしているというのが本当だと思います。 泡が大粒だったり、指でゴシゴシこするのは、肌の表面しか洗えていないのだそうです。

getiton69
質問者

お礼

iitikoさんご回答ありがとうございました。参考ページのイラスト見ましたけど、あの小さな粒々が泡ではなくて研磨剤のサンドのようなものだとしたらピンとくるんですが。泡で物理的に汚れをかき出すというのはどうもいまひとつイメージがわきませんでした。 とはいえ、改めて石けんの働きについて考えるきっかけになりました。どうもありがとうございました。