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うつ伏せをなぜとらないのか。

病院に入院している患者さんはみな仰向けもしくは横向きに寝ており、うつぶせはとっていないように思います。うつぶせだと息ができないとかは一部の人にあるかと思うのですが、他に何かうつぶせになってはいけない理由があるのでしょうか。絶対にうつぶせにしてはいけない疾患などはあるのでしょうか。

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  • KAAZ
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回答No.3

よく眼科や整形などの病棟では、術後うつ伏せで過ごして貰っている患者様がおられます。(患者様をサンドイッチにしてベッドごとグルッとうつ伏せにする装置も昔見た事あります。) #2様の仰るように、排液・排痰のためにうつ伏せに近い状態になって貰うことも良くあります。(この場合は完全なうつ伏せというよりは、135°側臥位程度が多いです。) 中枢疾患で筋緊張異常が強い方の場合には、腹臥位を取って貰うと、余計な緊張が抜け易いです。(リハ分野では数十年前から言われている事ですが、これをあたかも「私が考えました」みたいに腹臥位療法と命名して、本を出したり高い受講費をとって教えている方もいる位です。) 医療的には、うつぶせになってはいけないという場面は、術後など極く限られた状況です。 貴方のご覧になられた病棟におられる患者様方が、うつぶせになっていない理由は、単に「病院のベッド幅が狭いので、ゴロンと転がるのが大変」だから、寝相が悪いというか 普段はうつ伏せになる人であっても、せいぜい横向きで止まってしまうからだと思います。 あと、関節や背骨の可動域低下や骨粗鬆症の患者様を、上手にうつ伏せにして差し上げられるナース・ナースエイドは少ないです。 小児の場合、SIDS発生率を抑えるため腹臥位は極力控えるようになって来ています。

その他の回答 (2)

  • gopal-z
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回答No.2

病院での体位保持については自分で動ける患者さんに関しては好きな体位で寝てもらいます。看護師が関与するのは急性期や終末期で自分で動けない患者さんです。手術後で体位に制限があるものもありますが基本的に絶対うつ伏せはしてはいけないものはないのではないでしょうか。現に、仰向けばかりしていると痰が背部にたまって沈下性の肺炎となることからICUなどで呼吸器につながっている患者さんであっても体位交換のひとつにうつ伏せ寝を推奨している病院もふえてきています。 ただ体に多くのドレーンと言われる管が入っている場合などはあえてうつ伏せにして患者さんに苦痛を与える必要はないと思われますし、終末期で動けない方に関しても家族が望まない限り無理にする必要はないんじゃないかと思います。

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質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございました。

noname#23735
noname#23735
回答No.1

特に食後にうつ伏せで寝ると胃に負担がかかったり、逆流性食道炎になりやすくなったりと内臓や消化器にはよくないようです。 病院の患者さんに限らず、一般的にうつ伏せで寝る人はあまり多くないので、単に習慣というかそれぞれが寝やすいように寝た結果であるようにも思います。

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