自分は読んでないくせに他人に日経を読ませようとする
新入社員が入ってくると昭和生まれの大して出世もしてないジジイがエラソーに新入社員に
「社会人になったら日経新聞を毎日読め!それで社会の動きが分かる!」とかほざいてたりしますね。今年も来月あたりに目にします。
でも、そうやってエラソーに言ってるジジイ本人が日経新聞を毎日読んでなかったりするので、そのジジイの話を聞いていても
全く説得力なんて無いですよね。
こういうジジイは「今日の日経新聞のP12を見たか?住友化学が台湾の企業に投資したぞ。こういう金の動きを知っていると営業に行った時に発言に説得力がますぞ。日経新聞を読め。」
という言い方をしません。出世もしてないバカなジジイだから単に日経新聞を読めというだけ。
質問ですが、
そもそも新入社員に無理やり日経新聞を読ませて、何か意味あると思いますか?
新入社員だって毎日忙しいです。研修だったりOJTで先輩にくっついたりとやることは多い。
日経新聞を隅から隅まで読むとなると1時間30分くらいはかかります。この時間はどうやって捻出するんでしょうか。
出勤の時の満員電車で読めるわけないし、かと言って帰ってから読むにしても慣れない仕事でヘトヘト。さっさと寝たいに決まっています。
それに日経新聞だってタダではありません。毎朝コンビニで180円出して朝刊買うのも手間です。出勤日だけ買うにしても
21日×180円ですから毎月3,780円もかかりますね。新入社員の安い給料からこれを払わせるのも酷な話です。
このような苦しい状況でも日経新聞を無理やり読ませて、何かその社員にメリットあるんでしょうか。
その前に10人にやらせたら9人は1か月と続かないと思います。残りの1人も続いて6月まででしょうね。
それくらい新聞を金出して買って読むということを今の22歳に強いるのは難しいです。