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伴奏の作り方
MIDIファイルで作曲をしたいと思っているのですがメロディーが作れても伴奏がなかなか作れず、インパクトのある曲が出来ません。なにか伴奏を作る時のこつなんかありましたら教えて下さい。 ちなみに僕は絶対音感というものはもっていません。
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私もMIDIで作曲してます。あなたがどのくらいの経験を持っていて、どのレベルで伴奏をつけることができるのか、また、どのようなジャンルの曲なのか、わからないのですが、文面からとりあえず初心者と想定してみました。一つの例として読んでください。 例えばPops、Rock系統で、主旋律のメロディーから作るのであれば、ギター(コード)、ベース、ドラムのラインは欲しいところです。場合によってはキーボード、金管楽器、パーカッションもあると華やかになるでしょう。 私の場合はファンクを作ることが多く、速いテンポのメロディーラインのようなベースラインの進行を作ってから、主旋律、ドラム、ギター(コード)、その他の順で作りますが、下記は主旋律から作る場合に考えられる方法の例です。 ベース音は、メロディーラインの2小節ごとに最も響きのよい1音(メロディーラインにおける小節の最初の音が多い)を探し、全音符で打ち込みます。ひととおり全小節分打ち込んで聴き、リズムをつけるため、おかずを増やします。2小節単位でメロディーのリズムに合わせて、先ほど打ち込んだ音を主にして耳心地のいいメロディーを、新たに作るつもりでつけましょう。ベースラインにおける、メロディーの音程を変えてみると、がらっと雰囲気が変わって新しいアイデアが浮かぶかもしれません。あまり複雑にせず、単純なベースライン(のメロディー)をつけるつもりで。 ひととおりつけたら、ドラムラインですが、ベースのメロディー、リズムに合わせて、Rockならドッ・パン・ドッ・パンと、キック、スネア、キック、スネアのパターンで、ハイハットを拍子に合わせて細かく刻み、基本的にはそれを守ります。さびに入る前の切れ目のところにタムを入れるとつなぎがスムーズに行くことが多いです。 ギターでは、ベース音の音と、5度上の音、もしくはベース音の音から3度上、5度上の音を、2小節に1つか、1小節に1~2つ入れる程度で組み入れ、全体に入れてみましょう。別のラインで、主旋律と響きがよい、細かい音符で2小節で完結するメロディーを作り、入れてみましょう。ベース音の音階から3度上の音で作り始めてみると作りやすいかもしれません。 これで骨組みができてきました。聞いてみて、うるさいところは削りましょう。 音が足りないところに、おかずを増やしましょう。 聞いているうちに、伴奏部分の新しいイメージがわいてきて、作り直したくなったら、面倒がらずに作り直しましょう。 けっこうよくなってきたはずです。でもまだインパクトが足りないようなら、楽器を増やします。メロディーラインの休みが続く、または多い部分に、トランペットかサックスでスタッカートの音を少なめにつけてみましょう。メロディーライン中で音が薄いようであれば、ギターラインの音を細かく刻んで増やしてみるか、7度上の音・1度下の音でキーボードを挿入してみましょう。 音がごちゃごちゃになったら、響きの悪い音を外して、別の音を入れてみましょう。 そうこうしているうちに、なんとなく自分好みのハーモニーがわかってくるはずです。いきなり本曲を作るのではなく、練習曲を作ってみるつもりで試行錯誤してみましょう。 上記の作り方も私の勝手なやり方ですが、 また、好きな既存の曲を楽譜から打ち込んでみて、のりがつかめるまでコピーしまくるのも、上達の早道だと思います。 伴奏の作り方について決まりはないので、どう作ってもいいのですが、やってはいけないというのはあります。初・中級者であれば、コピーした曲を聴いてみて、その後音の組み合わせや流れについて、楽典をひもときながら研究してみるのも勉強になるでしょう。
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- netaro
- ベストアンサー率41% (46/110)
とりあえず、コード進行をきめてしまえば響きの良い伴奏は作れます。 一般的な音楽を作られているのでしたら、どんなメロディにしても「調」が決まります。(転調がある場合はどこで転調するのかはっきりさせます。) 調が決まればメロディの雰囲気からコード進行が決まると思います。 (実際にはいくつか守った方がいい「規則」がありますが、(1)、(4)、(5)の和音を多用していけば概ね無難な響きになります。もし興味があれば作曲関係の本にこういった規則などが詳しく記されていますので参考にしてください。) コード進行が決まれば、ベースが簡単に作れますし、コードをそのまま鳴らしても伴奏としてりあえずは通用すると思います。 で、大体こんな流れで「無難な」曲が出来ると思いますので、 この曲をデコレーションしてゆくと良いと思います。 個人的な見解ですが(一部本の受け売りですが)、 音楽は見た目以上にルールに縛られています。 インパクトは奇抜な単体の音ではなく、部分的にルールを崩すところに生まれるものだと思います。 ですから、本気で作曲をしたいと思われるのでしたら本を読んで「音楽のルール」を学んだが良い作品を作る事が出来るでしょう。 因みに伴奏は、絶対音感など無くても「理論」があればなんとかなります。 機械にも出来るくらいですから。
- tailkuppa
- ベストアンサー率53% (52/98)
自分の経験から思うんですが、なんと言ってもいい音楽を聞くことではないかと思います。それも、できる限りいろんなジャンルの曲を。 それも、ただ聞くのではなく、曲の表現方法について意識的になって聞くようにします。 主旋律だけを追うのではなく、各楽器の担当になったつもりで、その音だけを意識して、他のパートの楽器とどういう関係をもって演奏しているかを意識して聞くようにしてみると、なんとなく分かってくるのではないかと思います。 例えば、ドラムの気持ちになって聞いてみると、いかに単調にならないように工夫して叩いているかが分かると思いますし、ギターやペースでも、実はあまりそうとは分からないところで難しそうな演奏をしていたりするもので、そういう細かいところが全体のかっこよさにつながっているのかなぁ、と思ったりもします。 歌ものだと、歌詞に気をとられてしまってなかなか難しいんですけどね。 上記と並行して、ある程度の音楽的な知識(リズムの種類や、コード理論等)をかじっておくか、可能であれば実際に何か楽器(ピアノやギター等のソロで演奏が可能な物)をやってみると、理解が早まると思います。