皆さんもおっしゃられている通り、分解酵素の欠落です。
アルコールは体内で二酸化炭素とアセトアルデヒトに分解されます。
このアセトアルデヒトが体調に大きな問題を引きお越します。
この物質は農薬などにも使用され、本来であれば劇薬に相当する物質なのです。
人類の多くはこのアセトアルデヒトを体内でうまく分解する酵素を持っています。
ただ、アジア系にはこの分解酵素を全く生成出来ない人がいるのです。
ちなみに、「酔う」を分類すると、以下の４分類に大別されます。
１．上戸＝アルコール分解が早い＆アセトアルデヒト分解も早い
いくら飲んでも、シラフ状態。
２．下戸＝アルコール分解が早い＆アセトアルデヒト分解が遅い
ちょっと飲んだだけで、気分悪くなるので飲めない。
３．ヨッパライ＝アルコール分解が遅い＆アセトアルデヒト分解が早い
気分良く酔っ払って、後が残らない。
４．最低のヨッパライ＝アルコール分解が遅い＆アセトアルデヒト分解も遅い
飲むだけ飲んで、意識を失い、気が付けば吐き倒し、猛烈な二日酔いに襲われる。
つまり、上戸と下戸は紙一重だったのです。あなたの場合は、ちょっとは飲めるので、２に近い４なのかもしれませんね。
飲む訓練をして何とかなるのはアルコール分解に関してだけです。
なので、ちょっと損した気になりますが、「飲めない」でいいと思いますよ。
特に、女性なので、気を付けて下さいね。
