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丸の内線の赤い電車
海外で活躍する日本の車両について調べているのですが、地下鉄丸の内線で走っていた赤い電車がアルゼンチンで走っていますよね? どうしてわざわざ遠いアルゼンチンに運んで走っているのか知りませんか?? 日本のどこかで活躍すれば良いのにって思うのですが・・。
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営団地下鉄が「売却します」と広告した時(メトロニュースにも載った)にアルゼンチンから買いたいと話が来たからです。 トリビアの泉でも放映されていましたが、「車両規格」「集電方式」等が似ており(アルゼンチンの方が日本より先ね)改造等が少なくてすむのとアルゼンチンで当時走っていた車両より新しかったそうな。 何か現地では民営運行に対しての目玉だったとか・・・? なお、丸ノ内線車両は「第三軌条集電」という日本で標準の「架線集電」とは違うので他社で走らせる改造が大がかりになります。 パンタグラフ集電の地下鉄電車は「日比谷線電車=>長野電鉄」「三田線電車=>熊本電鉄」等結構例があります。 余談 映画「地下鉄に乗って」の丸ノ内線電車は東西線電車を塗り替えていますので当時の丸ノ内線電車より一回り大柄でなおかつ全面が「のっぺり」しています。
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- ceeda34
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地下鉄銀座線と丸ノ内線は第3軌条という集電方式を利用しており、他の地下鉄路線と違います。 また、郊外鉄道との直通運転もしてません。 そのため、車両も他路線や他社と比較して特殊だったのです。 丸ノ内線の車両を廃止する際にブエノスアイレスの地下鉄が名乗りを挙げたのは既出ですが、実はこの銀座線と丸ノ内線は、このブエノスアイレスの地下鉄をお手本にしてるのです。 ですから、非常に似たシステムを持っているため容易に転用可能だったんですね。 ですから譲渡がやりやすかったのです。 ブエノスアイレスの地下鉄には、名古屋市交通局の旧型車両も走ってますよ。 その他に元都営三田線の車両、東急8000系、103系がインドネシアに。 国鉄のディーゼルカーと客車がタイに。 名鉄のディーゼルカーがミャンマーに行って現地で活躍中です。 日本では旧型車両ですが、日本時代の日々の管理と整備が行き届いているため、これらの国々では新車同様の状態に間違えられるほどです。
線路の幅、車体のタイプ、電気の取り方などが違うと、走らせることは、できません。 それが、合致しても、使い勝手ということもあります。 国内で、すぐに引き取りが決まるケースも多くあります。 引く手あまた。という車両も、あれば、なかなか難しいという車両もあるのです。 こんな異国で、第2の人生?を? という車体は、いくらでもあります。
今は残念ながら廃線になってしまいましたが 茨城の日立電鉄で活躍してましたよ。 ただし、足回りとパンタグラフは日比谷線3000系のものを使ってました。