トリルやライトハンドで音が消えるということですが、まずはどの時点で音が消えてしまうのか、よく確かめてみるのが良いでしょう。 どの時点で音が鳴らなくなるかによって、対処は変わってくると思います。
テンポを落として勢い任せにせずにトリルやライトハンドを試してみて、音が消える瞬間をよく観察してみることをまずお勧めします。
トリルもライトハンドも、手法としてはハマリングオンやプリングオフの合わせ技のようなもので、ハマリング、プリングの両者をきちんとこなすことができていれば、おおよその問題点は消化できると思います。 ですので、ハマリング、プリングの双方について、やり方をよく検証して問題点を解消しておくのが良いでしょう。
ハマリングについては、勢いよく弦を捉えることがポイントになるでしょう。 力ではなく、弦を押さえる速さをより重視すると良いと思います。 音を鳴らしている弦をハマリングして音程を変えるケースでは、指の運びが遅いと、元々振動している弦を、振り下ろした指が弦に触れてからフレットに押し付けるまでの間にミュートするような格好になり、勢いを殺いでしまう可能性があります。 また、弦をフレットにぶつけた時の衝撃で音を鳴らすことを考える上でも、指を速く振り下ろす方が有利だと思います。 ですので、指を振り下ろす速さに気を遣うのが良いと思います。
プリングに関しては、ただ弦から素早く指を離すのではなく、きちんと弦を引っかくように指を離すことに気をつけると良いでしょう。 ただ離すだけではその離す指先でミュートがかかり、音が消えてしまうこともあります。 弦から指を離す時に、指先を手の中に握りこむような具合で、弦を引っかいてピッキングするように押さえている指を離せば、はっきりとした音になるはずです。
とりあえず、ハマリングとプリングの基本的なやり方について、よく注意して見直してみるのが良いと思います。
なお、トリルについては、連続して長時間継続するには、それなりに筋力と持久力が要ります。 慣れない内は、あまり無理をして手を傷めたりしないように気をつけることをお勧めします。
参考まで。
お礼
ありがとうございます! そうですね、自分の場合まだ基礎的な部分が出来ていないと思ったので、上を参考に練習していきたいと思います。