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ギターの音作りについて
ギターを4年ほどやっているんですがスタジオでのアンプ作りに困っています。理想としている音はハードロックやヘビメタ系で歪ませた音なのですが家で15wアンプで内臓のエフェクターで歪ませて練習しているときの音は軽くピッキングしても十分音が出てくれる(言葉では表現しにくいのですが)のですがスタジオのアンプでディストーション系エフェクターを使って同じように歪ませた場合はかなり音は歪んでいるはずなのに弾き応えがクリーントーンで弾いてるようで硬いイメージがありピッキングハーモニック素もうまく鳴ってくれずライトハンドなどのどのハンマリング、プリング系がしっかり発音してくれずクリーンで弾いているような感覚になります。 やはり私の音の作り方が悪いのでしょうか? ハーモニックが伸びのあるような音作りというのはどうやればいいのでしょうか??ちなみにアンプはマーシャル、JC-120両方使ったときに同じ症状になります。また弾いていて感じたことは自分のギターと自分の作った音で高音弦のリードプレイをすると一つの音なのに別の倍音が混じったようなピーピーなったような音がします。
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real_tubeです。再度の御質問に対する回答です。 まず、音作りの知識に関しては、特に専門の文献を見て学んだというようなことではなく、各種楽器関係の雑誌の記事(⇒アンプやエフェクター関連の記事や、スコアの解説、また広告等も含む)を長年に渡って読んでいったということが主なものでしょうか。 そして、それらの内容に関して、個人練習にせよ、スタジオやライブにせよ、各種器材を使った音作りにて確認していき、データを増やしていったということになります。(気になることは、どんどん実験して確認していくといった姿勢も大事かと思います。) よって、結局は、実際に音作りを行っていき、経験を積むしかないということになってくるわけですが、エレキギター/ベースの場合は、どうしても電気回路の要素が多く入ってくることにもなります。 したがって、単なる機器の操作だけではなく、最低限の電気回路の原理等も知っておくと、機器の各種設定やエフェクター/アンプの好ましい接続方法ということにおいて、かなり役に立つことになってくるかと思います。 ということで、上述したように、まずは”毎月の楽器関連の雑誌”こそがネタの宝庫といった感じになるわけですが、楽器や各種機器のメーカーのカタログやサイトを見ても色々な情報を得ることができます。(⇒”その製品が、従来のどのような問題に対して、どのように対応できるか?”といった解説を読むだけでも、色々なことがわかってくることになるものです。) とりあえずは、以下のようなサイトを見ていただいても良いかもしれません。 イシバシ楽器の器材/機器関連ページ: http://www.ishibashi.co.jp/academic/
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- Yooou
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スタジオのアンプで歪ます場合、最初アンプのみでフルに歪ませて、 足りない分をエフェクターで加えた方がいいと思います。 歪みの大半をエフェクターに頼りますと、かえって音痩せや潰れの原因に なると思いますよ。 あと気になったのが、「かなり音は歪んでいるはずなのに弾き応えが~」 というところです。 もしかして、家で使ってる15Wはトランジスタアンプ ではないでしょうか? トランジスタアンプで歪ませて練習しますとNo.1の方も 言ってる通り、ピッキングの強弱が音に表れませんので、変なクセがつきますよ。 もしかしたら音作りの問題以前に、質問者さんがギターを弾ききれていないのが 原因なのかもしれません。
お礼
音の強弱のバラつきが出るということでしょか? そちらの方は練習して改善しましたので大丈夫な気がします。 ありがとうございました。
- real_tube
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これについては、”アンプの電気回路の方式(⇒チューブ(真空管)系のアンプか?、トランジスタ系のアンプか?)”、”アンプそれぞれの個性”、そして”音量の設定”といったことも関係してくることにはなります。 しかし、基本的には、”小型(ミニ)アンプを使う場合”と”大型のアンプを使う場合”とで、エフェクターを含む全体の構成(⇒使用機器及び接続方法)を異なるものにする必要があるということになります。 また、”大型のアンプで大音量を出す場合を基準として、ピッキングの強さやミュート等、演奏方法を考える必要がある”ということにもなるものです。 まず、小型アンプと大型アンプで音が異なってしまう理由としては、以下のようなことがあります。 1.小型アンプでは、簡易的な電気回路で、かつ比較的低電圧の電源で回路を作動させていることもあり、入力された波形が崩れやすく、波形の大きさ(電圧の大きさ)の大小に関わらず、一定値になってしまいやすい。(⇒これにより、音が簡単に歪みやすいということでもあります。”音を歪ませる”とは、波形をクリップ(大きさを切り揃える)したり、形を変形させたりして、高域の倍音(高調波)を作ることが基本となります。) 2.1によって、ピッキングの強弱に関わらず一定の音量になってしまいやすく、また軽い力でのハンマリング・オンやプリング・オフ、あるいはタッピング系の技等でも、十分な音量として出てしまう。 したがって、”アンプで歪ませる場合”及び”エフェクターで歪ませる場合”共に、見かけ上、音のツブが揃ってきれいに聴こえ、さらにロングサスティーンにもなるので、うまく弾けているように感じてしまうことになる。 3.これに対し、大型のアンプの多くでは、十分大きい電圧で、余裕を持った回路での動作となるので、ピッキングの強弱等が十分音に反映されやすく、歪ませている割には、ロングサスティーンが得にくいといった結果となりやすい。(ただし、ハイゲインのアンプで歪ませる場合においては、小型アンプと同様な効果が得られるので、ピッキングの強弱等が一定化されることになる。) このようなことで、小型アンプでの場合と同様なセッティングを、大型アンプの場合にも適用するとうまくいかないことが多くなります。よって、一般的には、次のようなことを実施することが必要となるかと思います。 (1)十分に強いピッキングができ、また、ハンマリングやプリング等のフィンガリング時の音量も十分に出すことができるようにすることが大前提となる。(⇒まずは、ギターの生音レベルで十分に鳴っていることが必要ということです。強いピッキングができれば、ピッキングハーモニクス等も十分に出せるようになるはずです。また、これに関連して、ピッキング時やフィンガリング時のノイズを出さないような、確実なミュート等も重要となります。) (2)JCM800等のマーシャルでは、アンプ単体では歪みにくいということがあるので、オーバードライブ等のエフェクター(⇒あまり歪み過ぎるエフェクターではないほうが良い)をアンプの前段に接続してブースターとして使用すると、ほど良い歪みを得られることになる。 ただし、JCM900やJCM2000等のマーシャルで”通常レベルの歪みが足りない”という場合は、やはりピッキングが弱いという可能性が強くなる。 (3)JC-120(またはJC-160)使用時においては、エフェクターで歪ませるということになるが(⇒JC内蔵のディストーションは使いものにならないので)、トランジスタアンプということで音ヤセ等が生じやすい。よって、チューブ回路のディストーション等、良好な歪みを得られるエフェクターを使用することが必要となる。 大型アンプ使用時に、”別の倍音が混じったようなピーピーなったような音になる”ということに関しては、エフェクターで歪ませ過ぎているために、ハウリングぎみの音になってしまっている状態かと推測されます。 エフェクターで歪ませるのであれば、やはりエフェクターのGAINやDRIVE等のツマミはできるだけ下げ、ピッキングの強さで歪ませるようにするべきです。また、上述したように、マーシャルを使ってアンプで歪ませる場合には、エフェクターでの歪みはそれほど必要でなくなります。 ちなみに、LINE6のPODに代表されるようなモデリング系機器でライン録音をする場合等にも同様なことが生ずることが多くなります。(モデリング機能を搭載したマルチエフェクターでも同じです。) これは、近年ではレコーディングでモデリング機器を使用することも多いプロミュージシャンでもよく見られる現象ですので(⇒CDの音と、ライブでの生の演奏の音(演奏レベル)が違うということです)、プロ/アマを問わず、本当に良い音を出したければ注意すべき重要なことであると思います。
お礼
大変詳しいご説明ありがとうございました。 大変参考になりました。 real_tubeさんはどのように音に関しての知識を得て いるのでしょうか?私も音作りのためみ勉強したいと思うので何か良い文献やHPはありますでしょうか?
お礼
再度回答ありがとうございました。 やはり何年自分で色々試行錯誤して得ていくというのが一番重要なようですね。 オススメのサイトありがとうございました。