No.1の方の回答の「羊たちの沈黙」シリーズに代表されるように、大体「探偵=殺人犯」の類型がミステリの王道(チョット言い過ぎですね!)というくらいたくさんあるはず。
といっても、ストーリーの特に犯人を書いちゃうのはまずいから紹介が難しい。
ボヤっと言えば、名探偵のシリーズ物で「探偵が最後に犯人になる」逆のケースも多い。(信じきっていた探偵が、ヨモヤ犯人とは!と読者が驚くので)
自分は最近長編や高い本・重い本は読む根気が無いので軽いものを幾つか(時間ができたとの事ですから)
最近の作品で
(1) 「ハサミ男」(メフィスト賞受賞)殊能将之:タイトルはスプラッタ風も、内容はサラッとしててしかもミステリのツボを押さえてる作品。(2作目以降も良い)当然連続殺人のハサミ男が探偵役(これはバレても最後まで読める)
(2) 「レッド・ドラゴン」T,ハリス:ご存知「ハンニバル」シリーズの第一作目。ここでは、「レクター博士」は助演男優賞めいた役で登場。犯人の描き上げ方は実に見事で、「連続殺人犯のレクター博士」は犯人を操る役で(探偵役じゃ無かった、スイマセン)探偵役はレクターを逮捕した刑事で、「君が私を逮捕出来た理由は知ってるだろう?私たちは瓜二つだからよ!」とレクター教授に言われる性格。《一度映画になったが、レクター博士が活躍するのは、次の『羊たちの沈黙』から。この「レッド・ドラゴン」では、作者も脇役として書いてる。それが、A・ホプキンスでアカデミー賞取ったから、現在A・ホプキンスが再映画化してる最中です。》「ハンニバル」のグロな描写一切無し。ちなみにレクターのモデルは実在してます。何人殺したか分からない位の大量殺人鬼も、最厳重刑務所で時々「昔の事件の記憶」を思い出し、捜査官に伝える(死刑よりその方が迷宮入りの事件を減らせるから有益との判断で)FBIの特別捜査官役としてまだ生存してるはず。
(3) 面白くないけど「犯人をさがせ!」「探偵を捜せ!」など書いたP,マグレガー。(詰まんないけど、創元文庫で安い)
すいません。種が尽きました。ミステリもパターンが出尽くしてる(といわれてウン十年も)のでキリが無い。犯人役&探偵役パターンは:猫・猿・犬・幽霊・登場人物全部(犯人も探偵も)・犯人無し(自殺・自然死etc)・被害者無し・宇宙人・魔女・超能力者・僧・牧師・子供など(本当に全部作品としてあります)
P.S.最後に忘れてた!一番驚くでしょうこの犯人は。もう何十人殺しても一向に捕まらないので退屈して、OSIETEに回答を書いてる私。明日行きますよ!(冗談です。冗談怒らないで下さい(笑)チョットはヒヤっとしましたか?許して下さいね!(サイトの人に削除されるか?)
お礼
あっ、何となくコレ臭い!確か、実在の人物です。 「ヴィドック」って映画がそれだったんですか・・・内容を知らずに、見逃してしまいました。 「ヴィドック」でちょっと検索してみます。ありがとうございました。